ジュエリーのお手入れ方法を、5記事にわたってプロが解説する連載。今回は、ゴールドとシルバーの週末お手入れ方法をご紹介。地金系ジュエリーは、長く愛用しているとくすんだり、変色してしまうことも…。たまのスペシャルケアとして、専用のクリーナーなどを用いたお手入れをすると、見違えるほど輝きを取り戻します!
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ジュエリーの知識と豊富な接客経験をもとに、リフォーム・修理・売却など幅広い活用方法をアドバイス。「ジュエリーの整理」を専門的な視点でサポートする。ジュエリーコーディネーター2級保有。
ゴールドの週末お手入れ方法〜リングの場合〜
ゴールドの傷や変色が気になる場合は、ゴールド専用の研磨剤が入ったクロスで拭きあげましょう。多少のくもりや変色であれば、研磨剤入りクロスでまたつやが蘇ります。クロスを使用した後は、研磨剤が残らないように食器用中性洗剤+ぬるま湯ですすぎ、拭きあげます。
※摩耗傷は研磨剤入りクロスでは取り切れません。そういった傷や、取り切れない変色、汚れが気になる場合は、ジュエリーの修理を受け付けている専門店にお願いしましょう。
ゴールドの週末お手入れ方法〜ネックレスの場合〜
ネックレスの留め具の中に入っているバネは鋼なので、水分が残っているとサビの原因になります。バネが硬くなったり、壊れてしまったりするので、洗った後はドライヤーで風を当てて水分をしっかり飛ばしましょう。ドライヤーは近づけすぎると電熱線の部分に触れる可能性があり危険なので、ある程度離して使用してください。
メッキの週末お手入れ方法
メッキのジュエリーは、使用後セーム革のクロスなどの柔らかい布でやさしく拭きあげます。ベースになっている金属によっては錆びの原因になるため、基本的には水洗いは避けたほうが安心です。また、研磨剤入りのクロスはメッキ剥げの原因になるため避けましょう。メッキ部分に変色が出てきた場合は、専用のクリーナー液「G&S」を使用すると改善する可能性があります。※ベースの金属の種類や状態によって使用できない場合があります。
メッキアクセサリーの場合は修理を受け付けているお店も限られます。なるべく日ごろから丁寧に拭き上げ、湿気の少ない場所で保管することが大切です。また、保管方法も重要。チャック付きの袋に入れて、なるべく空気を抜いて密封します。メッキは空気中に含まれる成分に反応して変色してしまうので、なるべく空気に触れないほうが◎。
メッキが変色した場合、使用するアイテムはこちら

モリモト G&Sジュエリークリーナー¥2420/ハンズ新宿店 ※店舗により取り扱いが異なります
実際に、変色したメッキジュエリーをお手入れしてみた!

数年前に購入し、しばらく放置している間に変色が進んでしまったスタッフ私物のメッキのピアス。実際にクリーナー液「G&S」を使用して、洗浄してみたら驚くほど綺麗に蘇りました。
シルバーの週末お手入れ方法
シルバーのジュエリーは、使用後セーム革のクロスなどの柔らかい布でやさしく拭きあげます。くすみが気になるとき、スターリングシルバーであれば研磨剤入りのクロスで拭き上げるだけで、かなり輝きが蘇ります。研磨剤入りクロスで拭きあげたあとは、食器用中性洗剤+ぬるま湯でしっかりと洗い流します。
※マットシルバーはマット加工された部分が薄くなる可能性があるため、研磨剤入りクロスの使用は避けてください。また、燻しシルバーも研磨剤入りクロスで拭くと燻しを施された部分が剥げてしまうので注意しましょう。
シルバーは空気中の成分と反応し、硫化という変色を起こす金属です。どうしても変色しやすいので、こまめなお手入れが必要。硫化による変色が気になる場合は、専用のクリーニング剤「speedip」で取り除くことができます。※燻しも取れてしまうため、燻し部分を残したい場合は避けましょう。
シルバーには、放っておくと少しずつ柔らかくなる性質があります。歪みやすくなったり、チェーンが切れてしまったりするので、適度に身につけたり触ってお手入れすることで、硬さを保つことが重要です。
シルバーが変色した場合、使用するアイテムはこちら

e-z-est スピーディップ 80g¥1155/ハンズ新宿店 ※店舗により取り扱いが異なります
スタッフ私物で検証!変色したシルバーはどこまで蘇る?

5年ほど放置していて、硫化が進んでしまっていたシルバージュエリー。研磨剤入りクロスで磨くだけでもかなり黒ずみが取れましたが、「speedip」に浸けるとわずか数秒でシルバーらしい輝きが蘇りました。
まとめ

地金系のジュエリーは、日常的に身につけているとどうしても変色が気になりますよね。少し変色しただけで「もう寿命かも…」と使わなくなってしまうのは勿体無い。スペシャルケアで、簡単に輝きを取り戻すことができます。ぜひ、お手元の変色してしまったジュエリーたちも一度ケアしてみてくださいね。
撮影/原田凌佑 スタイリスト/鷹取美咲 取材・文/髙田彩葉


















































































