11月14日にCDデビュー15周年を迎えるHey! Say! JUMP。協調性の高い7人は、どんなピンチもお互いを支え合い、チームワークとそれぞれの個性を同時に輝かせながら、自分たちらしいグループのかたちを作り上げてきた。「好きだから楽しむ!」と声をそろえる男たちの仕事の流儀に迫る。今回はメンバーへ2つの質問。アルバム『FILMUSIC!』の推しどころも話してもらいました。
Hey! Say! JUMP
15年間、ずっと好きなものは何ですか?
髙木 「デビュー前からの僕を知っている仲間がいる“地元”かな。自分を飾らず素でいられるから、楽で居心地がいいんだよね」
知念 「“ダンスにこだわる思い”は15年ずっとブレない。自分にとって頼れる武器。最近は後輩のダンス動画もいい刺激です」
有岡 「この“仕事”が心底好きだし、毎日刺激的な仕事現場で幸せです。あと、子どもの頃からずっとオムライスが大好き♡」
山田 「ずっと変わらず“肉”LOVEです。親子丼とか簡単に作れるものだけですが、余裕があるときの自炊も肉料理一択に!」
薮 「“Hey! Say! JUMPのメンバー”は、今も昔も大切な存在。自分も頑張らなきゃと思える仲間がいるのって、最高ですよ」
伊野尾 「一人で何かを続けることが苦手な僕にとって、楽しみを共有しながら、15年間続いた“グループ活動”こそが宝物ですね」
中島 「長年の趣味の“電子ドラム”と“カメラ”になるかな。どちらも独学で始めましたが、一度ハマったらとことん極めたい派です」
今、胸に抱くグループの夢
薮 「デビューした頃は、偉大な先輩の背中をただ追いかけるだけだったけど、今はHey! Say! JUMPという世界で見える景色を、ファンと共有できるようなグループへ成長しました。だからこそ、15年後もグループの仕事はホームらしく、みんなにとっていつでも戻ってこれて、そこにいれば幸せな時間を感じる場所であってほしい!」
有岡 「ステージから見える客席の景色が、徐々にですがファミリー層になってきました。これまで以上に家族で応援していただけるようなグループになっていけたら。あとは、インスタグラムの公式アカウントを開設したので、“ジャンプがまた面白い仕掛けをぶち込んできたな”と思ってもらえるようなことを発信していきたいです」
髙木 「常に自然体で、自分たちらしさがあふれるHey! Say! JUMPを維持したい。何歳になっても、メンバー自身が楽しむことが大事だと思っています。それを見たファンの方たちにも一緒にハッピーになってほしい。“こういうグループを目指そう”という設定は必要なくて。心の底から好きだと思えていないといつかボロが出るしね(笑)」
伊野尾 「アイドルとして、世界中のすべての世代へ響く曲を残したいんですよ。15年やってきていますが、Hey! Say! JUMPとしての“時代の曲”みたいなものは、いまだ生み出せてない気がする……。それを目指しながら、グループ活動を頑張っていきたい。個人では、健康で、楽しい人生を送りながら、いろんなことに挑戦できたらいいなぁ」
山田 「夢や目標はあえて立てないようにしています。新しいアイディアを想定と違うからって排除したり、タイミングを逃すことにもなりかねないし、敷かれたレールに乗って進むだけだと人は楽をして考えなくなったりするから。頑張る原動力はやっぱり必要だし、ひとつのものを作り上げる上での話し合いはずっと大事にしたいです」
中島 「Hey! Say! JUMPという“新しいジャンルを作り上げたね!”って、言われるようになるまで活動を頑張るしかないと思っています。メンバーがわちゃわちゃして、何歳になっても仲よしで、見ていて安心するような存在でいなきゃいけない。それと同時に、面白いグループだと思ってもらえるようなチャレンジを続けていくからね」
知念 「グループとして変わらないのもいいけど、変わっていくのも楽しいのかなって思います。今こうなりたいと決めてしまうと、時代と合わなくなるので、どんな変化にも対応できるHey! Say! JUMPでありたい。うちは平成という時代の名前を背負っているわけだけど、新しいものもしっかり取り入れて進化していかないと!」
NOW ON SALE アルバム『FILMUSIC!』、ここが推し!
髙木 「一曲一曲、テーマとコンセプトがしっかりあるアルバムに仕上がったので、そこに注目してほしいですね。多くのアーティストさんとのコラボレーションが実現したおかげで、自分たちの歌い方も幅が広がった気がしています」
中島 「メンバーが今まで影響を受けてきた映画や音楽とかけ合わせた、コンセプチュアルなアルバムになりました。ありがたいことに、たくさんのシングルを出すことができたのもあって、テーマ性のある曲が詰まっているからね!」
知念 「僕はあんまりエンターテインメントの知識がないから、打ち合わせのときはピンときてませんでしたが(笑)、映画好きならリンク感を楽しんでもらえるはず。推し曲は悩むけど、『漢花火』が歌っていても気持ちがいいですよ」
山田 「初めて楽曲に関わっていただいたアーティストの方がけっこういるので、今までにない化学変化を楽しめるはず! スキマスイッチの大橋卓弥さんと優里さんとのコラボは、プライベートで仲よくなったことがきっかけなんです」
有岡 「前回のアルバムに続き、今回もたくさんの豪華なアーティストの方たちに、楽曲を提供していただきました。僕は、“水曜日のカンパネラ”のケンモチヒデフミさんが手がけてくださった『Change the world Y2K』がおすすめです!」
伊野尾 「今回のアルバムはバラードが多めで、おしゃれな感じに仕上がっています。ラジオにゲストで来てくださったケンモチヒデフミさんが、そこからの不思議なご縁で楽曲提供していただくことになったのが嬉しかったですね」
薮 「オムニバス的な要素も感じることができるアルバムになっているので、全曲しっかりチェックしてね。僕の推しは『君がみた一等星(ひかり)』。バラードで雰囲気がすごく好きなので、部屋でアロマキャンドルをたいて聴いてほしいな」
アルバム『FILMUSIC!』
Hey! Say! JUMP ¥3135/J Storm
9枚目のオリジナルアルバムは『音楽×映画』がコンセプト。切なくロマンチックなラブストーリーから疾走感のあるアクション映画、優しい気持ちになれるヒューマン映画など様々な映画ジャンルをテーマに豪華アーティストが書き下ろした新曲を多数収録。
Hey! Say! JUMP
へいせいじゃんぷ●2007年9月24日にグループ結成後、11月14日「Ultra Music Power」でCDデビューを果たす。現在、「いただきハイジャンプ」(フジテレビ 土曜10時25分~)にレギュラー出演中。また、9月3日よりスタートする『Hey! Say! JUMP LIVE TOUR 2022 FILMUSIC!』は宮城をスタートに北海道、東京、和歌山、熊本、新潟、ファイナルは静岡で、全7会場で28公演を開催する。
構成・原文/山中ゆうき ※BAILAhomme vol.2掲載
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