音楽好きのライターが、バイラ読者におすすめの音楽をご紹介。今回は、海外でも注目を集める次世代アーティストimaseの1stアルバム『凡才』をピックアップ! “セルフラブ”を後押ししてくれる曲でひと息つきたい。
ナビゲーター
海渡理恵
ライター。国内外のアーティスト取材経験が豊富。Frank Oceanのライブをいつか生で観ることが夢。
海外でも注目を集める次世代アーティストの1stアルバムが完成
音楽活動を2020年に開始した、現在23歳のシンガーソングライターimase。「NIGHT DANCER」が、韓国をはじめ世界各国でヒットを記録して以来、破竹の勢いで活躍の幅を広げている。
そんなJ-POPの次世代を担う彼が、ヒット曲ぞろいの1stアルバムをリリース。アルバム名には、「“凡才”の僕が、試行錯誤してつくり上げた楽曲が、国内外で愛される“盆栽”のようになってほしい」という二つの意味が込められている。
日々忙しく自分を見失いそうなときには、“セルフラブ”を後押しする「でもね、たまには」や「ユートピア」を。地声とファルセットを織り交ぜた軽やかな歌声と心に寄り添う歌詞が、ひと息つく余裕を与えてくれる。
『凡才』 imase
5/15発売 通常盤¥2750
ユニバーサル ミュージック
バイラルヒットしたデビュー曲「Have a nice day」や、自然と体が揺れるスタイリッシュな「Shine Out」「ミッドナイトガール」など19曲。
Profile
2000年11月9日生まれ。岐阜県出身。6月から自身初のアジアツアー「imase 1st Asia Tour “Shiki”」を開催。
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『Radical Optimism』 Dua Lipa
5/8発売 通常盤¥2940
ワーナーミュージック ジャパン
現代のポップアイコンが、自信や自由を表現したブリットポップソングで解放的な世界へと誘う。多幸感あるクラブソング「Houdini」は必聴。
イラスト/chii yasui ※BAILA2024年6月号掲載