彼がいるだけで、空間全体が明るく清々しくなる。そんな魅力を持った心地いい人、なにわ男子 大橋和也さん。前中後の中編では、出演中のドラマ「民王®」について語ってくれました。
なにわ男子・大橋和也
なにわ男子
大橋和也
おおはし かずや●1997年8月9日生まれ、福岡県出身。特技はダンスやアクロバット。食べることが大好きで、中でもプリンが大好物。12月13日公開予定の映画『ふしぎ駄菓子屋 銭天堂』では初の教師役に挑戦している。
「可愛さにもいろんな種類があると演技を通して学びました」
グループのリーダーにしてムードメーカー。バラエティでははじける笑顔で果敢に笑いをとり、ステージでは優れたダンススキルを発揮する。なにわ男子 大橋和也の魅力は、語り始めればキリがない。そんな彼が放送中のドラマ「民王®」で演じるのは、明るくピュアな総理大臣の書生、田中丸一郎太。
一見、大橋さん自身のキャラクターとも重なる役どころだが、実際に演じてみると自分とのギャップを感じる部分も多かったそう。「育ちがよく、コネで政治の世界の門をたたいた彼は、すべてに対してそこまで興味を持たない草食系なんです。そのあたりが僕とは真逆。演技に関してもオーバーになりすぎないよう、監督と相談しながら演じています。ツッコミどころ満載だけど、どこか憎めないキャラでありたいと思っているので、そこを愛しく思ってもらえたら嬉しいですね。今回彼を演じてみて、可愛さの種類って色々あるんやな、って思いました」
可愛さといえば、なにわ男子には様々な“可愛い”を持ったメンバーがいる。ドラマは、遠藤憲一さん演じる総理大臣が毎回あらゆるキャラクターと入れ替わるという奇想天外なストーリーだが、もし大橋さんがメンバーの誰かと入れ替わるなら?「なってみたいのは丈くん。丈くんは野球っていう“推し”があるじゃないですか。でも僕は人生で“推し”っていうのがないんですよ。だからその気持ちを味わってみたいですね。逆に入れ替わらないほうがいいと思うのは(大西)流星。流星の可愛さって、もちろん顔が可愛いんですけど、それだけじゃない内面やキャラもあるから。僕が入れ替わっても、あの顔を活かしきれない気がします(笑)」
「民王® Inspired by 池井戸 潤」
テレビ朝日系 火曜21時〜放送中
池井戸潤の小説を遠藤憲一主演でドラマ化した「民王」が原作にインスパイアされ、9年ぶりに新たなキャストを加えて帰ってくる。遠藤演じる総理大臣、泰山が毎話、全国民の誰かに入れ替わり、未曾有の事件に巻き込まれていく。
構成・原文/前野さちこ ※BAILA2024年12月号掲載