こんにちは。さわこです。
BAILAの読者の皆さまの中にもファンが多いと思います、人気作家の江國香織先生。
私も大好きで、数々の作品を長年楽しませていただいているのですが…

何度も読み返してしまうエッセイの一つが、「泣く大人」(角川文庫)です。
私はとにかく江國さんの感性や描写(特に食事に対する)が大大大好きで、学生時代にこの本を読んだ私はこんな生活を送る女性になりたい…!と憧れたものでした。
編集者との二次会にレーズンバターを探しに繰り出したり、パートナーとのけんかの後に深夜営業の本屋に逃げ込んだり…。

今のところ、学生時代に自分が憧れたような素敵な女性になったかというとかなり怪しいのですが、
外で飲み歩くのが好きな私がどんなにお店の方と仲良くなってもプライベートに近い距離に絶対ならない、(でも何らかのタイミングで〝友達〟として助けられることがある)というなけなしのルールを守ったりしているのは、確実に江國さんのこのエッセイに影響を受けました。(苦笑)
スピンオフ的な存在なのか、「泣かない子供」では江國さんの家族や幼少期などもっと深遠な部分について語られていて、いろいろな愛の形に触れられます。
大人になるとなかなか泣ける場所もなくなってくると思うのですが、お風呂の中、深夜の車内、あるいは映画館の暗闇……日常に心を洗えるそんな小さな隙間があることを思い出させてくれるエッセイ。
これからも私のバイブルとして長いお付き合いになりそうです。

























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