三度の飯より恋愛漫画が好き!
甘すぎるタイトルが並ぶKindleのライブラリーは誰にも見せられません、今越さくらです。
いくつになっても恋愛に胸キュンを求めていたいです(堂々)
少女漫画好きは小学生の頃から。
りぼん、なかよし、ちゃおを毎月購読してました。
高校を卒業してもう10年が経ちましたが、今でも学園ものを読んでキュンキュンできます(照れ)
恋愛漫画でしか補給できない栄養があるんです!!!(断言)
……暑苦しい前置きになりましたが、今回は、恋愛漫画は甘すぎるくらいがちょうどいいヨ党支持者の私が「甘すぎる…ッ」と唸った漫画を紹介します!
初めて恋をした日に読む話
わたしがオススメしたいのは「初めて恋をした日に読む話」(持田あき・集英社)
この漫画は、東大受験に失敗してから、就活も婚活もうまくいかず、生きがいを感じられないまま生きてきた30オーバーの4流予備校教師・順子が、底辺高校の不良高校生・匡平を東大に入れるべく奮闘する物語です。
2人の恋愛場面もたくさんあるんだけど、スポ根か?ってくらい受験勉強に体当たりしている作品です(笑)
大学受験を通して、将来のことを考え、どんどん大人になっていく匡平は、明るい未来に満ち溢れているように見えて、とっても眩しい。
でも、匡平を合格させるために、大人の意地を掛けて一所懸命になる順子も輝いて見える。
全力で走る2人を見ていると、若いとか、老けたとか関係なく、自分の人生で本当に大切なものを見つけたとき、人は強くなるんだということを教えてくれます。
お察しの通り、順子と匡平は先生と生徒という関係を超えて惹かれ合います。でも、未完の作品なので、結末はまだわかりません。
大人として社会に負うべき責任と、溢れて止まらない匡平への気持ちの間で揺れる順子の心模様は、明るいものではないときも多いです。
匡平への気持ちを振り切ろうと、婚活をしてみたり、他に好きな人を作ろうとしたり……迷走すればするほど、匡平への気持ちを確かなものにしていく姿が、もどかしい!
それでも、2人の関係がキラキラして見えるのは、恋愛感情を超えた信頼=絆を感じるから。
どんなことでも、この2人なら乗り越えていくんだろうなっていう強さを感じます。
いつかこの恋が思い出になる日が来るとしても、相手を好きになったことを後悔しないんだろうなって確信的に思える。本当に素敵な2人だなぁと思います。
さて、これ以上はネタバレになりそうなので、わたしがキュンとしたセリフをいくつかご紹介して、このブログを終わりたいと思います。
「私のそんな純情を送る相手は間違いなく君だよ。大事にしよう。そんな相手が見つかったことを」(順子)
好きな人ができると、その人のやることなすこと全部をつい見守っちゃいますよね。そして、そのピュアで温かい眼差しは、言葉がなくても不思議なくらい気持ちを伝えてしまう。きっと、鏡で見たことのないくらい優しい表情をしているんだと思います。
つい忘れがちですが、そんな表情をさせてくれる人に出会えた奇跡に感謝ですね。
「まだまだ何かできるって思わせてくれる。あんな奴なかなか会えない。絶対逃したりしない」(匡平)
「何かできるって思わせてくれる」。これは、わたしが付き合ってる人に一番言われたい言葉の一つです。一緒にいることで、成長したいって思ってくれたら嬉しいし、わたしも負けじと頑張れます!
パートナーが立ち止まってしまった時にも「わたしがついてるよ」と声を掛けられたらいいなぁなんて妄想しちゃいますね(笑)
それにしても、「絶対逃さない」はあまーーーーい!!!(笑)この人は手離しちゃいけない人だって分かっていることが尊いですね。こんな台詞、言われてみたいです!
おわりに…
いかがだったでしょうか?
気になった方はぜひお手に取ってみてくださいね。
それにしても、どうしてタイトルが「初めて恋をした日に読む話」なんだろう?伏線回収があるのかな…?最終話まで追いかけたいと思います!
以上、今越さくらでした!