韓国ドラマ大好き! なライターが、ぜひおすすめしたい作品を紹介する連載コラムです。
12月に放送開始予定のドラマ『ギョンドを待ちながら』(原題)で、7年ぶりにラブコメに出演するパク・ソジュン。“ラブコメキング”の帰還に向けて、パク・ソジュンが主演を務め、日本でもリメイクされた『彼女はキレイだった』のあらすじや見どころを紹介します。
CONTENTS
1.『彼女はキレイだった』作品概要

『彼女はキレイだった』
出演:パク・ソジュン、ファン・ジョンウム、チェ・シウォンほか
【DVD-BOX 1&2】発売中
全36話(※韓国版全16話を全20話に再編集した日本版)
© 2015 MBC
発売元:アクロス/TCエンタテインメント/TBS/ぴあ
販売元:TCエンタテインメント
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配信情報:Hulu、Abema、U-NEXT、Prime Videoほか
【あらすじ】
子どもの頃は裕福で、美人で、優等生だったヘジン(ファン・ジョンウム)。しかし、父親の会社の倒産によって生活が一変してしまい、成長とともに容姿も変化し、かつての面影はすっかりなくなってしまっていた。そんなある日、ヘジンのところに一通のメールが届く。それは、太っちょでいじめられっ子だった親友であり初恋相手のソンジュン(パク・ソジュン)からだった。ソンジュンとの15年ぶりの再会に心を躍らせるヘジンだったが、完璧なイケメンに成長したソンジュンに気後れしてしまい、大親友で美人のハリ(コ・ジュニ)に自分のフリをして欲しいと代役を頼むのだった。後日、ヘジンはファッション誌の編集部で働くことになるが、新しい副編集長としてソンジュンがやって来て……。
2. 30代の今こそ響く、ヘジンが見つけた“答え”
本作を紹介するにあたって先ずリマインドしておきたいのは、本作が10年前の2015年に放送されたドラマだということ。ヒロインの設定が「美しかった幼少期から容姿が変わってしまった冴えない30歳」ということもあって、ドラマ序盤は容姿で冷遇を受けるシーンがたびたび登場します。現代の感覚で見ると少々びっくりするかもしれませんが、ぐっとこらえて見進めていただきたいのです。
たしかに、大人になったヘジンは、父親譲りの赤ら顔とそばかすが強調され、もさもさした天然パーマも相まってお世辞にもキレイとは言えません。でも、慣れないファッション誌の業務にも全力で取り組む誠実な性格で、編集部にとって欠かせない存在に成長していきます。
そして、この手の物語には、“冴えない容姿から垢抜けて周りをあっと驚かせるターン”がつきもの。へジンもおしゃれをして変身するのですが、その理由が「ソンジュンを振り向かせたいから」ではなく、一度クビになった編集部に復帰する時に「自分を変えようと決意したから」なんです。トレンドの最先端を走るファッション誌にいながらおしゃれに無頓着だったへジンが、意識も装いもT.P.Oに合わせてアップデートしたというわけですね。
「現実もドラマのように主人公と脇役が存在して、私はスポットライトとは無縁なエキストラだ」と思っていたヘジンが、仕事に恋に友情にさまざまな出来事を通して、「自分を脇役にしていたのは自分自身だった」という答えに辿り着く。「私なんか……」という思考から脱却したヘジンの「簡単に諦めて主役になるチャンスを自ら逃していたのかもしれない」というセリフにハッとさせられました。
以前はラブラインにきゅんきゅんして見ていましたが、30代になった今は、ヘジンの成長がより心に響くようになり、見終わった時に自分の中に残っているものが大きく変わっていてびっくり。視聴済みの人も今改めて見てみると、新しい解釈に出合えるかもしれません。
3.パク・ソジュンがドS副編集長に変身!

© 2015 MBC
「ドS」という響きがなんだか懐かしく感じられますが……(笑)。『ザ・モスト』を廃刊の危機から救うため、アメリカ本社からやってきたソンジュン。任務のプレッシャーがあるうえに、ミスを連発するヘジンが憧れの存在でもある初恋相手と同姓同名であることも気に食わず(同一人物だと気づいていない)、最初はきつく当たります。
これがドSどころか、ドドドSくらいで、さすがに理不尽では? みたいなところもあるのですが、初恋を思い出して頬を緩めたり、ふとした瞬間に出る紳士的なところだったり、完璧に見えてちょっと抜けていたりするギャップに、こちらはまんまと心を掴まれてしまうわけです。さすがラブコメキング!!
コメディ色強めでくすっと笑えるシーンがたんまり盛り込まれていて、パク・ソジュンのラブコメ演技を思う存分堪能できますよ♡。
4.サブキャラも好感度抜群! モヤモヤなしのハッピーエンド
ヘジンの親友で同居人のハリは、洗練されたショートカットに、ミニスカート&鮮やかなリップがトレードマークの美人。ヘジンの頼みでヘジンのフリをして会っているうちにソンジュンのことを好きになってしまうのですが、最後は友情を選び、ハリは自分の目標に向かって歩み出します。自分が美人であることを認識して堂々と振る舞い、さっぱりとした性格のハリがとっても魅力的。ラブラインはもちろんのこと、2人の友情にもほっこり癒されます。
そして、本作を語るうえで欠かせないもう一人が、ヘジンに思いを寄せるキム記者ことキム・シニョク。SUPER JUNIORのシウォンが演じています。
二番手男子って往々にして紳士的に描かれることが多いと思うのですが、キム記者は陽気なおちゃらけキャラで、ヘジンをからかったり、変顔を連発したりと、かなりクセ強。でも、いつも味方でいてくれて、ピンチに駆けつけてくれて、身の引き方までもかっこいい。見れば見るほどに魅力的なキャラクターで、“キム記者ロス”になること間違いなしです!
ハリとキム記者の恋はかないませんが、主人公を取り巻くサブキャラたちも明るく個性的で、ドロドロした展開がないのが本作の魅力。笑ってときめける、純粋なラブコメが見たい時にぜひ!




























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