こんにちは、バイラーズ小池です。
寒い日が続きますね。
前回ブログでお伝えした「ゆず湯」などの薬湯に代表されるように、昔から日本では『お風呂で健康』の習慣がありました。環境省から発表された資料によると、日本全国で温泉地は約3,000ヶ所あり、年間利用者は(コロナ前までは)1憶人を超えていたそうです。それほど日本人は「お風呂・温泉好き」が多いのではないのでしょうか。それに伴い自宅で使用するバスグッズも豊富になってきており、おうち時間を楽しめるようになっていますよね^^
特に入浴剤は「成分(期待する効果)」「香り」「色」の効果により日々の疲れを取りリラックスする時間を過ごすことができるので、その日の気分によって疲労回復・リラックス・保湿・美肌・発汗など使い分けています。
そこで、今回は「入浴剤の種類と効果」についてお伝えできればと思います✨
入浴剤は主に以下6種類に分かれているそうです。
① 無機塩類系(塩系)
② 炭酸ガス系
③ スキンケア系(ミルク系)
④ 酵素系
⑤ 生薬系
⑥ クール系
①無機塩類系(塩系)
特徴:最もポピュラーなタイプ。ミネラルを豊富に配合した無機塩類系の入浴剤は、湯船に入れると温泉水のようなお湯に変わるため、自宅で温泉気分が味わえる。
効果:ミネラルを豊富に含み温浴・発汗効果が高いため、冷えを改善したい人におすすめ。また血行促進効果によって肩こりや腰痛・疲労の回復に効果を発揮しやすく、湯冷めしにくい。
②炭酸ガス系
特徴:炭酸水素ナトリウムなどの炭酸塩とクエン酸などの有機酸類を組み合わせることにより、シュワシュワとした炭酸ガスが発生。炭酸ガスが皮膚から入り込み、カラダの芯までポカポカに。
効果:炭酸ガスが血管を拡張するため、冷え対策や筋肉の疲労回復などに向いている。素早く体の芯まで温めてくれるので、短時間の入浴でも湯上りのポカポカとした温かさが続く。忙しい人にもおすすめ。
③スキンケア系(ミルク系)
特徴:無機塩類(塩系)に保湿成分をまぜたもの。白くトロッとしたお湯に変化するミルク系の入浴剤は、白濁した濁り系が多く保湿成分が豊富。粉末タイプのほか、液体タイプのミルク系入浴剤も人気がある。
効果:保湿成分が配合されているため秋冬の乾燥が気になる時期や、乾燥肌の人におすすめ。全身のすみずみまで保湿成分がしっかり行きわたる。
④酵素系
特徴:皮脂のタンパク汚れを分解する「酵素」が配合されている。酵素系の入浴剤を入れたお湯に10分~15分ほど浸かると余分な角質や汚れなどが分解され、毛穴汚れが落ちる。
効果:余分な角質を除去する「ピーリング効果」があるので、なめらかな肌が期待できる。肌のザラつきやくすみが気になるときにおすすめ。
⑤生薬系
特徴:生薬が配合されており、生薬の成分によって効果が変わる。さらに”ハーブの香り”がするのが特徴。
効果:生薬系の入浴剤は、生薬の持つさまざまな効果を感じられる。例えば「ラベンダー」が配合された入浴剤は、香りが豊かで眠れない夜やリラックスしたいとき。そのほか「ミカン」、「ショウガ」、「ユーカリ」が人気らしい。
⑥クール系
特徴:主にメントールが配合され、清涼成分が入っている。
効果:メントール成分により、入浴後さっぱりとした清涼感が味わえる。夏場におすすめ。
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以上、入浴剤の種類とそれぞれの効果をお伝えさせていただきました。
1つ留意したいことは、入浴剤の効能は"肌を清浄にしたり保湿や潤いを与える程度"ということです。医薬品ではないので、治療目的に使用することはできません。
※医薬部外品の入浴剤もあるのですが「人体に対する作用が緩和である」ことが条件となっています。
※入浴剤:各メーカーが検証実験を繰り返して用法容量を決めているので、注意書きを読んで適切な使用量を守るようにしましょう。
しかし「病は気から」という言葉があるように、好きな色や香りに包まれて心が癒されるとカラダも癒されるはずです✨(^^)
お風呂で気分転換したりリフレッシュすることで、物事をポジティブに考えられるような時間をつくれたら、ストレスも減っていけるのではないでしょうか。
日々温まって、健やかな心を保ちたいものです★
では、また🌈