【ユニクロ 読む試着室】話題の「ファーリーフリースフルジップジャケット」をライターが試着レビュー！カラバリ豊富で、コーデの主役にも使える！

ライターが「今使える！」と思った、ユニクロ（UNIQLO）の優秀アイテムを紹介する連載「ユニクロ 読む試着室」。読者が本物を手に取ったのと同じくらいにアイテムのよさやディテールが伝わるよう、サイズなどを編集部独自に調べ、細部の写真多めでご紹介します！　

いよいよ本格的に寒くなってきましたが、冬支度は万全ですか？　ユニクロといえばフリースでその名を馳せましたが、今季のフリースは一味違います。フワッフワでコーデの主役としても使える、存在感のあるデザインにパワーアップ！　ということで今回は、「ファーリーフリースフルジップジャケット」（￥2990）をこの冬おすすめしたい防寒アウターとしてご紹介します。

「ボリューミーなのに軽くて暖かい」「ニュアンスカラーが豊富で使いやすい！」「普段着、仕事着、ワンマイルウェアにも使える！」というクチコミもあるなか、実際のところは？　では早速見てみましょう。

今回レビューするのは、ファーリーフリースフルジップジャケットのブラウン、Mサイズ。ボアのようなボリュームがある、“ユニクロの名品”に注目しました。

素材の表示を見ると、生地は100%ポリエステル。アウターの中に忍ばせたり、ちょっと近くにお出かけする際のはおりのイメージが強いフリース。しかし従来より毛足が長くボリュームがあって、まさにファーリーな今季のフリースは、ボアアウターのように冬の一軍アウターとして活躍すること間違いなしです！　光沢や透け感はありませんが、ふわふわな毛並みによって、表情のある生地。引っかかりがなく肌触りがとにかくいいので、試着中ずっと触っていました……！　

ポリエステルは、洗濯機OK（乾燥機はNG）。自宅で洗える冬アウターなんて、使い勝手がよすぎますね。素材的にも、生地感的にも、シワになりにくいのもポイントです。

ちなみに使われているポリエステルは、100%リサイクル素材。環境に考慮した生地なんです。

ブラウン表記のカラーではありますが、写真のように少し明るめの色合いです。また、毛並みの向きや陰影によって表情が変わるので、従来よりさらに立体的で存在感のある印象を受けました。

ジップも、同色のブラウン系です。

ファーリーフリースフルジップジャケットは、ボリュームのある生地で、本命アウターとしてもサッと着られるはおりとしても優秀なアイテム。ボリュームについてはしっかり紹介してきたので、次にデザインについて見てみましょう。

同色のジップは上まで閉めると、ハイネックのシルエットで着ることができます。この時季、首まわりがこのフワフワなのはありがたい！　柔らかい生地ですが、しっかりと立ってへたらず首を包んでくれるので、マフラーいらずです。

袖と裾にはパイピング加工が。隙間風を防ぐので、保温効果もあります。また、袖はパイピングによってまくってもずり落ちにくい設計です。

ポケットはサイド一つずつ。中面もしっかりフリース生地になっているので、手を入れると暖かいです。中面は毛足が短いので、使い勝手もよし。この生地の使い分けに、ユニクロのこだわりと配慮を感じます。そしてポケットはなんと、前身ごろの内側にも！　私ならここにはカイロを忍ばせます。

ファーリーフリースフルジップジャケットの内側にズームアップ。このように裏地はなく、表地と同じフワフワ生地です。柔らかく肌あたりが気持ちいいので、むしろ裏地なしは正解！　首もとなど、布の縫い合わせ部分も気になるところはパイピング加工がされているので、ちくちくしません。　

現在取り扱っているファーリーフリースフルジップジャケットのカラーバリエーションだと、ブラウンのほか、オフホワイト、薄いピンク、ライトブルー、ナチュラル、青みブラウン、ダークグリーン、ブラックがあります。

使いやすいベーシックカラーはもちろん、ニュアンスカラーも充実。しかもどの色も個性的すぎずコーデに取り入れやすい、絶妙な色合いです。

店頭で着ずとも手持ちのアイテムと比較できるよう、気になるサイズをメジャーで測ってみました！　この後コーディネートでも提案時に着ているMサイズの数値なので、着用写真と合わせてチェックしてみてくださいね。

※サイズは編集部調べ。ユニクロが提示している公式な数値ではありません。また、物によってサイズには若干の差があるので、あくまで参考として、見てくださいね！

お尻に少しかかるくらいの長さ。ですが裾はパイピングによって広がらない仕様なので、実際着るともう少し短く感じます。

中にニットを着ても窮屈に感じない程度のゆとりがあります。

ジップを上までしめても苦しくはありません。

首の半分以上は覆われるくらいの高さです。

アウターにしては狭めな印象。ですが裏地もなく柔らかい着心地なので、数値ほどの小ささは感じません。

ジャストくらい。パイピングによって、だらっとすることはありません。

アウターとしては少し狭めかも。その分暖かいです！

アイテムのスペックがわかったということで、続いてはこのアイテムをどうコーデに取り入れるか？　重めカラーのパンツコーデ、明るめカラーのスカートコーデを考えてみました。

見た目以上に、いろんなシーンで使えるこのジャケット。ということで、パンツとスカート、それぞれのコーデでの取り入れ方を考えてみました。

普段からユニクロは基本的にMサイズ（ときどきSサイズ）を着ている162cmのライターが、Mサイズを着用。コーデに取り入れたときのサイズ感も参考にしてみてくださいね。

着用者：身長162㎝

アウター／ファーリーフリースフルジップジャケット（￥2990）
パンツ・ニット・シューズ／私物
私物以外ユニクロ

一年通して定番の、黒パンツ＋ボーダートップスのワンツーコーデ。そこにフリースジャケットを羽織るだけで、定番アウターとはまた違う、新鮮コーデの完成です。裾の長さがちょうどいいので、ワイドパンツとのバランスもよし。ちなみにジップは、首下まで閉めるとこんな感じです。

着用者：身長162㎝

アウター／ファーリーフリースフルジップジャケット（￥2990）
トップス／ソフトニットフリースクルーネックT（￥1990）
スカート・シューズ／私物
私物以外ユニクロ

着膨れしやすいホワイトコーデ。フワフワのフリースジャケットを着たらさらにもこもこになると思いきや、スカートのIラインとジップを開けないことで縦の線が強調されることによって、スッキリ着られました。

「出るたび買う」というファンも多い、ユニクロのフリースシリーズ。中でもとくにボリューミーなタイプ「ファーリーフリースフルジップジャケット」は、意外にも使いやすいデザインで、幅広いシーンで大活躍します。さらに豊富なカラバリだから、自分に合うカラーが見つかりやすく、シーンに合わせて色違いをゲットするのもあり。ぜひ店頭で試着して、そのよさを体感してください！