海外ドラマに詳しいライター・今 祥枝と編集・ぴらが、働く女性におすすめのドラマをピックアップ! 今回は『エミリー、パリへ行く』のシーズン3をご紹介。パリの街を舞台に、主人公のエミリーが友情や恋愛、仕事に奮闘する姿が描かれている。何があっても楽天的なエミリーを見ていると元気がもらえるはず!
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パリでパワフルに生きるアメリカ人女性の楽天的な魅力!
編集ぴら(以下ぴ) シーズン1は、よくも悪くも話題になったドラマですが、シーズン3はぶっ飛びコメディ感はそのままに、当初批判の多かった部分は改善しているように思います。ちょっとしたステレオタイプを逆手に取ったギャグ的な展開は、『翔んで埼玉』を彷彿とさせて、埼玉県民としては不思議と親近感も(笑)。
今 エミリーのキャラクターもストーリーも、突っ込みどころが満載(笑)。それも込みで、カラフルなファッションや旅情を誘うロケーションは、眺めているだけで気が晴れるよね〜。
ぴ パリの街並みの美しさとファッションが可愛いのが眼福! 少し勇気のいる色使いを着こなす主演のリリー・コリンズを見て、私も明日はちょっと鮮やかな色をさしてみようかなという気持ちに♡
今 新たな恋が始まったけれど元カレが……な展開は想定内だけど、シーズン3は過去最大にエミリーは仕事をしている感じ?
ぴ シーズン1ではパリでの恋愛に浮かれまくっていたエミリーが、仕事を優先しすぎて「少しは相手の気持ちを考えて」と言われるほど。生活のバランスって難しい。
今 でも、何があっても楽天的なところがエミリーの持ち味。
ぴ 大失敗を繰り返しても、パワフルに生きているエミリーを見ていると、元気に頑張ったら、何かしら状況は好転するかなと思えて、気持ちが軽くなります! そしてこのドラマには、「だってパリだもの」と、パリを特別な場所とするセリフがたくさん出てきますが、自分がいる場所をこれだけ特別に感じられたら最高だなと。私も「だって東京だもの」と思って今日から過ごしてみようかしら。
『エミリー、パリへ行く』シーズン3
シカゴで働いていたエミリーが、パリのマーケティング会社で働くために移住。パリの街を舞台に、友情や恋愛、仕事に全力で取り組む夢の海外生活を描く。主演は、『白雪姫と鏡の女王』のリリー・コリンズ。パリでエミリーの親友になるミンディー役に「メリー・アン・シングルトンの物語」のアシュリー・パーク。製作総指揮は、『セックス・アンド・ザ・シティ』のダーレン・スター。衣装デザイナーはマリリン・フィトゥシ。
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イラスト/ユリコフ・カワヒロ ※BAILA2023年4月号掲載 ※配信情報は記事掲載時点のもので、変更になっている場合や、配信が終了している場合があります。