読書が趣味の私が最近出会った一冊に、強く心を動かされました。お笑いコンビ・ラランドの西田が書いた小説『不器用で』です。2023年7月24日にKADOKAWAから発売されたこの作品は、四六判のハードカバーで全208ページ。価格は税込1,760円と手に取りやすく、発売から3年以上経った今でも図書館では予約待ちが続くほどの人気を誇ります。
なぜこの本を手に取ったのか

きっかけは、ラランドのYouTubeチャンネル「ララチューン」。
芸人として活動する西田の飾らない人柄と、時に不器用ながらも憎めない言動に魅力を感じていました。そんな西田が小説を書くと知り、「彼の目に映る世界を文字で味わいたい」と思ったのが始まりです。
普段から図書館で本を借りて楽しんでいる私ですが、この作品だけは「待ってでも読みたい」と思わせる特別な存在でした。
『不器用で』が描く日常と感情
本作は短編集で、「遺影」「アクアリウム」など複数の物語が収録されています。
純文学として素晴らしい。「不器用さ」に共感し、読み進めるうちに自分の過去や大切な人を思い出す瞬間が何度もありました。
書籍情報

タイトル:『不器用で』
著者:ニシダ
出版社:KADOKAWA
定価:1,760円(税込)
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お笑いの舞台で見せる顔と、作家としての筆致。このギャップこそが『不器用で』の魅力です。西田自身の経験や視点が物語に深く反映されており、芸人としての感性と作家としての感情表現が絶妙に融合しています。普段から彼の動画を見ている人なら「こんな一面があったのか」と驚き、彼を知らない人でも人間ドラマとして純粋に楽しめます。
いま何か読みたい本に困っている人におススメしたい作品です。

























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