いろんな神社でお願いするのはいいことではない?お願い事の正しい言い方は? 気にはなりつつも、なかなか正解が見つからないのが神社参拝のマナー。占い芸人の島田秀平さんが教えてくれました!
教えてくれたのは
![占い芸人 島田秀平さん](https://img-baila.hpplus.jp/common/large/image/d8/d818adba-b456-41db-ae4c-ea5d6306288b.jpg)
占い芸人 島田秀平さん
1000人以上の芸能人の手相を鑑定し、手相芸人として人気を博す。ユーモアあふれる「島田流手相術」が支持され、テレビ・雑誌などで大活躍中。公式YouTubeチャンネルも配信中!
Q どんな服装で行くのが正しい?
![「目上の方へのご挨拶」にふさわしい格好をしましょう](https://img-baila.hpplus.jp/common/large/image/b4/b41a0af3-130d-42d6-b2f7-f93402086ace.jpg)
A 「目上の方へのご挨拶」にふさわしい格好をしましょう
「神様にご挨拶に行く服装なので、失礼のない服装で。お世話になっている目上の方のご自宅に新年のご挨拶に伺うとしたら、デニムにスニーカーではなく、それ相応の服を……と気をつかいますよね。同様にきちんとした服装を心がけて」
Q 何時に行くのがよい?
A 午前中がおすすめ。雨の日も実は◎
「気が澄んでいる午前中が吉。自分自身も午前中はけがれがなく気分がスッキリしているもの。また、雨の日も実はお参り日和。浄化の雨として、悩みや迷い、けがれを流してくれるといわれています」
Q お願い事の正しい言い方は?
![自己紹介から願い事まで具体的に!](https://img-baila.hpplus.jp/common/large/image/de/de15e3f5-09b8-40dd-85bb-bb38417b1a67.jpg)
A 自己紹介から願い事まで具体的に!
「まず『○○(住所)から来た△△です』と自己紹介は忘れずに。願い事は神様への所信表明。曖昧な言い方ではなく、『○○になりたいので××の勉強を頑張ります』と具体的な計画を宣言しましょう」
Q お賽銭は多いほうがよい?
A 「かなえたいから大金を」はかえって失礼!
「『奮発するから願いをかなえて』という気持ちでお賽銭を出すのは、神様と駆け引きすることになるのでNG。お賽銭とは神社をきれいに保つためのもの。感謝の気持ちで入れましょう。人に借りずに、自分のお金を使うことも大事なこと」
Q お礼参りは必要?
A 必要です!
「誰かに相談したら、お礼を言いに行くのと同じで必要なこと。願いがかなっていない場合も、途中経過を報告しに行きましょう。遠方で行きづらい場合、同じ神様を祀る近くの神社に行くという方法も」
Q お守りを返すべきタイミングは?
A 一年に1回はお返ししに行きましょう
「お神札やお守りは、年に1回は神社にお返ししに行き、新しいものをいただきましょう。いろいろな神社のお守りをまとめて返しても問題ありません。タイミングは、新年や、願いがかなったときなど」
Q いろんな神社でお願いするのはいいことではない?
![神様は寛大。相性のいい神社を探すきっかけにも](https://img-baila.hpplus.jp/common/large/image/64/6438556a-7d99-4e60-bc79-92d7c69913fd.jpg)
A 神様は寛大。相性のいい神社を探すきっかけにも
「いろいろな神社のお守りを持っているからといって、神様は怒ったりしません。また、人と神社にも相性があります。神社を巡ることで、しっくりくるMYパワースポットが見つかるかもしれませんよ」
イラスト/清水利江子 取材・原文/櫻木えみ 構成/斉藤壮一郎〈BAILA〉 ※BAILA2020年3月号掲載