働くアラサー女子が、同世代俳優【淵上泰史】から学ぶべき8のこと

2018-04-03 19:30
  • 彼氏にも上司にも同僚&先輩&後輩にも女友達にもモテたいがために、私たちが日々、リアルコミュニケーションやInstagram、FacebookのSNSなどで無意識...いや意図的に行っている“ポジティブなセルフブランディング=猫かぶり”に注目したユニークなドラマ『彼氏をローンで買いました(=以下、彼ロン)』が放映中です。こちら、なんと『101回目のプロポーズ』『ひとつ屋根の下』といった日本のドラマ史上伝説ともいえる傑作を次々と世に送り出してきた名脚本家・野島伸司さんの最新作。現代人がナチュラルにかぶっている“猫”っぷりと、その仮面の下に隠されたリアルな本音の両面にスポットライトを当てた、ありそうでなかった画期的ともいえる作品なんです。
  • で、こちらがハイスペエリート彼氏役を演じる、淵上泰史さんです♡
  • 『彼ロン』の主人公は、私たちのスーパーアイドルにして、最近女優としても大活躍中の真野恵里菜さん演じる浮島多恵。大手企業の受付嬢しかもセンターポジションを勤める多恵ご自慢の超ハイスペックエリート彼氏・白石俊平役を演じるのが、今回ご紹介する淵上泰史さん。俊平の心を離さないよう、常ににゃんにゃんブリブリと“猫”をかぶって暮らす多恵ですが、モテるがゆえに浮気ばっかり繰り返す本命彼氏にストレスはたまる一方。そんなとき、自分をさらけ出せて、何でもいうことをきいてくれる“ローン彼氏”(=横浜流星さん演じる刹那ジュン)を、月々¥39800でつい闇サイトでポチっちゃいます。
    仕事はできる超エリートなのに、いつまでたっても浮気癖が治らない困ったちゃん男子を演じる淵上さんですが、1984年生まれ・現在33歳のリアルBAILA世代でもある彼の素顔はとっても誠実! 今回は、同じ働くアラサー世代の観点から彼の魅力に迫ります♡
  • 働くアラサー女子が、同世代の淵上泰史から学ぶべき8のこと。
  • ① 逆境や挫折に負けない、しなやかなで強固なアスリート魂。
  • もともとはプロサッカー選手を目指して、ガンバ大阪ユースから流通経済大学に進学したものの断念。もうひとつ、大好きだった映画俳優への道を志すも、膨大な数の事務所や作品のオーディションを受けては落とされるを繰り返し、小劇場の裏方の仕事やアルバイトで凌ぎながら、デビューにこぎつけるまで実に7年もの時間を費やしたそう。お世辞にも平坦とはいえない道のりを乗り越える原動力となったのが、アスリート魂が培った粘り強さと、参加する作品や演技に対する熱い想い。「作品をよくしたい、さらにいい役者になっていきたい。目標がクリアだからこそ、必死になれる気がします」。
  • ② 自分の役(=仕事)のいいところを見つけ、とことん愛し、つき合う。
  • 『彼ロン』で演じている白石俊平のことを「すごくエリートですけど、本命彼女で真野さん演じる浮島多恵に、毎ッ回同じ場所で浮気しているところを見つかっちゃうんです。“こないだ遭遇しちゃったから、あそこに行くのは避けとこう”とか思わないんです。ちょっとヌケてますよね(笑)」と客観的に見つめながらも、その目はとっても楽しそう♡ チームワークも忘れません。「真野さんはじめ、他のキャラクターがみんなハイテンションなので、僕は逆にちょっと落として演じるようにしています。コメディですが制作期間も短く、ほどよい緊張感の漂う現場なので、いちばん年上の僕が集中してビシッと決めないと」。
  • ③ 類まれなる瞬発力を発揮して、人の記憶に余韻を残せる。
  • というわけで『彼ロン』撮影現場ではごくもの静かなムードだという淵上さん。「存在に気づかれないんです。よく、近くでちゃんと待機しているのに“淵上くんはどこ行ったー?”って探されます(笑)」とつつましやか。でも、浮気相手役として毎回入れ替わる共演の女優さんたちには、毎回とても気を遣うといいます。
    「彼女たちは、僕と浮気デートをしているときに決まった場所で多恵に遭遇するという、いわゆる“ゲスト出演”役。たとえ朝イチの現場だろうとテンションをMAXレベルまで上げ、一瞬の出番のなかで、監督にも視聴者にも“余韻”を残さなければいけない。彼女たちからすれば、レギュラー陣と同じくらい大変な役だと思いますし、みなさんもれなくとても緊張されています。でも、そのなかでどこまで振り切れるかが重要。僕もそうやって“貴重な一瞬の印象”を積み重ねて今の立場に進めたと思っているので、なるべく“大丈夫ですよ”と声をかけたり、彼女たちの頑張りに逆に元気をいただいています」。
  • ④ 自らの可能性に“天井”を設けない。
  • 映画が大好きなゆえに俳優を志すようになった淵上さんですが、そのターニングポイントになったのは意外にもTVCMでした。「Google『Nexus7』のCMに、ダンスが踊れない体育教師役として出演させていただいたんです。CMですからさらっと流れて終わるんだろうなと思っていたのですが、自分の想像以上に“あいつ誰?”という反響が大きくて。CMだからこそリーチが広がり、観た人の心に残る作品になったんだとわかりました。それから、受けるオーディションの幅を、映画中心からTVドラマなどにも広げるようになって挑戦したのが『昼顔』。だだっ広ーいスタジオの中で、監督を含むメインスタッフを大勢相手にしなければならない孤立無援状態のプレッシャーに“絶対負けたくない!”と思ってがむしゃらに臨んだ結果、“淵上くん、いいよね!”と評価されて役をいただけました。それ以来、多くの人の目に自然と触れやすいTVやCMにも、機会があれば積極的に参加する姿勢を取っています。映画は素晴らしいし大好きですが、上映期間も観客もどうしても限定されてしまいますから」。
  • ⑤ 自分をいちばん信じてあげるのは自分。
  • 元アスリートらしいさわやかなムードが素敵な淵上さんですが、『恋がヘタでも生きてます』出演前までは「色気が足りない」と指摘されることが多く、かなり凹んでいたそう。「任される役柄によってカメレオンのようにキャラクターを変化させるのが俳優の仕事ですから“無色透明”ってのは悪いことじゃないと思うんです。でも、30歳も超えてくると、ある程度のイメージ戦略が必要じゃないですか? あと、魅力的だと感じる先輩方は確かにみなさん“色気”がある。ある日父親に“男の色気はどうやったら出てくるんだろう?”って相談したんです。すると『色気なんてのは相手の感じる感性の問題だから、そんなもん気にするな。むしろ相手にお前の本質を見抜く力があるのかどうかを疑え』といわれて、胸のモヤモヤがスッと晴れました。僕が積んできたそれなりに紆余曲折している経験は僕だけのものだし、そこからにじみ出てくる個性や雰囲気、つまり僕の色を、僕自身が信じてあげなくちゃって」。
  • ⑥ 戦うことを恐れない、勇気ある大人の女性が好き。
  • 仕事や、やるべきことに向かって必死に戦っている女性の姿に魅了されるという淵上さん。「“こうなりたい!”という目標を明確に持ちながら、逆境にもまれて抗っている女性って、内面から自然と磨かれてくると思うんです。もちろん、InstagramなどのSNSにアップされるリア充っぽいきらびやかな姿も素敵ですが(笑)、僕はその裏側をこそちゃんと見届けたい。BAILAが提案する“逆算女子(=なりたい目標を明確にして、そこに到るまでのプロセスをしっかりこなす)”にはとても共感できますが、人生、思い通りにならないことって絶対あります。そこを乗り越えようとしている姿こそ、いちばんきれいだと思います」。
  • ⑦ 思いのこもったものを身につけるのが好き。
  • ファッション誌であるBAILAのために、とっておきのおしゃれをしてきてくださった淵上さんはファッションが大好き♡ この日はエレナ ドーソン(Elena Dawson)というイギリスブランドのシャツをご着用。ハンドメイドで丁寧に作られ、世界でも選ばれたショップのみで手に入る通なブランドがとてもお似合いです。
    「スタイリストさんはつけずに、衣装はいつも自前で用意しています。きちんと思いがこもった服を着たいので、一着買うのもかなり考えますね。また、このリング(=中指につけたネコ型シルバーリング)は、BIGBLACKMARIA(ビッグブラックマリア)のもので、事務所の先輩である大森南朋さんに、誕生日にいただいたんです。普段毎日身につけています」。
  • ⑧ 地道に努力を続ける“バイプレイヤー”でこそ最強!
  • 下積み期間が長いため、キャリアに悩みがちな同業の後輩たちにいろいろと相談されることも多いという淵上さん。「芝居と真面目に向き合って、どうにかしようと努力している子なら、たとえ未経験でもしっかり話を聞く」頼れる兄貴だそうです。
    「常に2番手や3番手にいてベストな状態をキープしておき、いざというときにいちばん前(=主演)に出られる力を発揮できる“バイプレイヤー”こそ最強だと思っています。多彩な経験を積んでいる人こそ素敵だと思うし、経験者の言葉には嘘がなく、すごく説得力があるでしょう? 真摯に仕事と向き合い、戦い続けたいと思っています。それこそが“本物”という価値を得て、評価につながると信じています。自分の立場を上げるためには主役も脇役も両方やっていかなければならないし『この役は淵上さんにお願いしたい』と思わせるような芝居をしていきたいですね」。
  • 穏やかに微笑みながら丁寧に語る淵上さんの言葉の端々に、“俳優”という難しい仕事に愚直なほど真剣に向き合い続けるアラサー同世代男子の誠実な姿勢を感じ、「応援したい!」ムードが高まりまくった同世代エディター沖島&カメラ中澤。そんな彼が全力で挑む超イケメてるエリートサラリーマン姿を拝むならぜひ『彼ロン』をチェックしてみてくださいね♡ スーツ姿が決まってます♩
  • 【淵上泰史/ふちかみ・やすし】
    1984年和歌山県出身。アパッチ所属。長期間の下積み時代を経て、27歳のとき、映画『軽蔑』(廣木隆一監督)で本格デビュー。ドラマ『昼顔〜平日午後3時の恋人たち〜』や『ファーストクラス』などの人気作やGoogleのCMなど、さまざまな作品&役をつとめて地道にキャリアを重ね、2017年『ダブルミンツ』(内田英治監督)で映画初主演。今もっとも注目される俳優のひとり。
撮影/中澤真央 取材・文/沖島麻美
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