12月の誕生日で33歳に。まさにバイラ読者と同世代の中村倫也さん。出演作が次々話題になり、注目度が増し始めた“30代”の今の心境をインタビュー。役で見せる変幻自在な顔と、ちょっぴり気だるげな普段のやわらかな表情に隠された彼の魅力に迫ります。
条件はナシ。直感あるのみ
以前から「35歳で結婚したい」と宣言してきた。「したい、今もしたいですよ! 僕、相手に求める条件はないんです。もう『好き』って思ったら好きです。頭で考えるからややこしくなるんですよね。女子の相談ごととか聞いていても、あーだこーだ考えるじゃないですか。でも結果、彼氏ができて紹介されたら、全然その条件に当てはまってない(笑)。『お前、またそういうタイプを選んだのか』ってことが多いんで、結局は直感なんじゃないですか。恋はしようと思ってできることじゃない。誰かに出会ったら、その関係をどう成立させていくか。二人で努力することこそが恋愛な気がします」
シンプルで罪がない。僕が動物を好きな理由
中村さんを語るうえで欠かせないものが動物。ハムスター2匹と古代魚を飼っている。「人間って子どものころは足が速いとか、純粋に生き物として強い子がモテるのに、大人になってくるとイケメンだとかお金持ってるとか親が面倒くさくないとかいう子がモテる。人類がつくり出した社会性という枠組みの中で“よい”とされる相手を選んでいる気がするんです。でも動物って優秀な遺伝子情報を持ってる個体に巡り合ったら、パートナーとして交尾するじゃないですか。シンプルだし、罪がないですよね。あとわけのわからない能力を持った生き物がいっぱいいるので、その進化論を調べるともう、楽しくて仕方がない!」
ゆるっとやわらかい表情で話す中村倫也さんのインタビューの全貌は、11月12日(火)発売のBAILA2019年12月号をチェックして!
中村倫也さんの最新作は笑って見ていられる新感覚ミステリー
映画『屍人荘の殺人』
出演/神木隆之介、浜辺美波、中村倫也ほか
公開/12月13日(金)より全国東宝系ロードショー
神紅大学のミステリー愛好会会長の明智恭介(中村倫也)と万年助手の葉村譲(神木隆之介)は、学内の事件を推理する自称“ホームズ”と“ワトソン”。ある日、謎の美女探偵・剣崎(浜辺美波)とともに脅迫状が届いたというロックフェス研究会の合宿に参加することに。だがそれは前代未聞の連続殺人事件の幕開けだった――!
なかむら ともや●’86年12月24日生まれ、東京都出身。’05年に俳優デビュー。舞台『ヒストリーボーイズ』、NHK連続テレビ小説「半分、青い。」、ドラマ「凪のお暇」、映画『星ガ丘ワンダーランド』『狐狼の血』など幅広く活躍。映画『屍人荘の殺人』が12月13日公開。ほかに『影裏』(’20年2月14日公開)が待機中。