関西ジャニーズJr.を引っぱってきた絶対的エースの西畑さん。昨年、なにわ男子としてCDデビューを果たし、センターを担う。“メンバー同士、切磋琢磨しながら高め合うグループでありたい”と、チームワークを何よりを大切にする彼の、仕事のポリシーとは――。スペシャルインタビュー前後編の前編です。
なにわ男子・西畑大吾
西畑大吾
にしはた だいご●1997年1月9日大阪府生まれ、AB型。2021年11月12日になにわ男子としてCDデビュー。ツッコミもボケも仕切りもうまく、グループの進行役に。また演技力にも定評があり、2014年NHKの連続テレビ小説「ごちそうさん」に出演し高い評価を受ける。
7人が一体となって、チームワークのあるべき姿を見せていきたい
関西で鍛えられたお笑いスキルと的確なツッコミ、頭の回転の速さやアドリブを絶賛される西畑さん。
「10代の頃から冷静で落ち着いていたし、グループの中でもまじめに思われがち。仕事だと、締めるところは締めないとっていうモードになるからかな。でも、完璧主義では全然ないんですよ。たとえば、ライブの演出は僕が一任されているけれど、こだわりたい部分と託す部分でメリハリがあります。衣装は、担当してくれているメンバーの(長尾)謙杜を尊重したいから、演出的な希望があるところだけイメージを伝えるくらいにしたりとか。得意な人に任せるところは任せて、みんなでいいものを作り上げたい気持ちがいちばん強いんです。完璧を求めすぎると、うまくいかなかったときに自分を責めたり、周囲と衝突しちゃったりするから。
グループと一人の現場で、スタンスはけっこう違いますね。意識して、というより自然に切り替わる感じ。ソロはどっちかっていうと出すぎぐらいが爪痕を残せたりしますが、それで反感を買ってしまうこともあるし、塩梅がすごく難しいなって悩むことも。全部が自分に返ってくるので。その点、グループは安心感が全然違う。なにわ男子は7人いるからバランスもとりやすく、いい感じに中和されるんですよね。たとえるなら、スピードスケートのチームパシュートのように、前に出る人もおって、途中で先頭が入れ替わったりもして、最終的にみんなでゴールするのが理想! 出るとこと引くとこできれいに連携できたら最高だなって。人よりちょっと警戒心が強い西畑ですが、メンバーのように一緒にいる時間が長いと、いきなり壁がなくなって、デロンデロンになります」
「誰かがミスをしても、ほかのメンバーが即座にカバーしてくれるので、常に安心感があります!」
「新・信長公記〜クラスメイトは戦国武将〜」
日本テレビ系 日曜22時30分~
出演/永瀬廉(King & Prince)、山田杏奈、西畑大吾(なにわ男子)、三浦翔平、満島真之介、濱田岳、小澤征悦、柄本明ほか
織田信長、徳川家康、豊臣秀吉。名だたる戦国武将のクローンたちが同じ高校に集結。総長の座を目指し、知力と武力で覇権を争う物語。
取材・原文/山中ゆうき ※BAILA2022年10月号掲載