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バイラ読者モデルの中島です。
4月といえば、新年度がスタートするタイミング。心機一転、何か新しいことを始める方、一人暮らしを始める方、新社会人デビューの方も多いのではないでしょうか。
今回は、新生活を始める際におすすめしたいキッチンアイテムをご紹介します!
新生活に迎え入れたい「亀の子束子」
ご紹介したいのは、100年以上の歴史を誇る、洗浄用品・日用雑貨のパイオニア「亀の子束子 西尾商店」のたわしたち。一概にたわしといっても、たわしのラインナップだけでも40種類ほど(!)もあるんです。
皆さんは、お皿洗いの際には何を使って洗っていますか?
我が家はスポンジ使いがメインで、ガンコな汚れには紙の緩衝材(通販で荷物を頼んだ時に段ボールに入ってる紙)を使って落としたりと、たわしに至っては元々使わないor100均で十分!と思っていた派でした。
そんな私が、亀の子束子に出会ったことで生活が大きく一変。使い始めて早二年選手となりましたが、日々使う度に「やっぱりいいなぁ…」と感じずにはいられないんです!
(…え〜、たわしネタ??と思われた方。リターンせずに是非お付き合いを!)
適性や個性も異なるたわしたち
現在の我が家のスタメンはこの三つ。そもそもたわしの素材だけでも三種類あり、適した場所や個性もそれぞれ異なるので、洗う対象によって使い分けをしています。
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①パーム(ココナッツ繊維)のたわし
②棕櫚(シュロの木の皮の繊維)
③サイザル麻
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亀の子束子の直営店で初めて実物に触れた時、「これは私の知っている、硬くてチクチクしたたわしと違うっ!」と感動したのが、「白いたわし ホワイトパーム【大・かため】」と「棕櫚(しゅろ)たわし極〆【No.5】」。
そして、今回新たに仲間入りしたのが「白いたわし サイザル麻【小・やわらかめ】」です。
①白いたわし ホワイトパーム【大・かため】
◆白いたわし ホワイトパーム【大・かため】/880円
手のひらサイズの白いたわし。
鉄フライパン/スキレット/ザルなどに適しています。
適度な硬さを持つパームは、繊維の頭の部分で「掻きだす・こすり取る」洗いが得意。
亀の子束子に使用されているホワイトパームは、「ココヤシ」の木になるココナッツの実の繊維で作られ、パームを安全な過酸化水素水で脱色したもの。安全で環境にも優しい素材です。
我が家では、鉄フライパンやスキレットの汚れ落としに大活躍中!
使っている三つの中では強度もあり、一番硬いたわしなので傷つきやすい素材には不向きですが、ガシガシ洗えて全くヘタりしらず。こびりついたガンコな汚れも軽い力で落とせるところも魅力的。
②棕櫚たわし極〆 No.5
◆棕櫚たわし極〆【No.5】/880円
手に馴染む縦長サイズの茶色いたわし。
ホーロー鍋/バット/木のまな板などに適しています。
強度と柔軟性を併せ持ったシュロは、「腰」での洗いが得意。
繊維の先も細く、細かいところにも入り込んで汚れを掻き出すことができます。
棕櫚の木の皮の繊維を贅沢に使い、高い技術を持つ和歌山工場の熟練職人が手作業でひとつひとつ手で制作したものです。
通常のゴワゴワたわしでは傷付いてしまう素材にも適していて、我が家ではSTAUB鍋や野田琺瑯のバット・ホーロー容器の汚れ落としに大活躍中!
洗う時の手馴染みのよさや、しなやかさが本当に絶妙でして…!!棕櫚たわしは、サイズや形違いでNo.1〜6までと種類も豊富なのですが、No.5のサイズ感が他に浮気できないくらい最高なんです。(亀の子束子の取り扱いがある近所の生活用品店には、棕櫚のNo.5が置いてなく、オンラインストアでわざわざ買うほどのお気に入りです…!)
台所に1つあると、本当に重宝してくれる万能選手であり、“一度使うとやみつきになるたわし”だと思っています(笑)
③白いたわし サイザル麻【小・やわらかめ】
◆白いたわし サイザル麻【小・やわらかめ】/770円
手のひらにおさまるサイズの白いたわし。
汚れのひどい鍋/油汚れの予洗い/コーティング加工のフライパンなどに適しています。
高い柔軟性と吸水性が特徴のサイザル麻は、やわらかい繊維の集合体で汚れを洗い落とすような「線」での洗いが得意。
持った時に全くチクチクせず、手に吸い付くような使い心地。主に健康たわし(亀の子束子では、ボディ用たわしも取り扱いがあります)にも使われている素材なのだそう。
素材のサイザル麻には油分や汚れをはじく力があるので、我が家では油汚れがひどいものの予洗いに大活躍中!
私の中で一番頭を悩ませていたのが、カレーやミートソースを食べた後、煮絡めたり揚げ物をした後のベトベトする鍋の存在でした。
紙の緩衝材で拭き取っても完全にベタつきは取り除けず、結局仕上げはスポンジやメラミンスポンジ任せに…。もっと何かいい方法はないものか、ずっと模索していました。
しかし今は、サイザル麻のおかげで怖いものナシ!それこそ最初は、「この白いたわしが汚れるのすら嫌だな〜」と抵抗感すらありましたが(笑)、どんなベットリした汚れもスルッと拭き取るように落とせるから快適なんです…!
少量の洗剤で済む点(軽い汚れなら洗剤なしでも◎)や、スポンジの交換頻度を少なくできた点も、気持ちをラクにしてくれました。
たかがたわし、されどたわし
【左】亀の子束子/【右】100均のたわし
亀の子束子は、安いものでも一個400円〜。値段のことも考慮し、一度は100均のたわしや300均のシリコン製のものを取り入れてみたこともあるのですが、やっぱりどうも使いにくい。そして違いが歴然でした。
持った時の感触、手馴染みのよさ、水切れのよさ(速乾性)。亀の子束子に勝るものはないなぁ…と、しみじみ感じさせてくれたのです。
そして、役目を終えたらハイ終わり!ではなく、その後はお掃除用として違う形で活躍してくれます。
安くてもすぐにヘタれてしまうものを買うより、モチのよいものを使った方が長期的に見てもお得ですよね。
日常のほんの何気ないことかもしれませんが、少しでも負担が軽減されたり、楽しみながら日々の生活に向き合うことができるって大切ですよね。
生活が豊かになるものには積極的に投資していきたい、そんな風に思う今日この頃です。