愛らしい顔立ちとふんわり穏やかなムードをまとい、“Travis Japanの姫”として愛されている七五三掛龍也さんのスペシャルインタビュー。休日に接近してみたら…等身大の男っぽさから目が離せない。前後編の後編です。
Travis Japan ・七五三掛龍也
Travis Japan
七五三掛龍也
しめかけ りゅうや●1995年6月23日生まれ、茨城県出身。圧倒的なダンススキルを誇るTravis Japanのメンバー。美人な顔立ち&天然キャラでゆるふわ担当ながら、低い声や細マッチョボディの男っぽさも魅力。
夢はかなうと信じてこの先も、僕たちらしく
約11年ぶりに地上波連続ドラマに出演している七五三掛さん。マンガ原作に近づけるための黒髪へのヘアチェンジには、彼ならではのこだわりが。
「僕が演じる坂元凌は“優しすぎるほどいい人”なキャラクターなので、やわらかさを出すために、真っ黒すぎない髪色にこだわりました。役のイメージを左右するポイントでもあるので、10日に一回は美容室に行ってキープするようにしています」
職場の年上の先輩に憧れつつも、いい人すぎるがゆえに、恋愛対象に見られない役柄。七五三掛さんだったら、そんな状況をどう打破する……?
「僕は、ストレートに“好き”って伝えます。気持ちをわかってもらえるように、言葉にも行動にも出す派。好きな人を思って、優しく接する気持ちももちろんわかります。でも、引いてばかりではなく、ときには押さないと恋愛って発展しないと思うから」
Travis Japanとしては、初のワールドツアーを終えたばかり。グループの未来について語り始めると、熱い思いが込み上げる。
「始まる前は不安もありましたが、すべてが新鮮で、グループとして確実に成長できた経験でした。普段使っている舞台セットを持っていくことができなかったので、演出より体で勝負するしかなかった。パフォーマンスそのものを鍛えることが大切だとあらためて感じたし、全身全霊、本気で表現していると、その思いは伝わるんだなって。バックモニターもないライブで、より奥のファンにどう届けるか。グループが大切にしてきたことを見つめ直し、パワーアップできたと思います。次の目標は、国立競技場に立つこと。国民的グループになることを意味すると思うので、メンバーと今まで以上に切磋琢磨してかなえたいですね。お仕事ではお互いをリスペクトして高めあい、お仕事を離れても友達として時間を過ごせるグループでありたい。この7人なら、同じ未来に向かって一緒に歩み続ける自信があります」
ドラマ「私たちが恋する理由」
テレビ朝日系オシドラサタデー毎週土曜23時〜
出演/菊池風磨(timelesz)、久間田琳加ほか
ma2による人気コミックをドラマ化。オフィスを舞台に、6人の男女によるじれったくもほろ甘い“大人のピュア恋”が描かれる。七五三掛さんは、優しい性格がゆえにいい人どまりで、恋とは縁遠い坂元凌を演じる。
取材・原文/松井美雪 ※BAILA2025年1月号掲載