働くバイラ世代と首のコリは切っても切れない腐れ縁。そのコリ、ほうっておくと首の太さや顔のむくみにつながるかも!? 今回はガチガチ首チェックと、ほぐし&ストレッチだけで首もとがすっきり変化する“うちやま式・首美人メソッド”を紹介。
無意識のうちにガチガチ首になってない?チェックしてみよう!
□上を向くと首に詰まり感がある
□背中を壁につけたとき、頭と壁がこぶしひとつ分以上離れる
□首や肩がコリやすい
□鎖骨が肉に埋もれてきた
□リラックスして座ると頭が胸より前に出る
放っておくと…
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首が太く短く
二重あご
首のシワがとれない
首コリ肩コリが治らない
首美人もガチガチ首も、骨の数は基本同じ。違いは生活習慣にあり!
デジタルデバイスを使わない日はない現代社会。首や肩のコリが気になっている人は、もしや「ガチガチ首」現象が起きているのかも。ほうっておくと体調だけでなく、首が短く見えたり、二重あごになったりと、見た目にもネガティブな影響があると教えてくれたのは、YouTubeで人気の美容整体のうちやま先生。
「首は7つの骨が連なって頭を支えているのですが、PCやスマホを長時間見ることが増え、首が前傾してしまう人が増えています。そうすると、本来衝撃を逃すために湾曲していた骨がまっすぐになり、いわゆるストレートネックという状態に。ストレートネックになると、骨だけでは頭の重さを支えきれずに周辺の筋肉にまで負荷がかかるため、首コリや肩コリの原因になってしまいます。さらに血液やリンパの流れも滞り、顔のむくみやくすみ、フェイスラインのもたつきなど、美容面においても様々な悪影響を及ぼす可能性が。冒頭でお話ししたとおり、首の骨の数はスーパーモデルも一般人も平等に7個。それを長く見せるか短く見せるかは、その人の生活習慣次第なんです」
では、今から首美人になるにはどうしたらいいの?
「まず、上のチェックリストから自分の首がガチガチ首になっていないか確認を。もしひとつでも当てはまる項目があれば、首をほぐすストレッチにチャレンジしてみてください。習慣化することが大切なので、毎日数分でできる簡単なものでOK。首の可動域を広げて柔軟性を取り戻すメソッドを1週間続ければ、見た目にも体調面にも、だいぶ変化を感じられるはずです。ガチガチ首が定着してしまうと、肩コリから頭痛に発展することも。体への不調が出る前に、簡単メソッドをマスターして首美人を目指しましょう!」
【うちやま式首美人メソッド】全部やったら、こんなに変わった!! スーパーバイラーズ横井さんのBefore/After
首が前に出ているだけでなく、普段の姿勢のクセで左右にもゆがみが出ていた横井さん。湾曲していた首がまっすぐに整い、スッと伸びた印象に。胸鎖乳突筋や鎖骨の存在感も増し、首美人度が格段にレベルアップ!
肩よりもだいぶ前に出ていた耳が肩の真上に戻り、首の傾きもだいぶ改善。若干下向きだった顔もしっかりと前を向き、表情まで明るく変化したのには本人も驚き! 頭の位置が正常に戻ることで、背も少し伸びたよう。
撮影/藤澤由加 ヘア&メイク/吉永佳世 モデル/横井万里子(スーパーバイラーズ) イラスト/船越谷香 取材・原文/野崎千衣子 ※2024年5月号掲載