いよいよブーツが恋しくなる季節。“次の一足、何を買えばいい?”と迷う人へ、実力と信頼で選ばれ続けるブーツを厳選。今買うべき一足、間違いのない答えはここに!
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Itブランドの指名買いブーツ5選

長く愛せる普遍性と確かなクオリティ、おしゃれ偏差値を約束してくれる憧れブランドのブーツたち。この秋、“大人が投資すべき一足”をスタイリスト 池田メグミさんのコメントとともにご紹介します。
エッジの効いたポインテッドトゥが、辛口モードな存在感を放ち、足もとから全体をシャープに引き締めてくれる。そこに、ボリューム感たっぷりのファーカーディガンと、クリーンな白スカートを重ねれば、重厚感と軽やかさが見事に調和。大人の余裕漂う甘辛MIXコーデが完成! ブーツ(3.5)¥228800・カーディガン¥426800・スカート¥214500・バッグ¥280500・ピアス¥74800・リング(ゴールド)¥60500・(シルバー)¥60500/ジル サンダージャパン(ジル サンダー)

1.JIL SANDER(ジル サンダー)
発売から3年連続で売れ筋入り!
「おととしの登場以来、注目していたブーツ。ブランドの持ち味である端正なクリーンさが凝縮された一足。3.5cmのローヒールだから安定感があり履き心地も抜群!」(スタイリスト 池田メグミさん・以下同)
※( )内の数値はヒールの高さです
ほどよくゆとりのある筒幅とシャープなポインテッドトゥのコントラストが魅力。柔らかくマットなカーフレザーが上品さを引き立てる。ブーツ(3.5)¥228800/ジル サンダージャパン(ジル サンダー)※モデル着用
2.MANOLO BLAHNIK(マノロ ブラニク)
プレス絶賛の人気商品が新素材でリニューアル!
「信頼の厚いブランドの一足なら、女っぽさ重視の人も気負わずトライできる。今年はバイカーブーツで、こなれた“はずし”を効かせてみて」
ファッション賢者から高い評価を得た大人気モデルが、ヌバック素材で新登場。ブーツ(3)¥249700/ブルーベル・ジャパン(ファッション事業部)(マノロ ブラニク)
3.sergio rossi(セルジオ ロッシ)
2021年秋のデビュー後、全店完売が相次いだ名品!
「軽量でパンツにもスカートにも映えるタイムレスなデザイン。初めての投資ブーツとしてもおすすめしたい、長く愛せる“価値ある一足”です」
絶妙なボリューム感が魅力のラグソールブーツ。ブーツ(4)¥161700/セルジオ ロッシ ジャパン カスタマーサービス(セルジオ ロッシ)
4.TOD’S(トッズ)
即完モデルを軽量ソールでアップデート!
「昨年までトレンドだったフラットブーツから一転、今年は5㎝以上のヒールタイプが大豊作! バランスがとりやすい太ヒールなら旬の着こなしにもマッチ」
2021年秋発売の旧モデルは瞬く間にベストセラーに。その名品がエアリーな履き心地へと進化し、再び登場。ブーツ(6)¥135000/トッズ・ジャパン(トッズ)
5.FERRAGAMO(フェラガモ)
2年連続リピートの注目モデル!
「一見シンプルな見た目ながら、サイドに施されたアイコニックなモノグラムが存在感を放つ、チェルシーブーツ。ベーシックな装いのアクセントにも」
シボ感のあるレザーに、厚みのある軽量素材のラバーソールを組み合わせた一足。ブーツ(1.5)¥165000/フェラガモ・ジャパン(フェラガモ)
抜け感のある足もとでコーデを引き締める「ショートブーツ」8選
どんなボトムとのすき間もちょうどよくつないでくれて、スタイルアップ効果も高い名品が、例年以上に勢ぞろい。
1.THE PAUSE(ザ ポーズ)

発売後即完の名品がついに定番化!
発売以来、予約と追加生産を繰り返した人気モデルが定番商品として登場。サイドゴアで脱ぎ履きしやすい。

ブーツ(5)¥38500/ウィム ガゼット ルミネ新宿店(ザ ポーズ) ジャケット¥297000/ザ エディット ストア(チンクワンタ) ワンピース¥64900/カオス表参道(カオス) ピアス¥28600/リューク リング¥16500/ピモンテ ストール¥49500/ショールーム セッション(サヤカデイヴィス) バッグ¥42900/エルディスト ショールーム(プンティ)
2.HEREU(ヘリュー)

バイヤーからの追加受注が止まらない!
柔らかなカーフレザーを使用したしなやかで上品な仕上がり。

ブーツ(2)¥83600/ヘリュージャパン オフィシャルオンラインストア(へリュー) ベスト¥95700/カオス表参道(カオス) シャツ¥38500/エイチ ビューティー&ユース(ロエフ) パンツ¥20900/ユナイテッドアローズ 渋谷スクランブルスクエア店(ユナイテッドアローズ) ピアス¥119900/ショールーム ロイト(アグメス) バングル¥38500/UTS PR(フォークバイエヌ) バッグ¥29700/ジャック・オブ・オール・トレーズ プレスルーム(ジャッキー)
3.ODETTE É ODILE(オデット エ オディール)

シーズン序盤から欠品続きのヒット作
中敷きのクッションとソフトな足当たりで快適に履ける上、足首に沿うすっきりシルエットが美しい一足。「履きやすいのに、脚もきれいに見える!」と店頭で即決が相次いだ人気のデザインはそのままに、今年はよりモードなブラックが登場。ブーツ(5.5)¥37400/オデット エ オディール 新宿店(オデット エ オディール)
4.PELLICO×Chaos(ペリーコ×カオス)

SNSでひっぱりだこのコラボモデル
「ペリーコ」ならではのエレガントで洗練されたシルエットに、「カオス」らしい辛口モードのエッセンスを巧みに落とし込んだウエスタンブーツ。広めの履き口がつくる絶妙な余白感が、パンツインにもスカート合わせにも映える! 誌面やSNSで取り上げられる機会も多数。ブーツ(5)¥132000/カオス表参道(ペリーコ×カオス)
5.GINZA Kanematsu(銀座かねまつ)

人気デザインがニット仕様になって再登場
昨年好評だったボリュームのある厚底ソールと長年定評のある木型をベースに、今年はニット素材にアップデートし、フェミニンな雰囲気に。レザー部分には防水革を使用、ニット部分には撥水加工を施しているので、雨の日でも安心して履ける機能性の高いアイテム。ブーツ(5.2)¥39600/銀座かねまつ銀座6丁目本店(銀座かねまつ)
6.SHISEI(シーセイ)

オンシーズンを待たずに指名買い集中!
エッジの効いたポインテッドトゥやシャープなノーズラインなど、ほどよくピリッと効いたテイストが今の気分にマッチし、多くの支持を集める一足。ECサイトでシーズン前から一部サイズが完売になるほど大きな反響を呼び、今シーズンも引き続き注目の的となっている。ブーツ(1.5)¥45100/アイネックス(シーセイ)
7.CAMINANDO(カミナンド)

セレクトショップからの追加オーダーが殺到!
日本でデザインされ、メキシコの職人が一点ずつハンドメイドで仕立てるという、クラフトマンシップが息づく本格派ブランドならではの上質な逸品。バックにアクセントとして配されたジップとボリュームソールがデザインのポイントにもなっている。ブーツ(5)¥39600/ヴェルメイユ パー イエナ 日本橋店(カミナンド)
8.HIMIKO(卑弥呼)

発売から3年連続リピート!
2023年に登場し瞬く間に大ヒット! 昨シーズンも追加生産を繰り返したブランドイチ推しの名品。しなやかなシープレザーを使用しているため、足なじみがよく履くほどに風合いを増していくのが魅力。安定感のある太めヒールで前すべりしにくく、普段ヒールを履かない人からも選ばれている一足。ブーツ(4)¥35200/卑弥呼
トレンドのクラシックムードにひと役! 「ロングブーツ」7選
脚をすらりと見せるストレートシルエットの太め筒が、今シーズン大豊作! 装いに品格を添え、旬のムードを引き立ててくれる。
1.LE TALON(ル タロン)

年間売り上げが2000足超え!
ミニボトムがトレンドの今シーズン。大人が取り入れるなら、まずは品よくまとまる長めの丈を。ツヤ感のあるブーツは、ローヒールで気負わず履ける。

ブーツ(2)¥19800/ル タロン 有楽町マルイ店(ル タロン) ニット¥66000・スカート¥60500/ショールーム ロイト(ビロット) コート¥67650/ユナイテッドアローズ 渋谷スクランブルスクエア店(ザ・リラクス フォー ユナイテッドアローズ) スカーフ¥16500/マニプリ ピアス¥35200/プラウ バッグ¥47300/ユナイテッドアローズ 丸の内店(メアリ オル ターナ) タイツ/スタイリスト私物
2.GIABORGHINI(ジアボルギーニ)

リピート必至の人気定番シリーズ!
ブランドを代表するシリーズ「NINETTE」のヒット名品。指先がのぞくオープントゥが抜け感を演出し、ほんのりセンシュアルなムードが漂う。ペディキュアやカラータイツでアクセントを効かせながら、足もとのスタイリングが楽しめるのも◎。ブーツ(7)¥159500/ショールーム ロイト(ジアボルギーニ)
3.F.LLI Giacometti(フラテッリ ジャコメッティ)

大好評につき待望の追加投入!
品薄状態だった人気モデルが熱烈リクエストにこたえて追加生産。しなやかさと耐久性を兼ね備えたベビーカーフを贅沢に使用し、美しいフォルムを実現。足入れのしやすさとフィット感を両立した筒まわりの設計が快適な履き心地を約束。ブーツ(2.5)¥173800/ビームス ハウス 丸の内(フラテッリ ジャコメッティ)
4.NEBULONI E.(ネブローニ)

2017年から支持される、超ロングセラー!
「5919/BOOT」は誕生から9年目を迎えるロングセラー。日本ではまだ珍しかった筒型シルエットを先駆けて展開し、業界人やスタイリストから多くの注目を浴び、トレンドを牽引した存在。極上の一枚革仕立てと軽やかなソール設計で、デザイン性と快適さを兼ね備えた逸品。ブーツ(6.5)¥110000/ネブローニ
5.MOLLINI(モリーニ)

バイヤーからの高評価多数!
思わず見とれてしまうほどの美しいシルエットで、「履いた瞬間から気分が上がる!」とファッションバイヤーから熱い支持を得る。エレガントな雰囲気が漂う細身ヒールが女性らしいニュアンスをプラス。ブーツ(7)¥47300/ジャック・オブ・オール・トレーズ プレスルーム(モリーニ)
6.PIMENTÉ(ピモンテ)

業界人からラブコール殺到! イロチ買い続出も
上質なスウェード素材を使用したマットな表情がリュクスな一足。見た目はフラットながら、実は中に1.5㎝のインヒールが隠されており、「楽に履きたいけど美脚に見せたい」という大人のわがままをかなえてくれる名品。おしゃれプロからの人気が高く、店頭でもリピーター買いが続出。ブーツ(1.5)¥49500/ピモンテ
7.DIANA(ダイアナ)

ブランドを代表する美脚名品
脚に沿うようにまっすぐ延びる筒型シルエットが脚長効果抜群。安定感のあるチャンキーヒールで長時間履いていても疲れにくいと評判。ベーシックで無駄のないデザインだからこそトレンドに左右されず、オンからオフまで幅広く活躍する、ブランド自慢の実力派。ブーツ(6)¥42900/ダイアナ 銀座本店(ダイアナ)
この秋、自分らしいブーツを見つける! 編集Sの「運命のブーツ選び」
「これだ!」と思ったら丈に泣き、色に泣き……。自分にぴったりのブーツは砂漠のオアシス並みに見つからない!? プロや先輩を巻き込んで、編集Sがシンデレラブーツ探しにいざ出発! 一足ずつ真剣に向き合ったら、“私らしさ”が見えてきた!

編集S profile
・生粋の甘め派
・冬はタイツ+ヒールパンプス多め
・ひとさじのカッコよさを足したい
身長160cm・骨格ストレート
平均身長、されどブーツ丈選びは難航。ショートは短足見え、ロングは存在感MAX。“ちょうどいい”が難しい!
1.ブーツの達人、スタイリスト池田メグミさんに、この冬、私に似合う一足を聞いてみた!
「甘め派のSさんには、今年は淡いカラーのブーツがおすすめです!」(スタイリスト 池田メグミさん)

ブーツ(5.2)¥39600/銀座かねまつ銀座6丁目本店(銀座かねまつ)

ブーツ(6)¥28600/ダイアナ 銀座本店(ダイアナ)
フェミニン派こそニュアンスカラーの一足で足もとに余白を。甘さ全開のコーデに黒を足すと苦味が強すぎるから、淡色ブーツでまろやかに中和するのが大人の余裕!

シルエットが美しい…♡

足もとの抜け感で一気にあか抜けた!
2.週4スカート派の私。欲しいのは重く見えないロングブーツ

“結局、今日もやっぱりスカート派”な編集Sが頼れるのが細身ヒールのロングブーツ! キュッとしたヒールで軽やかに、甘さを引き締め女らしさもすっきり見えもかなえる!

スカートでも重く見えない! ブーツ(7)¥47300/ジャック・オブ・オール・トレーズ プレスルーム(モリーニ) ニット¥16500・カーディガン¥28600/アンタイトル スカート¥41800・ジャケット¥56100/ビームス ハウス 丸の内(エーケー ワン) バッグ¥39600/オルサ(オルセット)
3.そうはいってもコスパは大事! 大人に似合う4桁ブーツ、頑張って探してみた!
素敵なブーツ、0が1個多い……なんてザラ(涙)。U10000円で買えるブーツ、血眼で探しましたよ……。出費も気持ちも軽くなるのに、見た目はしっかり大人顔で、気分はさらに上々。これなら金欠編集Sも即決!

「ストレッチ素材だから、履くとまるでスニーカー感覚。コスパよし、シルエットよし、履き心地よし! 最高じゃないですか……」。ブーツ(6)各¥8900/ダブルエー(オリエンタルトラフィック)
4.甘め派な私に、足もとでひとさじのカッコよさを!
フェミニン一色はもうやめたい! で、キレ味抜群の先輩に聞いたら……「甘め派は足もとでピリッと効かせるのが鉄則!」って。あぁ、これが俗にいう“ギャップ萌え”ってやつですね。

「ポインテッドヒールブーツで、キレのいい足もとをつくる!」by副変やまみ
「シャープなトゥを添えるだけで、ぐんと大人っぽく!」(副編やまみ)。ブーツ(3.5)¥39600/サロン アダム エ ロペ(ドゥーブル)

「思い切ってパイソン柄! 辛さが全身の印象を洗練」byブーツ好きライター榎本洋子さん
「いっそのことパイソンくらい思い切るのもオススメ! ベースが甘めだからちょうどいい大人っぽさに着地」(榎本さん)。ブーツ(5)¥40700/オデット エ オディール 新宿店(オデット エ オディール)

5.冬にいちばんよく着る手持ちの黒コートを刷新してくれる一足が欲しい!
気づけばいつも全身黒ずくめの編集S。忍者かモード界の住人か……。黒のシャープさに寄り添いながら品よく引き上げるブラウンなら、洗練された余裕と今っぽい抜け感が香り立つ。

「あれ? 黒一辺倒の私が、急にこなれた人に見える……ブラウンブーツって魔法?」。ブーツ(4)¥35200/卑弥呼

ブラウンなら重く見えない! ブーツ(5)¥32780/セムインターナショナル(レメ)
【まとめ】編集Sの運命のブーツ選び3カ条
1.実際に履いてみないとわからない… とにかくたくさん試着すること!
2.先入観を捨てると見えてきた! 意外なデザインに似合うものあり
3.あえて服のテイストと逆を選べば、普段の印象に奥行きが出る!
撮影/三瓶康友(人)、坂田幸一(物) ヘア&メイク/河嶋 希〈io〉 スタイリスト/池田メグミ〈TENT〉 モデル/貴島明日香 イラスト/平松昭子(編集S)、佐伯ゆう子(池田さん) ※( )内はヒールの高さで単位は㎝です。編集部調べ。
※BAILA2025年11月号掲載


























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