生理など女性の体や心の悩みへのアドバイスが的確でわかりやすいと評判の産婦人科医の高尾美穂先生。BAILA読者のお悩みにもお答えいただきました!今回は相性のいい婦人科の先生について聞きました。
Q 生理痛が重く、何時間も嘔吐し続けたりするときがあるほど。婦人科に相談しても何人もの医師から「あっそうですか。まあそういう人もいるんじゃないですか?」と軽くあしらわれ、まともに取り合ってもらえない経験をしています。ちゃんと対応してくれる婦人科医、そして相性のいいお医者さんはどうやったら見つかるのでしょう。(30歳・事務)
A 生理痛も立派な病気。きちんと対応してくれる医師を探しましょう
「生理痛がそこまで重い場合は月経困難症という診断がつき、超音波検査をするのが一般的です。ほかの病院を当たりましょう。相性のいいお医者さんは、悩みが複雑化してくる更年期までに見つけておくといいですが、月経困難症に関しては医師との相性はあまり関係なく、ピルや漢方、対症療法などで改善が見込めます」
イーク表参道副院長
高尾美穂先生
産婦人科医。婦人科の診療を通して女性の健康をサポート。アプリstand.fmの番組「高尾美穂からのリアルボイス」でも情報を発信。
著書は『いちばん親切な更年期の教科書【閉経完全マニュアル】』(世界文化社)など。
取材・原文/和田美穂 ※BAILA2021年11月号掲載