こんにちは!
バイラーズの杉松千紘です。
⠀
今月の読者部のお題は「#読書部がナビするミステリー小説」。なので、最近ハマっているおすすめのミステリー小説をご紹介させていただきます!
まだ知らない人は是非読んでほしい!綾辻行人著『十角館の殺人』
十角形の奇妙な館が建つ孤島・角島を大学ミステリ研の7人が訪れた。館を建てた建築家・中村青司は、半年前に炎上した青屋敷で焼死したという。やがて学生たちを襲う連続殺人。ミステリ史上最大級の、驚愕の結末が読者を待ち受ける!
【「講談社BOOK倶楽部」より引用】
「十角館の殺人」は、作家・綾辻行人のデビュー作。綾辻行人作家はこの「十角館の殺人」以外にも、「〇〇館の殺人」という本を全部で9冊出していて、これがミステリーファンで知らない人はいないであろう、超人気のシリーズとなっています。(その名も『館シリーズ』!)
↑『館シリーズ』全冊はまだ集めれていないのですが…今4冊目!一冊ずつ買い集めて読むのが休日の楽しみのひとつ。
シリーズになってはいるものの一冊完結型なので、全て順番通りに読む必要はありません。
叙述トリックにまんまと騙される!
『館シリーズ』の中でも今回ご紹介する「十角館の殺人」は、ミステリー作品のランキングにおいて常に上位に君臨しているので、ご存知の方も多いかもしれません。
⠀
順番は気にしなくていいとお伝えしましたが、1番最初に読んで欲しいのはやっぱり「十角館の殺人」。欲を言えばアガサ・クリスティの「そして誰もいなくなった」を「十角館の殺人」の前に読んでもらえると、オマージュ的要素を感じることができて更に面白いです!
⠀
「十角館の殺人」は(館シリーズ全作品に共通していますが)、タイトルになっている奇妙な“館”の中で殺人事件が起きる話。そんな“館”には「秘密の抜け道」や「隠し部屋」があって「え〜そういうことだったの!?」という感じで必ず騙されます。また、作品全体に叙述トリックが仕掛けられていて、終盤のどんでん返しにしてやられること間違いなし!
長々と語りましたが、つまりとっても面白いんです!ページをめくる手がとまらなくなりました。そして最後の衝撃は忘れられません…!このどんでん返しは必ずくせになるはずです。
⠀
気になった方は是非、チェックしてみてくださいね!