こんにちは!
現在、子育てと仕事に奮闘中の私ですが、毎日学びが多い日々を送っています。
そんな中で出会った本が、ロングセラーと話題の「自分の親に読んでほしかった本」です。
BAILA世代にも、悩めるママは多いのではないでしょうか。
少しでも役立つ情報になればと、本日は少しご紹介したいと思います!
・はじめに
まず初めにお伝えしたいのですが、
このタイトルを聞くと、「親への不満」や「もっとこう育ててほしかった」という感情がテーマになっているのでは?と考えるかもしれませんが、そんなことはありません。
むしろ、この本を通じて私は「親もひとりの人間」であり、さまざまな状況や思いを抱えながら育ててくれていたのだろうと、改めて感謝の気持ちが湧きました。
・本の概要
日本では2023年10月の発刊以来、既に12刷。
世界46ヵ国200万部のベストセラー。
それほど、親子関係は世界中の誰にとっても永遠の学びテーマなのだと思います。
ざっくりと、内容をご紹介。
◼️著者:フィリッパ・ペリー
英国の心理療法士。
◼️本書の目的(引用)
本書は「子どもとの関係をどう築いたらいいか」を説いた
すべての親に向けたアドバイスです。
「私たちがどう育てられ、
それが私たち自身の子育てにどう影響するか、
親としてどんな間違いをおかし、
そのなかでも最悪の間違いはどれか
それにどう対処したらいいかを書きました。」
◼️本書の解説内容例
⚫︎子育ての負の連鎖を断ち切るにはどうすればいいか
⚫︎親はどこまで厳しくするべきか
⚫︎親子の絆を深めるコミュニケーションの取り方
⚫︎妊娠・出産期の悩みへの具体的な対処法
⚫︎子どもの心の健康の育み方
⚫︎思春期の子どもとの適切な距離感
⚫︎自走できる子どもになるために必要なスキル
⚫︎子どもが変わる行動指針
・本から学べること
書ききれませんが、主に以下の学びを得られました。
本書では、具体的な実践アドバイスが提示されているのが良い!
✔️完璧な親ではなく誠実な親に:
親も間違えることがあるし、そんな場合はきちんと謝る親の姿を見せる◎
✔️ラベリングしない:
「器用な子」「せっかちな子」などのラベルを勝手につけない。
「この絵を描くのに集中していたの、とても良いと思った。この赤色が明るくて好き」など、具体アクションに対する自分の気持ちを伝えると◎
✔️無理に気を逸らせない:
例えば、子どもが何かに悲しんでいる場合、無理に別の事柄を持ち出して気を逸らすのではなく「〇〇がとても悲しかったんだね」と子どもの気持ちに共感を示す◎
親がパニックになったりせずに、冷静に、毅然として、楽観的な態度が大切。
✔️関心をしっかり向ける:
(耳が痛いですが)スマホやPCを見て、適当な受け答えをしない。子どもを1人の人間として、双方向のコミュニケーションを行う◎
十分に関心を向けてもらえなかった子どもは、人間関係に気を取られたり、関心を引いたり自信をつけるための大きなパフォーマンスをしないと感じる可能性がある。
・少しずつ習得したい
まだ私の子どもは0歳なので、きっと壁にぶつかるのはこれから。
仕事にも追われる日々の中で、余裕をなくしてしまうことも多いと思います。
本書には「自分ができていないこと」「耳が痛い話」がたくさんあるので、既に付箋だらけなのですが、
きっとすぐに完璧に実行するのは難しいので、トライアンドエラーを繰り返したいなと思います。
私も「親としては0歳」なので、子どもや主人と一緒に少しずつ成長していけたらなと🌸
・終わりに
この本は、親子関係に限らず、あらゆる人間関係に対しても役立つ学びがあると思います。
そして、重複にはなりますが、これまで育ててくれた親や兄弟、周りの友人への感謝の気持ちを改めて実感できるきっかけにもなると思いました。
ご興味がある方は、ぜひご覧になってください。