いつもブログをご覧いただきありがとうございます。
スーパーバイラーズの中島です。
暑い日、じめじめと不快な日を繰り返したりと気候変動も大きい中、お仕事に家事、子育てと日々頑張っているすべての皆さま本当にお疲れさまです。
先日、友人とLINEのやり取りで「もはや生きてるだけで偉いよね〜」なんて会話をしたばかり(笑)。人間だもの、何もやりたくなくてどうしようもない日だってありますよね…。
私はほぼ毎日のように自炊をするのですが、正直言うと料理をつくることよりも献立を考えるのが億劫で苦手なタイプ。口癖は、「今日の夕飯どうしよう」。
つくるものが決まらないと、途端に料理に対する腰が重くなる、というのが自身の課題でした。
さらに、料理は品数やバランスも求められる上、食べてくれる存在がいる場合はそこに“喜んでもらいたい”という気持ちもプラスされますよね。でも、できるだけ時間はかけたくないし、手際よく作れるのがベスト。
あとは、前を向ける日もあれば、どうしようもなくしんどくてやる気の出ない日だってあるわけで……。
献立迷子の頼れる救世主!
そんなときに頼れるべきは、料理家さんや料理好きの方たちが発信してくださるレシピたち。レシピ本やネットだけでなく、今はTwitterやYouTubeからも無料で情報を取得できる時代。
献立迷子を導いてくれる、頼れるツールがたくさん存在しているのは非常にありがたいことです。
好きな料理家さんは何人もいるのですが、今最推しなのが、BAILAでも大活躍中の長谷川あかりさんです。
BAILA誌面やYouTubeにもご出演中で話題&大人気の長谷川さんは、SNSで度々レシピがバズっていたり、執筆されたレシピ本はベストセラーになっているなど、今注目の料理家さんでもあります。
6月14日に発売された二冊目のレシピ本『つくりたくなる日々レシピ』も手元に迎え入れ、早速私の愛読書に。(発売翌日に書店をハシゴしたにも関わらず、大人気すぎて売り切れでした!)
ここ連日の我が家の食卓は、見事なまでに長谷川あかりさんレシピを参考にしたラインナップ(笑)。献立に悩むことも減り、レシピの幅もグンと広がり、さらには“身体を労ってあげることができているな〜”と実感できる、身体にやさしい味付け中心であるのも嬉しいところ。
やる気ゼロでも「つくりたい」気持ちにさせてくれる
そんな献立迷子の私が、長谷川さんに救われるキッカケ(原点)となったのが、レシピ本の表紙も飾っている「酒蒸しハンバーグ」のレシピでした。
「あ〜料理したくない。誰か作ってくれないかなぁ〜」というやる気ゼロの状態でTwitterを眺めていたところ、ふと目にとまったツイート。
フライパンひとつでできて、手も使わず、しかもふっくら仕上がる…??
私が知る一般的なハンバーグのレシピは、「玉ねぎをみじん切り(+軽く炒める)」「ボウルで材料をこねる(洗い物も余分に出る)」「別でソースを作る」と、しんどいときには特に避けたくなるオンパレード。
ですが、これは全く異なり、材料も工程も非常にシンプル。最初は半信半疑でつくり始めました。
そして、洗い物も余分に出さずに、簡単でふわっふわのハンバーグが完成!
酒蒸しハンバーグはどちらかというと、ちょっぴり大人向けの味という印象。お子様メニュー好きの夫の反応が気がかりだったのですが、そんな心配は取り越し苦労でした。
今では我が家の定番メニューに加わり、自信をもって出すことのできるレシピのひとつになってくれました。
料理をする私って素敵!と思えるレシピたち
長谷川さんのレシピを好きな理由は、おいしさ以外の気楽、おしゃれ、楽しい、ヘルシーの要素がバランスよく盛り込まれているから。
▲長谷川さんのレシピ本で食卓を彩った日。飲み会続きだった夫の胃にも沁みたようです…
【サーモンコロッケ/フライパン蒸し豆腐(万能ピーマンねぎミョウガソースかけ)/厚揚げとスナップえんどうのみそ汁】
『「簡単でおいしい」だけじゃなく、「料理をする私って素敵!」と感じられた方が、なんだかおトクだなと思います。』(「つくりたくなる日々レシピ」より)
いらないと感じた部分は削ぎ落とし、料理の楽しい部分はあえて残してある長谷川さんのレシピたち。
料理をしていると、出汁を取る・薬味をすりおろす・じっくり煮込む工程など、確かにひと手間かかる部分は億劫になりがち。
ですが、それらをすることでよりおいしさを追求できたり、“私、料理してる!”感を味わえるものだったりするんだよね…と、大いに共感。
▲夫が不在のひとりご飯は、どうしても適当になりがち。具だくさんの主役スープがあれば、栄養も摂れてこれだけで大満足。白米を落として雑炊風にするのも美味◎
納豆をあまり好まない私にもピッタリのメニューでした!
【豚肉と納豆のピリ辛トマトスープ】
▲意外と頭を悩ませるのが、副菜。これはチャレンジメニューでしたが、きゅうりをバターで炒める斬新なアイデアに驚きつつも、海苔と粉チーズがこんなにもマッチするとは!和洋問わず合わせられるのも◎。クセになる不思議なおいしさです。
【海苔キュー炒め(長谷川さんのTwitterレシピより)】
▲お肉料理に偏りがちな我が家の救世主、お魚料理のレシピ。サーモンは食卓にも登場する回数が多いものの、いつも同じような味付けになっていたのでバリエーションが増えたのが嬉しい!簡単でお肌にもイイ、おいしいなんて一石三鳥♪
【サーモンのソテー、ガーリック青のりバターソース(@BAILAの「長谷川あかりのご自愛ごはん」より:クリックで記事に飛べます)】
▲長谷川さんのインスタライブをキッカケに、翌日早速つくってみた肉じゃが。簡単なのに贅沢さも感じられる味染み肉じゃがに、夫も大興奮!お肉も柔らかな仕上がりに♡
【シンプル肉じゃが】
サラダがどうも手抜きになりがちな私。(夫にもサラダもう少し頑張れ!と言われること多々…)夫も大絶賛、自身も大好きなカマンベールが乗ったこのサラダは、俄然つくる気がわき起こるので定番化決定!
【春菊とアボカドのカリカリカマンベールサラダ】
料理に対する肩の荷がおりて、前向きに
私の中で、日々向き合う料理は家事の中でも重要な役割をしめると思っています。
「ちゃんと料理をつくらないと」という気持ちが根強くあって、「お惣菜に頼っちゃダメだ」「栄養があってバランスのよいものを」がさらにのしかかり、配達やお弁当に頼ってしまったときなんて、もう罪悪感でいっぱいに…。
納得いく形で料理と向き合えなかったときは、自分が嫌になって責めてしまってばかり。
そんなとき、長谷川さんのレシピ本に載っていたQ&Aコーナーの回答とInstagramに綴られた言葉たちに救われました。
『頑張りすぎてつらくなると料理が嫌いになっちゃうので、しんどいときはつくらなくていい。』
『日々の料理に向き合うときって、つくりたい、つくりたくないという2種類の気持ちではなかなか片付けられないというか。
つくりたいけど、つくりたくない。つくりたくないけど、何かはつくりたい。そんな日が大半なのではないかなと思っていて。
そんな時に、そのつくりたい気持ちの方をそっと後押しする要素が少しでもレシピの中に込められていたら嬉しいなと、私が実際にこれまで作って自分自身の支えになった料理を収録しています。』
『家庭料理は生活の一部です。おいしいこと、食べる人の身体に優しいことはもちろん大切ですが、何よりも、作る人にとって無理のないものであることがベスト。それに加え、つくる人が前向きに楽しく取り組めて、つくった自分を褒めてあげられるようなレシピがあったら、さらに理想的だなと思います。』
この言葉たちのおかげで、私の心はすうっと軽くなり、解きほぐされていく感覚をハッキリと感じました。「あ、それでいいんだ……」と。
文章は一部抜粋したものなので、その後に続く文章もぜひ読んでほしいのですが、料理家でありながら同じ目線で物事を捉えられている長谷川さんを、身近に感じられて嬉しくなった瞬間でもありました。
もし、私と同じように気持ちががんじがらめになっている人がいたら、長谷川さんのレシピや考え方に触れてみてほしいです。
きっと、そこに心が軽くなるヒントが待っているはず。
※レシピの詳細については、長谷川さんのTwitter、@BAILAの記事、レシピ本をぜひチェックしてみてくださいね!