【夏のアウトドアTPO〈まとめ〉】ビーチ、プール、グランピング、音楽フェスのファッション＆メイク

待ちに待った夏本番。普段とは違うイベントのコーデやメイクは、意外に通勤コーデよりも難しい!? お出かけ好きなスタイリスト辻村真理さんとヘア＆メイク河嶋 希さんが徹底解説!!

気軽に手ぶらで行けて、大自然を満喫できると大人気のグランピング。リラックスして思いっきり楽しむためには、おしゃれも着心地のよさも譲れない！

FASHION POINT
普段に近いコーディネートをベースにキャンプほど本格的じゃなくても、快適に過ごすためのアウトドア要素をプラスするのがおすすめ。たとえば洋服の素材を撥水やUVガード効果のあるものにしたり、キャップやシューズ、サコッシュなど、小物でアクティブな印象を高めれば簡単です。

ブルゾン￥19800／エミ ニュウマン新宿店（エミ）　Tシャツ￥8800／エスケーパーズオンライン（タンタン）　スカート￥41800／ナゴンスタンス　ブレスレット￥26400／ユナイテッドアローズ 丸の内店（シーエックスシー）　ピアス￥12100／ショールーム ロイト（ニナ・エ・ジュール）　リング￥26400／ススプレス（ラナスワンズ）　帽子￥7150／フレッシュサービス ヘッド クオーターズ（フレッシュサービス）　バッグ￥28600／ソリッドアンドストロング バッグ ストア　サコッシュ¥4950／グランジャパン（デイアウト）　靴￥13970／コロンビアスポーツウェアジャパン（コロンビア）　スピーカー￥39900／バング ＆ オルフセン ジャパン（バング ＆ オルフセン）

MAKE-UP POINT
大自然の中で贅沢な時間を過ごすグランピングには、リラックスムードと洒落感が漂うメイクがお似合い。ベージュ系のワントーンでまとめつつ、質感や色みを少しずつズラすことでメリハリが生まれます。目もとはじんわり囲んで、トレンド感も楽しみましょう。

使ったのはこれ！

How to
1のa+bをアイホールより広めにのせ、涙袋にも塗り広げる。cを二重幅と下まぶたのキワに重ねて深みを加え、dを細いチップにとり、上目尻から5㎜ほどはみ出すようにライン状に引く。チークは2の下側のみブラシにとり、頰の内側に逆三角形にのせて、目と唇のつなぎ役に。リップは3のピンクベージュを直塗りし、カジュアルにまとめて。

おすすめUVアイテム

推しや話題のアーティストが目白押しの音楽フェスは、普段よりもテンション高めのおしゃれに、機能面も万全のコーデとメイクで挑みたい！

FASHION POINT
屋外のフェス会場はかなり暑いので、洒落感はもちろん、風通しのよさも考慮を。脚を出したり、ベージュのようなやわらかいカラーならY2Kになりすぎないので、お腹出しコーデもありだと思います。シャツはたたんでもコンパクトなので、気温によって脱ぎ着もしやすいはず。

シャツ￥50600（イー エル ヴィー デニム）・バッグ￥9900（2.718）／ガリャルダガランテ 青山店　Tシャツ￥15400・靴下￥3300／エスストア（シー）　パンツ￥15400／ユナイテッドアローズ 新宿店（ユナイテッドアローズ）　帽子￥19800／ユナイテッドアローズ 六本木ヒルズ店（キジマタカユキ）　リング（右手薬指）￥30800／ジャック・オブ・オール・トレーズ プレスルーム（テンプル オブ ザ サン）　リング（右手人さし指）￥26400（ニナ・エ・ジュール）・ピアス￥15400（カラ・ユ）／ショールーム ロイト　サングラス￥25300／ルックスオティカジャパン カスタマーサービス（コーチ）　スマートフォンポーチ￥13200／フライターグ ストア トウキョウ シブヤ（フライターグ）　靴￥29700／シードコーポレーション（ブランドストーン）

MAKE-UP POINT
フェスシーンは汗もかきやすくくずれやすいので、なるべくミニマルかつプレイフルなメイクでオフ感をアピールしましょう。カラーライナーなら、シャドウとチークを軽めに仕上げてもメイク感が出せるのがいいところ。好きな色のアイライナーで自由にアレンジを！ リップはバームテクスチャーのものを選べば、ノールックで塗れるところも便利です。

使ったのはこれ！

How to
カラーラインを主役にするため、その他はミニマムにするとメイクがごちゃつかない。上まぶたにほんのり影を加えるようにパールグレーの1を塗り広げたら、下まぶたの目尻から3分の2までグリーンの2でアイラインを引き、アクセントに。リップはツヤタイプのベリーレッドの3をリップクリームのように塗り、自然に色づけて。

おすすめUVアイテム

都会の中で束の間のバカンスを楽しむ日は、ホテルのプールを訪れたい！ 街でも浮くことなく、プールサイドにも溶け込む変幻自在さがカギに。

FASHION POINT
プールとはいえホテルなので、落ち着きのあるアーバンな夏の装いに。透かし編みのスカートやナチュラル素材のバッグで優しげに、水着も同系色でまとめます。光沢があって肩ひものデザインも効いたファッション性の高い水着のほうが都会的でホテルのプールにぴったり。

水着3点セット（巾着つき）￥19800／エミ ニュウマン新宿店（エミ）　ブラウス￥39600（エンリカ）・スカーフ￥15400（マニプリ）／ユナイテッドアローズ 六本木ヒルズ店　スカート￥19800／ウィム ガゼット ルミネ新宿店（ウィム ガゼット）　バングル￥41800／ススプレス（ラナスワンズ）　ピアス（シングル）￥25300／ガルニトウキョウ（ガルニ）　リング￥17600／ショールーム ロイト（ニナ・エ・ジュール）　バッグ￥13500／ジャック・オブ・オール・トレーズ プレスルーム（メイド イン マダ）　靴￥31900／ユナイテッドアローズ 丸の内店（チェンバー）

MAKE-UP POINT
友人とお酒やおしゃべりを楽しんだり、写真を撮ったりと、ホテルプールでのメイクには映え要素も必要ですよね。まつげをパッチリと盛り、ハイライト効果もあるパールチークをのせて、リップはみずみずしい青みピンクで華やかに全振りするのも手。

使ったのはこれ！

How to
デイリー使いしている手持ちのアイカラーを塗り、まつげをビューラーでしっかりと上げてから、1を上下まつげに2～3度塗り重ねて目もとをパッチリと盛る。頰は、パール配合の2を使用。頰骨に沿って斜めにふわりとのせ、どの角度からも光を集めるメリハリのある仕上がりに。リップは3の青みピンクを直塗りし、上唇をオーバーに仕上げてぷっくりとした印象に。

おすすめUVアイテム

いつ写真を撮ってもOKな、美肌見えするトーンアップタイプをセレクト。

待ちに待った夏本番。普段とは違うイベントのコーデやメイクは、意外に通勤コーデよりも難しい!? お出かけ好きなスタイリスト辻村真理さんがリゾートビーチに最適なファッションを徹底解説!!

沖縄やハワイなどのリゾートビーチを訪れるなら、太陽と海を味方につけた、大胆なファッションを！ 海辺だからこその装いで、旅を盛り上げて。

FASHION POINT
普段は露出を避けている人も、リゾート地ならではの開放感に身を任せて水着をインナーとしてあえて見せるのもあり。リゾートの定番・プリントワンピースは、大柄で色数をしぼったデザインを選ぶのが大人が洒落れて見えるコツです。可愛さはもちろん、旅行先でも簡単に洗える機能的なアイテムを活用してみてください。

ワンピース（ベアつき）￥27500／エミ ニュウマン新宿店（エミ）　水着（ブラのみ）￥9900／ビューティー&ユース ユナイテッドアローズ 湘南店（レピドス）　帽子￥33000（バイ・マレーネ・ビルガー）・リング（左手）￥13200・（右手）￥17600・ネックレス￥20900（ニナ・エ・ジュール）／ショールーム ロイト　サングラス￥38500／アヤメ　ピアス￥5500（アルポ）・バングル￥25300（キーン）／ユナイテッドアローズ 六本木ヒルズ店　コインネックレス￥26400／ジャック・オブ・オール・トレーズ プレスルーム（テンプル オブ ザサン）　バッグ￥8800／ゴールドウイン カスタマーサービスセンター（スピード）　靴￥12100／クオリネスト（ボホノマド）

MAKE-UP POINT
夏のリゾート地の強い日差しに、しっかりメイクだとアンバランス。目もとは涼しげなホワイトラメできらめきだけに留めて、日焼け風のチークとツヤのあるリップでヘルシーかつポジティブな仕上がりに。肌も素肌っぽく仕上げると好バランスですよ。

使ったのはこれ！

How to
目もとはシンプルに、アイホール中央と黒目下のキワに1を指でのせて、上まぶたの高い部分にだけ重ね塗りをする。涼しげなきらめきを添えるイメージで、ラフに塗るのがポイント。頰はベージュ系の2を。横楕円形に頰中央にのせたら、指に残った余りを鼻上にもちょこんとのせて、どこか日焼け風の印象に。リップはベリーカラーの3を、輪郭に沿ってたっぷりと塗る。

おすすめUVアイテム

撮影／三瓶康友（人）、三浦 晴（物）　ヘア＆メイク／河嶋 希〈io〉　スタイリスト／辻村真理　モデル／内田理央　取材・原文／森山和子　撮影協力／UTUWA、アワビーズ　※BAILA2024年8・9月合併号掲載