マネージャーやリーダーを任されはじめる30代はセミナーやイベントに登壇する機会も多くなりがち。
メディアで話すことを職とする方たちのリアルな登壇服を教えていただきました。今回は、「ダークカラーのトレンド服」から“きちんと見えるけど印象的”なおしゃれバランスをルポします。
ビューティPRはダークカラーのトレンド服を主役に
肌が映えるブラックやネイビーを単なる“黒子”な印象にさせない秘訣はシアーなレースやとろみ素材など今っぽい着映え要素を意識すること。
SUQQU PR 阿部桃子さん:星柄の黒レースは、メディア関係者との会話のきっかけにも

SUQQU PR 阿部桃子さん
新卒でPR会社に入社後、転職し現職は5年目。「SS、AWとシーズンごとに行われるメディア媒体向けの新商品発表会では、ファッション誌の編集・ライターさんをはじめ、続々と来場するゲストを前にアイテムの魅力をプレゼンします」
Blouse : CONVERSE TOKYO
Pants : Mame Kurogouchi
Shoes : TOD'S
“「他人に流されず自分軸の美しさを更新してほしい」という思いを、パッケージにも使われている黒で表現することが多く、スタッフはそれぞれ個性を取り入れたブラックコーデを楽しんでいます。私はモードな遊び心を感じるアイテムが好きなので、レースも甘い柄ではなくポップな星を選びました。あえて王道からハズすことで「どこの?」と聞いていただけて、そこから話が広がることも。”

疲れにくいのに背すじを伸ばしてくれるブロックヒールが相棒

塗りたての美しさが続く下地&ファンデを仕込み、透明感UPのプレストでお直し

(中・右)スック最高峰の「ザ プライマー」と「ザ ファンデーション」を朝のメイクで使えば長時間美しい肌状態が続く。(左)ラベンダーの極薄コンパクト「ソフトマットセッティングパウダー」はポケットに入れ、いつでも透明感をオン。
GUERLAIN PR 高橋スーザンさん:自信をくれるネイビーオールインワンが登壇の味方

GUERLAIN PR 高橋スーザンさん
新卒から美容業界で働き社会人8年目。ゲランではPR&コミュニケーションシニアスペシャリストを務める。「半期に1〜2回ほど行われる全国約100店舗のカウンターマネージャーまたは店長を集めた会議でプロモーション施策を発表。関東、関西で計100名程度のBAが集まります」
All-in-one : Col Pierrot
Shoes : DIANA
Ring(right) : Charlotte Chesnais
Ring(left) : Bottega Veneta
Pierce : Charlotte Chesnais
“全国のスペシャリストたちの前で社の代表として話すのは緊張しますが、オールインワンをまとうと芯のあるカッコいい女性になれる気が。少しでも心配事を減らしたい登壇の日に一枚でコーディネートが決まるのも心強く、20枚以上持っています。中でも着用頻度が高いのがシックなネイビーやブラック。とろみ素材とウエストマークのベルトが女性らしく、ブランドイメージに合うエレガントな印象に。”

身振り手振りが増えるので視線を誘う存在感あるゴールドリングを着用

“テクなし”映えのカラーアイテムがシックな服の盛り上げ役

(リップ上・中)登壇直前は、ミラーつきのルージュジェの上から自然な立体感をかなえるリップオイルをオン。(下)唇のpHによって自分らしいカラーに染まるバームは瞬時のお直し用。(左)蛍光灯の下でも洒落るピンク×ブラウン配色。
きちんとシーンに強いのはやっぱり王道紺ブレ
大人数の前で行う講演などかしこまったシーンでは、オーセンティックだけれどリクルート感のない、紺ブレザーが最適解!
株式会社マイナビ 広報 鍋本帆乃香さん:悪目立ちせずこなれる金ボタンデザインが絶妙

株式会社マイナビ 広報 鍋本帆乃香さん
新卒で入社し7年目。「キャリアサポーターとして就活生のサポートをするのが仕事。就活中の大学生に向けて、自社サービスの活用法や面接時のマナーなどをガイダンスします。ときには就職先企業に代わって業界の情報を伝えることも」
Jacket : ROPÉ PICNIC
Blouse : Jeunne garcon
Pants : UNIQLO
Shoes : UNIQLO
Bag : sweetch
“就職ガイダンスで講師をするときは、とにかくたくさんの学生さんの前で話すので、誰からも好印象に映る「ザ・オフィスカジュアル」を心がけています。とはいえ「社会人=堅苦しい」というイメージにはしたくないので、スーツ見えしない金ボタンのブレザーが重宝。優しげピンクのボウタイでほんのり華やかさも加えます。”

PCを持ち歩くためバッグは軽量かつ自立するナイロントートを
撮影/秋山博紀 取材・文/宮田彩加 ※BAILA2025年6月号掲載
























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