3年ぶりに遠くに出かけたい気分が高まる今年の夏。旅慣れた人たちはどう支度している? 素敵なあの人たちのトランクには、バカンスを楽しくするヒントが詰め込まれていた! 今回は、スタイリストの辻直子さんの旅コーデを拝見。6泊7日のハワイ旅行へ持っていくものとは?
スタイリスト 辻 直子さん《ハワイ 6泊7日》
「旅に限らず、シチュエーションを100%味わうために、コーディネートは手を抜きません。旅行は一日のスケジュールが様々で、いろんな場所に行くことになるから、それに合わせて数回着替えることも。コーデのカギを握るシューズは何足も持っていきます」。辻さんにとってハワイは旅をしながら生活を楽しむような場所。「現地の友達と暮らすように過ごすんです」
旅を楽しむためのアイテムを存分に持っていく
A•Bどちらも「GLOBE–TROTT ER」のスーツケース C「HOTEL LIKE INTERIOR」のシルクのピローカバーは旅先でも「自宅と同じ」をつくるリラックスポイント Dコンパクトトップスも必ず持っていく定番アイテム。Tシャツよりもボディラインが出ることで、ヘルシーな女性らしさを表現できる。タンクトップ、ベアトップ、ワンショルダーをそれぞれ数枚ずつ E「ÁERON」のサマードレス。シャーベットのミントグリーンが日焼けした肌とマッチ F帽子はビーチとタウンで使い分け G「SARTO RE」のボリュームソールサンダル Hどこへ行くにもデニムは欠かせない。古着の「Levi's」の「501」をブルーとグレー1本ずつ Iスキンケア類は、いつものアイテムをそのままイン J旅先でも変わらず、いつでもヒールで過ごすことが多いのが辻さんのスタイル。甲のカーブが美しい「JIMMY CHOO」のミュール K鮮やかなオレンジのパンプスは「UNITED ARROWS」 Lターコイズブルーのハイヒールサンダル。ブランドは「MIC HEL VIVIEN」 Mアイボリーの「SCHUTZ」のサンダル Nブラック×シルバーのストラップサンダルは「NEBULONI E.」。シックなセクシーさがコーデを引き立てる
印象的なジュエリーたちをラインナップ
妥協なしの旅支度はジュエリーも同じ。使うかもしれないフルメンバーを連れていき、そのときのコーディネートごとに旅先で選ぶそう。「Jaeger-LeCoultre」の時計や「Charlotte Chesnais」のピアスなど、遊びあるコンビネーションをチョイス
「私らしさ」を表現してくれるシックで大胆なカッティング
ディナーには一枚で絵になる大胆なカットのドレスを。「印象的でミニマルなドレスがずっと好き。特徴のあるスタイルに惹かれます」。足もとのブルーがドレスとのコントラストになってシンプルなのにドラマチック!
One-piece/bassike
Bag/BOTTEGA VENETA
Shoes/MICHEL VIVIEN
ショッピングしたり、友人の子どもたちと遊んだりとアクティブな予定には、お気に入りのデニムを。体のラインや素肌が強調されるベアトップを合わせれば、カジュアルなのにセンシュアルな空気のコーデが完成
Tops/Uniqlo and Mame Kurogouchi
Denim/Levi's
Bag/sacai
Shoes/JIMMY CHOO
Private photos
いつもお買い物プランをイメージしながら出発するという辻さん。「センスがいいロコっぽいお店が増えているので、そこで日本にはないワンピースや水着を買いたいですね」
友人の子どもたちとのカジュアルディナーへ
撮影/植田 翔 スタイリスト/須貝朗子 撮影協力/プロップス ナウ ※私物につきブランドへの問い合わせはご遠慮ください ※BAILA2023年7月号掲載