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スーパーバイラーズの中島 真亜沙です。
8月下旬の出来事になりますが、1泊で山梨の方まで足を伸ばしてきました。旅のメインは、日本初のグランピングリゾート「星のや富士」への宿泊。
自然の中にあり、部屋（キャビン）からも美しい景色（富士山が目の前に！）を望めるのが魅力の施設。
ただ、残念なことに天候（雨が降ったり止んだり）の関係で富士山は一瞬も拝めずに終わりました…。涙
前編では、星のや富士の施設について詳しくレポートしましたが、後編では食事やグランピング体験、服装などについてレポートしていきます！
食事は非日常体験の連続！
旅の醍醐味といえば、やはり食事ではないでしょうか。
星のや富士では、ダイニング・キャビン（部屋）・クラウドキッチン（屋外）・フォレストキッチン（屋外）の4箇所で食事を楽しめるようになっています。
■1日目の夕食は「狩猟肉ディナー」体験！
今回の旅で一番楽しみにしていた夕食。
人気のオプションなので、数ヶ月前から事前予約も済ませていました。（早めの予約を推奨します！！）
「狩猟肉ディナー」は、森の中のアウトドアダイニング【フォレストキッチン】でジビエを堪能できるプログラム。写真は、その会場に繋がる、特別感溢れる入口です。（上記写真は翌昼に撮影）
日が落ちて夜の闇も深まり始める中、数少ないポツポツとした灯の中で食事をいただくのでムードも満点…！
ジビエ自体は過去に経験済ですが、森の中で食べられる機会は希少で我々も初めての経験でした。
エプロンを身につけたら、早速コースのはじまりです。
“グランピングマスター”と呼ばれるグランピングに精通したスタッフさんと一緒に作り上げるコース料理で、コースの8割ほどの調理や仕上げを自らの手で行います。
手順については、グランピングマスターが丁寧に説明・サポートしてくれるので、キャンプ経験が皆無でも心配ご無用。
普段、料理を一切しない夫も率先して楽しみながらやっていたので、自宅でもこうだったらいいのに…！なんて思ったりも。笑
猪や鹿のお肉をいただきましたが、どの調理法も驚くほど絶品！臭みも全くなく、お肉もとっても柔らかい。鹿肉が固くならないコツや、おいしいタイミングをグランピングマスターに教わりながら仕上げていきました。
これぞまさに、非日常体験の極みすぎる…！
▼画像を長押しすると写真を大きく見ることができます
鍋やスキレットといった調理器具はSTAUBやアウトドアブランドsnow peakのものを使用。スタイリッシュさだけでなく、使い勝手も抜群の調理グッズは全て魅力的。購買意欲がそそられるので大変でした。笑
ジビエを旬のフルーツと合わせたり、組み合わせや調理法によって感じる印象もガラッと変わるところもワクワクしたポイント。さらに、森の中でいただくと、より命の尊さも実感できたように思います。
自分たちで混ぜたり焼いたり炙ったり。グランピングマスターと夫婦で作りあげる三人四脚のコース料理は、よりおいしく特別なものとなりました。作る過程も忘れられない、大切な思い出に。
■2日目朝食はおいしい空気を味わいながらテラスでのんびり
朝食は、キャビン（部屋）のテラスでいただくモーニングBOXを事前予約していました。
富士山はもちろん見えませんでしたが、朝の澄んだ空気の中でいただく朝食は最高に幸せでした…！
BOXを開けると、アツアツのコーンスープとコーヒー、サラダ、ふわふわのパンとオムレツ、ウインナーが。まるでピクニック気分♪
足りるかな？といった心配はよそに、しっかりとお腹も満たされ大満足！自然の音に耳を傾けながらのんびりいただく朝食、テラスにして大正解でした♡
スタッフさんが朝食セット一式を背負子（しょいこ）でキャビンまで運んできてくれるんです。写真は、浴室から朝食準備をしているスタッフさんの姿を撮影したもの。
木箱のモーニングBOXは、タッセルボックス（バスフィッシングで、ルアーや小物などを入れる道具箱）をイメージしたものなのだそう。
朝食後は、そのままテラスのソファでゴロゴロタイム。暑すぎず、寒すぎずの天候も過ごしやすく、終始テラスでの時間を満喫。
■2日目昼食は森の石窯ピザづくり
昼食は、チェックアウトを事前に済ませてから森の中の会場【クラウドキッチン】へ。
昨夜同様、こちらでもグランピングマスターがやさしく出迎えてくれます。
ピザ生地は、既に発酵済みのものを使用していきます。生地を手で伸ばし広げた後は、好きなようにトッピングしていくだけ。（バランスのアドバイスもグランピングマスターがしてくれますよ♪）
ピザづくりは二枚で申し込みしたので、それぞれ一枚ずつを担当。ハーフ＆ハーフのピザをつくったので、全部で4種類の味が完成しました！
石窯に投入した後、数分様子を見たらピザの完成です！なんだこの照り具合と焼き色はッ…！
めちゃくちゃおいしそうーーー！！！！！
【クラウドテラス】に移動して、早速いただきま〜す！セッティングもしてもらえるので、こんな感じでプチピザパーティーが叶えられます。
自分たちでつくったアツアツ絶品ピザを、自然の中で味わう…なんという多幸感…！
ピザは粉からつくるとなかなか手間もかかるものなのですが、そこが省略されていて、かつ難しい工程も踏まない分、年齢問わず楽しめるプログラムだなと思いました。これは全力でおすすめしたい！
石窯は、富士の溶岩でできたもの。ピザを回す作業、焼き加減も全て自分の手で調整するので、これぞTHEグランピング体験。こんな経験めったにできない！と、テンションも最高潮に。
アツアツ、旨みじゅわじゅわ〜焼きたてがやっぱり一番！この組み合わせが好き、この味が一番、そんな会話もまた楽しい時間に。自分が責任持って担当したピザには特に愛着も湧くってもんです。
小雨が降ったり止んだりの天候だったので屋外で実施できましたが、雨の状況によってはダイニング（屋内）へ会場変更もある旨が伝えられていました。（その場合、外のピザ窯が使えないそうで非常にドキドキ…ここ結構重要です）
どんな服装で行ったらいい？持ち物は？
旅に行く際、インスタや人のブログを読み漁って情報収集をするのですが、今回一番悩んだのが「服装」でした。
インスタを見てみると、いわゆる映え重視の格好も多く、グランピング施設だけどラフな格好でいけるものなのか・・？と頭を抱える始末。
かといって、ガチ登山用の格好もなんか違う…？と、さらに頭を抱える始末。。
◆1日目…ワンピース＋パンツ
◆2日目…総レースのトップス＋とろみパンツ
◆靴は両日ともにスポサン
◆羽織りはリネン混のガウン素材のもの
悩んだ結果、私は写真の格好で過ごしました。滞在中に困ったことはありませんでしたが、靴はスポサン以外にスニーカー、羽織りはTHE NORTH FACEの登山用ウェア（上下）も念のため持って行きました。
使う局面はなかったですが、持っておくとより安心に過ごせるかと思います。
雨が降ったりやんだりの天候でしたが、キャビンには傘と長靴の用意はされているので、雨対策については過剰に心配する必要はないのかなという印象でした。
足元はスポサンでも問題ありませんでしたが、階段移動も多いのでとにかく動きやすい格好（パンツ＋歩きやすい靴）と、夏場でも羽織りの持参を推奨します。
星のや富士に宿泊してみて感じたこと（懸念点）
雨でも楽しめるのか不安だった旅も、いつしか天候を忘れてしまうような素晴らしい時間を過ごせました。「星のや富士、最高！」で幕を閉じた今回の山梨旅。1泊じゃ足りない、また来たい…！というのが本音です。
しつこいようですが、富士山が見えずともこうして120%楽しめたし、見えていたらプラスで最高だったことでしょう。
一方、雨の場合はどうしても行動に制限も出てしまい、懸念点もありました。
以下は、今後宿泊を検討される方の参考の一つになれば幸いです。
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◆富士山が見れないのも覚悟の上で予約すべし
◆建物間の移動が少し大変
施設内は階段移動＋自然の中なので、雨だと足元も不安定な上、移動も少し億劫に感じました。部屋⇄他の場所への移動距離もあるので、足腰があまりよくない方や妊婦さんは注意が必要かもしれません。
◆アクティビティにも影響あり
今回は大きな影響はなかったですが、自然を楽しむプログラムが多いので天候によって大きく左右されることも。星のや富士に行くなら挑戦してみたい、河口湖でのカヌー・富士山麓サイクリング・樹海ネイチャーツアー・トレッキングといった本格アクティビティをする場合、そのあたりも視野に入れた上で予約するのがベターかなと思います。
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