BAILA世代の心をつかみまくる、少年ジャンプの名作バレー漫画『ハイキュー!!』が卓上コミックカレンダーになって付録として登場! 今回は、働く毎日を鼓舞してくれる漫画内の名セリフをプレイバックしてお届け!
【今月の特別付録】『劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦』公開記念 『ハイキュー!!』COMIC CALENDAR
名言&名シーンがぎゅっと詰まったBAILAオリジナルの卓上カレンダー
映画で描かれる『ゴミ捨て場の決戦』をメインにキャラクターごとに名シーンをピックアップ。オフィスのデスクで使える卓上メッセージもぜひ活用して♪
働く大人に刺さるハイキュー!!名言集
19巻p.49
▶結果だけでなく内容も大切だと気づかされる
バレーボールの得点は、どんなプレーであっても1点。しかし、試合の流れを大きく変える「内容100点」の1点もある。目に見える結果としては“1点”のような小さなものしか積み上がらないときも、“100点の1点”を狙いたいと思えるひと言。
探せ 探せ 考えろ
いつもと同じ目線じゃ駄目だ
いつもと同じ考え方じゃ駄目だ 探せ
by 日向翔陽
24巻p.87
▶うまくいかないときこそ、思考を止めてはいけない……!
日向が県選抜の練習に無理やり参加しようとし、ボール拾いだけならやってもいい、と言われたときのセリフ。ボール拾いという立場でも吸収できることはないか、できることはないかと探す日向の思考と姿勢、見習いたい!
4巻p.69
▶同じ壁に何度も当たったとしても、いつかは“慣れ”で突破できるもの
烏野高校の素早すぎる速攻を受け、混乱する音駒高校。そんな中、音駒の“脳”であるセッター・孤爪研磨が放つ冷静なひと言。目の前の問題がどんなに大きく難しそうに見えても、繰り返せばいつかは「慣れる」。壁を越える力になる名言。
4巻p.55
▶「できない」ことや逆境をもポジティブに変換
烏野高校主将、澤村大地の名言。初の音駒高校との練習試合で、新入部員をレギュラーに加えた初の試合。どんな試合になるかわからないなかでチームメイトを鼓舞するために放った直球なこの言葉は、働くバイラ世代の支えにもなってくれそう。
26巻p.79
▶新しいことを始めるとき、背中を押してくれる
烏野高校2年、リベロの西谷。レシーブ能力の高い彼が、苦手なオーバーを練習している際、アンダーでいいんじゃないかと問われた際の返答。しなくても誰も責めない努力に対して「やんないなんてつまんねえよ」とは……アツすぎる!
31巻p.172
▶挑戦や勝負を前にしても、動じない理由がここに
「こわい」からと逃げてしまうことで、その対象のことが「わからず終い」になってしまうのはもったいない……という西谷祖父の教えの話。西谷が祖父に「それでもこわかったらどうするの?」と質問したときの答え「助けてもらう!!!」も、いい言葉!
8巻p.158
▶思うようにいかないときに思い出したい言葉
試合に出られたものの楽しめなかったというピンチサーバー・山口に師匠が教えた言葉。試合を楽しむにはサービスエースを決める“強さ”がいる。その“強さ”を手に入れるにはきつい練習を繰り返し、技術を磨く地道な努力が必要。仕事にも通じる名言。
35巻p.49
▶苦しくてやめたいことも、踏ん張れる
セッター以外の全員が自分にトスが来ると信じて全力でアタックモーションに入る“同時多発位置差攻撃”。ラリーが続く中、アタックを打つのはもちろん一人。何度も繰り返すことは、チーム全員とても疲れる戦法だが、1点を取るためには楽な方法とも言える。その様子を見守る監督のモノローグ。
チャンスは準備された心に降り立つ
by 田代秀水(烏野高校OB)
27巻p.187
▶あきらめたくなったとき、自分を奮い立たせてくれる
もとはフランスの学者・パスツールの言葉。「堕ちた強豪」と呼ばれていた烏野で、本気で全国を目指した3人が3年生になり、5年ぶりに全国大会に出場。その初戦で3年・セッター菅原がはじき出されたボールを確実に拾い、同じく3年の東峰が力強いスパイクを決め、初戦を制する。その様子を見た弱小時代のOBが放った名言。チャンスが欲しいなら、あきらめずに準備を。
22巻p25
▶まじめに頑張り続ける人の心の支えに
音駒高校リベロ・夜久は、スパイクのコースにうまく回り込み、当たり前のように球を拾う。派手で目立つ成果を出すことだけが「すげえ」ことではない。静かに地味にシビれさせることができるような「すげえ」人になる道もある、と励まされる!
14巻p.143
▶“ジャンプ”に限らず“良い助走”は必要なもの
焦ってうまくいかないときに、意識したいのがこの“良い助走”。大きく跳びたいならば、その前段階の助走をおろそかにしてはダメ。そのときの自分にとっての“助走”とは何かを考え、落ち着いて“良いものに”すれば、道は開けるはず。
練習して練習して練習して
積んで来たものは
想像以上にあっけなく終わる
それがどうした
by 清水潔子
26巻p.158~p.159
▶失敗を恐れそうになったとき、勇気をくれる
烏野高校マネージャーのモノローグ。どんなに努力しようと、終わるときは終わる。それを知っているからこそ、挑戦を躊躇してしまうことが大人にはあるはず。今までの積み重ねが無になる恐怖を、「それがどうした」で一蹴する力強さ、欲しすぎる。
30巻p.64~p.65
▶くよくよしている暇はない、と前を向くきっかけに
特別な体格や能力は持っていない烏野高校・田中は、普段は突き抜けたポジティブ人間。だが、半年に1回くらいメンタルがマイナス寄りになり、自分に特別な才能がないことに落ち込む。そんなときに田中が自分を奮い立たせる言葉は、自分を「天才だ」とは思えない、すべての人間に刺さる! 平凡だからこそ、前を向け!
じゃあ良かった方の半分を盛大に喜べ!!
反省も後悔も
放っといたってどうせする!
今は良い方の感覚をガッチリ摑んで
忘れねえようにすんだよ!!
by 田中龍之介
16巻p.81~p.82
▶失敗に落ち込む後輩や自分にかけたい言葉
ピンチサーバーの1年生・山口が「半分くらいしかいいの打てなかったし…」と反省しているところに、テンション高く励ます先輩・田中のセリフ。落ち込んだ後輩に叱るでもなく、責めるでもなく、自分語りをするでもなく、こんな言葉を言える先輩、最高!
取材・原文/東 美希 ※BAILA2024年4月号掲載