絶大な人気を誇る恋愛リアリティ番組『バチェロレッテ・ジャパン』の新シーズンがついに開幕!
個性に富んだ男性参加者たちの中から、編集部がとくに気になった3人にインタビュー。
3代目バチェロレッテ・武井亜樹さんに惹かれた理由から、今回初登場した“ホワイトローズ”にまつわる裏話、今だから言える本音までを、たっぷり語っていただきました。
人気シリーズ『バチェロレッテ・ジャパン』をおさらい
ひとりの独身女性(=バチェロレッテ)が、個性あふれる男性参加者たちとデートを重ねながら、「真実の愛」を見つけ出す恋愛リアリティショー『バチェロレッテ・ジャパン』。
2020年に福田萌子さんが参加した第1シーズン、2022年に尾﨑美紀さんが参加した第2シーズンが配信された。待望の第3シーズンが6月27日に開幕した。
『バチェロレッテ・ジャパン』シーズン3の参加男性メンバーはこの15名【画像あり】
新シーズンを彩る男性参加者は15名。これまでのシーズンに劣らぬ、個性豊かな顔ぶれが勢ぞろい! まだ観ていない人は、写真一覧から推しを探してみて。
お名前とともに、メンバーを覚えられる、印象的なプロフィールを添えました!
※この先にネタバレがあります※
「ヴィオラ奏者」飯野和英さん
「外資系IT勤務」磯村彰吾さん
「元消防士」梅谷悠太郎さん
「40歳歯科医」大西正嗣さん
「獣医」小川哲郎さん
「ダンサー実業家」大柳豆勇也さん
「デニムマニア」加藤眞大さん
「料理な経営者」北森聖士さん
「セロトニン」櫛田創さん
「白衣で登場・ファーストインプレッションローズ」坂口隆志さん
「ラテンなトレーナー」セバスティアン・クラビホ
「戦略的経営者」チェン・ジャック
「礼儀正しいトレーナ―」フラー・ロバート礼さん
「留学アンバサダー」水上卓也さん
「ボイパな経営者」山本一成さん
『バチェロレッテ・ジャパン』男性メンバー3人の座談会【BAILAオリジナル】
※インタビューが行われたのは番組配信開始前です。
右から、飯野和英さん、山本一成さん、梅谷悠太郎さん
それぞれの目的や課題を胸に、「真実の愛」を探す旅へ!
——まずは、皆さんが『バチェロレッテ・ジャパン』シーズン3に参加すると決めた理由を教えてください。
飯野和英さん(以下、飯野) もともと『バチェロレッテ・ジャパン』シリーズが好きで、「楽しそうだし、参加してみたい」と感じていました。「僕ならどうするかな」「僕だったらこうしたな」と考えるのが楽しくて(笑)。結婚願望が強くなっていく中で新シーズンの参加者を募集していると知り、すぐに応募しました。
梅谷悠太郎さん(以下、梅谷) 僕は、恋愛に一歩踏み出せない自分と向き合うためです。長く片想いしていた女性をなかなか忘れられず、それが原因で恋愛に臆病になってしまい……そんな自分と決別して、新しい恋をするために参加しました。
山本一成さん(以下、山本) ひとことで言うと、愛を探求したかったから。家族に対しての愛、恋人に対しての愛など様々な形がありますが、ずっと「愛って何だろう?」という疑問を抱き続けてきました。そのせいで結婚を考えられずにいたんですけど、僕が教えるスクールの子どもたちとその家族の関係を見ていたら、「家族っていいな」という感情が芽生えて。いつか家族を持つためにも、愛をきちんと理解したかったんです。
「亜樹さんは、出会ったことのないタイプの女性。自分の考えを持ち、表現できるところに惹かれました」ー飯野和英さん
ヴィオラ奏者・作曲家の飯野和英さん
——バチェロレッテの武井亜樹さんは、皆さんのタイプと当てはまっていましたか? また、亜樹さんのどんなところに惹かれましたか?
梅谷 僕は、これ!という女性のタイプがないんですが、亜樹さんの言葉や表情からポジティブさが伝わってきて、キャリアに対しても恋愛に対しても前向きな姿にすごく惹かれました。実際に会ってみて感じた魅力は……喋るペースがゆっくりなところ(笑)。一緒にいて落ち着きました。
飯野 亜樹さんは、出会ったことのないタイプの女性でした。これまでつきあってきた女性は、なかなか自分の考えを言ってくれず、それが原因で別れたことも。そんな僕にとって、自分の考えを持っていて、はっきり意見はするけど僕の意見も受け入れてくれる亜樹さんは新鮮であったのと同時に、心から素敵だなと思いました。
山本 僕もタイプはないけれど、過去の交際相手は、僕に合わせてくれるところが共通していましたね。亜樹さんは、その真逆で、我が道を貫くタイプ。だから、理解するのに時間がかかりました。でもコミュニケーションを取りながら亜樹さんの弱い部分も知り、徐々に僕の警戒心が解けていったんですよね。男性参加者とヴィラで過ごしながら、ふとした瞬間に「会いたいな」と感じて、亜樹さんに恋していることに気づきました。
「ホワイトローズをもらって嬉しい反面めちゃめちゃ焦りました。僕、デートプランを組むのが大の苦手なんです」ー梅谷悠太郎さん
梅谷悠太郎さんは元消防士。
——今回の新シーズンで、新たに登場した“ホワイトローズ”。受け取った男性はバチェロレッテとのツーショットデートをプロデュースする権利が与えられます。梅谷さんは受け取った時の心境を、山本さんと飯野さんは、梅谷さんの手に渡った時の心境を教えてください。
梅谷 まさか自分がもらえると思っていなかったので、ビックリしました。嬉しい反面、不安も大きかったですね。僕はデートプランを組むのが、めちゃめちゃ苦手なんです。日本の慣れ親しんだ土地でも苦手なのに、バリ島でなんて無理ですよ(笑)! 絶望的な気持ちになりました。
山本 あははは。ちなみに、何でトンカツ一皿分しか作らなかったの?
(編集部注:梅谷さんがプランニングしたのは一緒にトンカツを作る料理デート)
梅谷 バリ島の暑さにみんな苦労していたから、たくさん作って食べきれないより、一緒に分け合いながら食べれば会話も弾みそうだな、と。
飯野 そんな経緯があったとは! 気づかいだったんだね。
梅谷 だから実は、最初はご飯も用意していなくて。トンカツとお味噌汁だけの予定が、亜樹さんが「ご飯も食べたい」って言ってくれたんだ。男性用ヴィラまで取りに戻ったから、時間をロスしちゃったのが悔やまれる……。
山本 亜樹さん、トンカツ喜んでたじゃん! 大成功だよ。
飯野 ホワイトローズの存在を知らされたときは、みんな驚いたよね? もらえればアドバンテージしかないし、絶対に欲しかったけど……悠太郎が受け取って、悔しさも感じないくらい納得している自分がいた。これからもっと頑張ろう、と気持ちを切り替えました。
梅谷 うんうん、それからそれから? ……あれ? もう終わり(笑)?
飯野 欲しがるなあ(笑)。悠太郎でよかったよ!
梅谷 ありがとうございます!!
飯野 悠太郎以外では、水上(卓也)くんも可能性あると思ったんだけどね。あと、セバスティアン。セバスティアンはデートに呼ばれる回数がダントツで多かったから。僕が一緒に参加したサファリデートでも、亜樹さんから積極的に話しかけられていたし!
山本 (飯野さんを指さして)もらいそうだと思っていたけどね、僕は。
飯野 え、僕!?
山本 そうそう、思ってた。とはいえ僕も結果が出てからは、「悠太郎か、そりゃそうだよな」と納得したな。悠太郎の言動に対する亜樹さんの反応がよすぎて。男性用ヴィラでも、その話題で盛り上がった記憶がある。
飯野 みんな同意していたよね。逆に、悠太郎は何で自分じゃないと思ったの?
梅谷 初対面のレッドカーペットで、亜樹さんに嘘ついちゃったから。亜樹さんから「嘘をつかない人が好き」と言われて、終わった……!と(笑)。
「旅に向けて過去の恋愛を振り返ったら、自分がどれほどパートナーに甘えていたか気づきました」ー山本一成さん
山本一成さんはヒューマンビートボクサー。
——ファーストインプレッションローズを受け取った坂口隆志さんに対しては、リードされている印象はなかったですか?
山本 グッチ(=坂口さん)は、デートに1度も呼ばれていなかったので。グッチ本人も他の男性参加者も困惑していましたし、「どういうことなんだ!?」という話はよくしていましたね。
——男性用ヴィラでは、さまざまな考察が飛び交っていたんですね!
飯野 来る日も来る日も、亜樹さんのことばかり話していましたね。「今、何考えているんだろうね?」とか。そういう会話をしていると、男性参加者の亜樹さんに対する熱量の差がわかって、興味深かったです。改めて、恋に落ちるスピード感やタイミングは人それぞれなんだな、と。
山本 そうだね。個人的には、飯野くんと悠太郎の話題も、けっこう挙がってた印象がある。ライバル視とまではいかないけど、「二人がリードしてるな」って感覚は、みんな抱いてたと思うよ。
梅谷 光栄です!
飯野 旅の中ではライバルではあるけど、男性参加者の存在がいい刺激になっていたと思う。
山本 そうそう。誰かがデートでいい結果を残せば素直に嬉しいけど、一方で競争心や悔しさもある。部活の感覚に近いのかも。
梅谷 おお! まさに部活だね。
山本 僕は、うまくアプローチできずにヘコんでばかりいたから。そういう時は、なおさら人の成功を素直に喜べなかったな。
飯野さんのタイプは芯の強い女性。自分の考えを言ってくれない女性と、別れを選んだ経験も。
——非日常なシチュエーションだからこそ、これまでの恋愛で経験したことのない悩みを抱えることがあったのではないでしょうか?
飯野 そうですね。環境も状況もまったく違うから、これまでの人生で得てきた学びが何ひとつ生かせないんですよ。
梅谷 同感。連絡も取れないし、会いに行くこともできないし。
飯野 限られたチャンスの中で何ができるのか、徹底的に考えて挑んでも、緊張して言いたいことが言えなかったり、言葉えらびを誤ってしまったり。人の気持ちを動かすのは本当に難しいな、とあらためて感じました。
梅谷 期限がある上に、それが短いこともキツかったですね。「このチャンスを逃したら二度と訪れないかも!」と意識して頑張ったけど、選べるならば、恋愛は長期戦がいいです(笑)。
山本 普段の恋愛とは違い、心の準備をして挑めたからこそ、失敗を繰り返さずにすんだのはよかったな。先ほど少し触れましたが、過去の恋愛では、相手の優しさに甘えてばかりで。参加するにあたり「相手の気持ちを尊重する!」をテーマに掲げていたんです。
飯野 実践できた?
山本 うん。ただし序盤は、それを意識しすぎて、自分らしいアクションを起こせなかった。バランスが大事だと学びました。
愛の解像度を高めるために、旅に参加した山本さん。無事に答えは見つかった!?
真剣に恋愛と向き合った旅を通じて、たくさんの苦悩と学びがあった
——「学び」というキーワードが出たところで、最後の質問です。『バチェロレッテ・ジャパン』で得た学びや経験から辿り着いた、理想的なパートナーシップを築く上で大切にしたい意識や行動があれば、教えてください。
飯野 「妥協と尊重」。亜樹さんに惹かれた理由で挙げたとおり、お互いを理解するためにも、自己主張は必要不可欠だと感じます。必然的に意見の食い違いは起きるけど、相手を尊重する気持ちがあれば、「そういう考え方もあるんだね」と受け入れられる。つまり、妥協ですね。
梅谷&山本 (拍手をしながら)おーーー!
飯野 どちらかではなく、お互いに妥協して尊重し合うこと。これが、35歳の僕が辿り着いた答えです(笑)。
梅谷 僕は「言葉で伝えること」。言葉にしないと伝わらないこともあるし、言葉にすることで気持ちがきちんと伝わる。感謝の気持ちはもちろん、好意はとくに言葉で伝えることが大切だと、『バチェロレッテ・ジャパン』で学びました。
飯野 言葉にするのは、大切だよね。
梅谷 口下手ということもあって、感情を言葉で表現するのが不得意で。代わりに行動や態度で示せばいいでしょ、と思っていましたが……あらためて考えると、「僕の態度で汲み取ってよ!」と委ねるのは傲慢だし、そもそも無理なこと。深く受け止めて、今後にいかしたいと思います。(山本さんを見て)彼も、同じ答えかと!
山本 ちょっと! 俺にも言わせてよ!
10年間、一人の女性を想い続けていた梅谷さん。叶わぬ恋と決別するのも旅の目的の一つだった。
梅谷 どうぞどうぞ(笑)。
山本 端的に表現するのが難しいんですけど……恋愛をする前に、まず自分の心を整理する必要性を強く感じました。たとえばですよ、自宅にお客さんを招いたとき、散らかった部屋では、自分もお客さんも気分が落ち着かないですよね? それと同じように、心がゴチャついていると、相手と真剣に向き合えないと思うんです。
飯野 あ〜、なるほどね!
山本 僕の体験談ですが、心を大掃除する気持ちで大切なものといらないもの、妥協できることとできないことを整理すると、心に余白が生まれるんです。余白は余裕でもあって、相手を気持ちよく受け入れることができるし、相手も心地よく感じる。そういうベース作りが大切だな、と。……伝わったかな?
梅谷 僕がまとめますね。ズバリ、「心の整理整頓」です!
飯野 だいぶコンパクトにまとめたなあ(笑)。
山本 まあ、そういうことです(笑)。
——皆さんありがとうございました!
果たしてインタビューした3人のだれかがファイナルローズを受け取るのか? 旅はまだ始まったばかり。大好評配信中の『バチェロレッテ・ジャパン』シーズン3、ぜひ注目を。
Prime Video『バチェロレッテ・ジャパン』シーズン3 配信情報
6月27日からPrime Videoにて世界独占配信中。
『バチェロレッテ・ジャパン』シーズン3
2024年6月27日(木)20時よりPrime Videoにて独占配信中・本編全9話
各話配信予定
6月27日(木)20時 第1話-第4話
7月4日(木)20時 第5話-第7話
7月11日(木)20時 第8話-第9話
スタジオMCは今田耕司さん、吉村崇さん(平成ノブシコブシ)、高橋メアリージュンさん。さらに“バチェラー好き芸人”の好井まさおさんがアシスタントMCとして参加。
製作/Amazon
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インタビュー撮影/nae. 取材・文/中西彩乃