こんにちは。スーパーバイラーズのMomokoです。
今回は、読書好きな私が選ぶ「私の生き方のヒントになった本」を紹介したいと思います!
読書投稿としてはちょっぴり真面目なテーマですが、今回編集部よりお題をいただき、“私の一冊”を紹介させていただくことになりました。ぜひお読みいただけるとうれしいです♡
CONTENTS
今回紹介する本
「生き方 人間として一番大切なこと 」
稲盛 和夫 著
サンマーク出版|2004年8月発行|1,700円+税
本書は、発売からベストセラーとなり、売り上げは国内でなんと100万部を超えたと言われています。更には海外でも1,500万部以上売れたのだとか!
稲盛氏の実体験や教訓が詰まっている一冊、国境を超えて多くの人々に刺さったそのメッセージとは?
実はこちらの本、私の勤めている会社にて定期的に開催されている「読書感想文コンクール」でお題になった一冊。稲盛和夫さんのことは以前より知っていましたが、コンクールのお題ということで、隅々までしっかりと読み込む機会になりました。

稲盛和夫さんについて
稲盛和夫さんは、日本の著名な実業家です。
京セラやKDDIの創業者として知られており、その手腕において企業を成功へと導きました。また、日本航空(JAL)の再生でも注目され、わずか2年8か月で会社を再上場させたことでも有名です。
若い頃は経済的に苦しい時期も経験したそう。ですが、真剣に仕事に取り組み続けることで、仕事に喜びを感じるようになり、やがて部署のリーダーとなり、赤字だった部門を黒字に転換することに成功しました。
「生き方」を読んだ私の感想
本書を読むにあたって、自分にとって「生きる」とは?というところから考えてみることにしました。
「生きる」とは?
私にとって「生きる」とは?
まず一番に思うのは、この肉体をもって五感で様々なものを感じ取り、活動すること。そしてその「感じ方」を磨くために、さまざまな人や物事と出会い、触れ、それによって心が動かさせる。その繰り返しによって、一人ひとりの「生き方」が形成されていくのではないかと思っています。
本書には「相手に対して感謝をもって誠実に接すること」 「謙虚な気持ちを忘れないこと」 「人格を磨き続けること」 「利他の精神を持つこと」…など、小学校の道徳の授業で学ぶような基本的なことだけれど、大人になって目の前のことばかりに夢中になり、つい忘れがちな心得が書かれていました。本書を読み、稲盛さんの心得に触れ、自分が置かれている環境や周りで支えてくれている人に対して、改めて「ありがたい」と感謝の気持ちを思い出すきっかけになりました。
「他者」の存在を意識し、相手を想う
「足るを知る」という言葉が本書にありますが、自分の「生き方」を磨くには、まず自分の身の回りの物事に対して関心を持ち、心から感謝の気持ちを持つことがスタートだと思います。稲盛さんの教えを辿ると、そこには必ず「自分」と「他者」が存在していることに気が付かされました。つまりは、自分よがりではなく、他者の存在を意識し、相手を想うところが出発点なのではないでしょうか?
そして、自分の置かれている場所で精いっぱい努力をすること、自分に何かできることはないか、考え続けること。楽をすれば自分だけが満足するかもしれませんが、周りのことを考え、他者のために動くことができれば、自分だけではなく周りの皆も一緒に満足感を得られるかもしれない。自分がここに生きている時間を、自分のためだけに使うのではなく、周りの皆の幸せを願って使っていきたい、そうやって日々を過ごしていきたいと思いました。
「善く生きる」ということ
「善く生きる」というのは、頭の先では「こうすればよい」とわかっていても、実際に行動に移し継続することが難しいと思います。物事に対峙し、心が動かされ、そしてそれが深く刻まれる経験がなければ、人間はなかなか変わることができません。
実は、本書を既に何度も読んだことがある祖母に話したところ、「あなたにはまだ早いわ。これは年齢を重ねて経験を積まないと、本当にそうだと心から納得するのは難しい」と言われてしまいました。笑
私もまだ、頭の先でしか読み取れておらず、わかったつもりになっているのかもしれません。 ですが、諦めずに何度も自分なりの「生き方」を見つめ直し、自分にとっての"善く生きる"とはどういうことなのか、考え続けたいと思います。

“積読”も多い私。読みたい本がまだまだたくさんあります!
おわりに
今回は「私の生き方のヒントになった本」を紹介させていただきました!
この本を手元に置きながら、私自身、これから 5 年後 10 年後…振り返るべきタイミングで自分の「生き方」を見つめ直し、考え続けていきたいと思います。
みなさんも、もしこちらの本が気になりましたら、ぜひ書店で手に取っていただければと思います!

























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