契約結婚をきっかけに繰り広げられる、じれったくて甘い恋模様は韓国ドラマの人気テーマのひとつ。最初はお互いに別の目的や事情を抱えていたふたりが、同じ時間を過ごすうちに少しずつ惹かれ合っていく姿に、思わずキュンとしてしまうはず♡ 今回は、そんな契約結婚を描いたおすすめ韓国ドラマを4作品ご紹介します!
※記事発信時点での情報のため、最新情報は公式サイト等でご確認ください
韓ドラマニアのライターがおすすめ!

ライター
KAORU
Kカルチャー・旅・お酒・漫画・音楽・スポーツ観戦好きのライター。ドハマりしたK沼が旅沼に直結し、年数回は海外へ。2025年はソウル、シアトル、ソウル、台北へ。2026年はソウル、ソウル、台北、ソウルを予定。

ライター
YUKI
K-POPアイドル、俳優にインタビューを行うフリーランスライター。TOPIK6級取得。
CONTENTS
複雑で難解な展開がクセになる大人向けのミステリーロマンス『トランク』

『トランク』
全8話
出演:コン・ユ、ソ・ヒョンジンほか
Netflixシリーズ「トランク」独占配信中
あらすじ
音楽プロデューサーのジョンウォン(コン・ユ)は、元妻ソヨン(チョン・ユンハ)から復縁の条件として別の女性と1年間契約結婚することを提案され、非公然のマッチングサービス会社・NMからやってきたインジ(ソ・ヒョンジン)と偽装夫婦となる。少しずつお互いを知っていくジョンウォンとインジだが、湖のほとりで5,000万ウォン(約500万円)以上する限定盤のトランクが発見されたことにより、ある事件の渦中に巻き込まれていく。
ここが見どころ!
偽装結婚から始まるラブストーリーは韓ドラのお決まりとも言えるテーマですが、2024年11月29日に公開された『トランク』はちょっと違います。再婚相手は期間限定の結婚をあっせんする組織で妻を職業としている女性で、その再婚を提案し相手をマッチングしたのが元妻。さらに元妻も同じマッチングサービスを使って別の男性と再婚するという、胸キュンとはかけ離れた偽装結婚なんです。
W主演を務めるのは『トッケビ ~君がくれた愛しい日々~』などのコン・ユと、『浪漫ドクター キム・サブ』、『なぜオ・スジェなのか』などのソ・ヒョンジン。映画『ワンドゥギ』で知られる作家キム・リョリョン氏の同名小説を原作に、『大丈夫、愛だ』、『私たちのブルース』のキム・ギュテ監督が演出を、『花郎<ファラン>』のパク・ウニョン氏が脚本を手掛けています。

元妻ソヨンから“罰と休暇”という名目でインジとの再婚を迫られるジョンウォン。
コン・ユが演じるジョンウォンは、美術館のような大豪邸に住む超セレブの音楽プロデューサー。父親がとんでもない富豪だったため裕福に育ったいわゆる御曹司なのですが、その父親の家庭内暴力のせいで心に慢性的な闇を抱えていて、睡眠薬がないと眠れず、お互いに別の人と1年間再婚したら復縁するという無茶苦茶な条件も受け入れるしかないほど元妻ソヨンに精神的に依存しています。
コン・ユといえば、代表作である『トッケビ ~君がくれた愛しい日々~』が韓国で放送されてから8年以上になるわけですが、映画『トガニ 幼き瞳の告発』や『新感染 ファイナル・エクスプレス』、『82年生まれ、キム・ジヨン』、『イカゲーム』とさまざまなコン・ユを観ていても、筆者の中ではやはり『トッケビ』のアジョシのような、穏やかで優しくて、ちょっと茶目っ気もあるキャラクターが一番に思い浮かぶんですよね。バラエティなどで見せる素の姿も好奇心旺盛でキュートなイメージがありますし。だからこそ、常に不安そうで寂しそうで余裕がない“病んでいるやさぐれ御曹司”のジョンウォンを演じている姿は新鮮。パブリックイメージとは異なるコン・ユの新境地が見られる作品だと感じました。

韓国国内に3個しかない高級トランクを所有しているインジ。
配信されてすぐにイッキ見したのですが、それほど楽しみに待っていたのはコン・ユの相手役がソ・ヒョンジンだから。『僕が見つけたシンデレラ~Beauty Inside~』では月イチで姿が変わってしまうお騒がせトップ女優役を愛嬌たっぷりに演じ、『なぜオ・スジェなのか』では冷徹なカリスマ弁護士役を演じてイメージを一新したように、さまざまな役をこなす豊かな表現力にくわえ、耳に一音ずつはっきりと入ってくる明瞭なセリフ回しの大ファンでして。本作でも持ち前のセリフ回しがジョンウォンに突き放されるような態度をとられても淡々と妻としての業務をこなすインジというキャラクターに説得力を与えています。

巨大な階段とシャンデリアが印象的なジョンウォンの豪邸。
そんなインジにも心の闇が。5年前、結婚直前に婚約者が失踪、ストーカー被害にも遭っていました。結婚とは何か、真実の愛とは何かを見失ったインジは、期間限定の契約妻としてこれまでに4回結婚し、5回目でジョンウォンと夫婦に。「結婚はうんざり」と言いながらさまざまな事情で結婚を必要とする人たちの妻となり、自分の荷物はトランク1つ分だけなのに元婚約者の家はそのまま残しているインジ。いわゆる“普通の結婚”を求めていた過去の自分に対する懺悔や、やり場のない怒り、悲しみを抱えているように見え、彼女も出口の見えない闇を彷徨っているのだと感じました。

湖で発見されたトランクの中身とは?
物語は、銃声が聞こえたという湖でインジのトランクと同じ型のトランクが発見されたところから始まります。その後男性の遺体も発見され、警察は殺人事件として捜査を開始。事件が発覚した現在と5ヵ月前のジョンウォンとインジの結婚生活が交差して描かれる複雑さや、状況を説明するようなセリフを削ぎ落した演出は、まるで小説を読んでいるかのよう。主演の2人も「見る視点によってさまざまな解釈が出てくるだろう」(コン・ユ)、「行間を読むべきところが多い」(ソ・ヒョンジン)と語っており、静けさの中に緊張感が漂うストーリーが斬新で魅力的。腰を据えて観たくなる難しさがクセになります。

離婚後もジョンウォンを支配しようとするソヨン。

インジにつきまとうオム・テソン。
自ら離婚しておきながらジョンウォンの家に隠しカメラを仕掛けて監視しているソヨン、再び動き出したインジのストーカーのオム・テソンと、登場人物全員が怪しくてクセあり。湖で発見された遺体は誰なのか、トランクはインジのものなのか。ラストまで「犯人はあの人か? いや、この人かも?」とハラハラさせられる展開が続いて目が離せません。

奇妙な結婚生活の結末は?
ミステリーを絡めながら嫉妬、憎しみ、支配欲、依存とさまざまな愛の形を描いた本作。お互いの傷を癒しながら本当の愛を知っていくジョンウォンとインジが美しく、尊かったです。マッチングアプリが普及したこの時代に配偶者を派遣するマッチングサービス会社が登場する設定もおもしろく、予想していなかった結末に思わず涙が。視聴者に余白を与える独特な雰囲気をぜひ楽しんでください。
配信サイト
『トランク』
全8話
Netflixシリーズ「トランク」独占配信中
ムン・サンミンが演じる年下男子が可愛すぎる♡『ウエディング・インポッシブル』

© STUDIO DRAGON CORPORATION
『ウエディング・インポッシブル』
全12話
出演:チョン・ジョンソ、ムン・サンミン、キム・ドワンほか
U-NEXT独占配信中
あらすじ
ナ・アジョン(チョン・ジョンソ)は、演技力はあるが売れない無名俳優。5年ぶりに帰国した親友のイ・ドハン(キム・ドワン)から財閥御曹司であることを明かされ、偽装結婚の契約を持ちかけられる。悩んだ末に、人生初の主人公を演じるべく結婚を決意するアジョン。しかし、それに猛反対するドハンの弟のイ・ジハン(ムン・サンミン)は、アジョンを自分に惚れさせて、兄との結婚を破談させようと目論む。
ここが見どころ!
財閥御曹司との偽装結婚という王道ロマンスと思うなかれ。本作は、本来なら2番手ポジションになりそうな義理の弟となる予定の年下男子と惹かれあっていく設定が新鮮なラブコメディです。
アジョンを演じるのは『ペーパー・ハウス・コリア: 統一通貨を奪え』(2022)、映画『バレリーナ』(2023)などに出演し、2023年に映画『モナ・リザ アンド ザ ブラッドムーン』でハリウッド進出も果たしたチョン・ジョンソ。今年3月に韓国で行われた、大谷翔平選手が所属するドジャース対韓国キウム・ヒーローズの試合で始球式を務め、抜群のスタイルが映えるユニフォーム姿が話題となりました。

財閥家の孫の嫁となる偽装結婚を俳優として引き受けるアジョン(チョン・ジョンソ)。© STUDIO DRAGON CORPORATION
ドハンの帰国日に偶然出会っていたアジョンとジハン。ぶつかってお互いの書類を落とし、ジハンは「値の張る物なんだ」と不動産契約書を見せつけてアジョンに謝罪を求めますが、アジョンはその紙にキスをして「謝るわ。お互い様でしょ」と自分の台本を踏んづけたジハンにお返し! 「何だ あの女」(byジハン)と、2人の関係は出会いから完全にアジョンのペースで展開していきます。
いわゆる、“おもしれー女”なアジョンですが、親友ドハンの大事な秘密を守るために偽装結婚に協力するといった義理人情に厚いところが魅力的。学生時代にクラスメートからドハンを守ってあげた時も「将来、私が俳優になったら美談として広めてね」とドハンの負担を軽くしてあげるんです。かっこいい~。
個人的には、チョン・ジョンソはノワール、アクションといったイメージがあったので、本作への出演はかなり意外でしたが、サバサバした姉御肌系のアジョンの魅力とよくマッチしています。ラブコメとの相性もいいんだなと新発見!

偽装結婚の契約書にサインするドハンとアジョン。© STUDIO DRAGON CORPORATION
そして、お待ちかね。本作の大きな見どころはムン・サンミンの演技!
俳優デビュー前にモデルとして活動していた経歴を持ち、190cmの長身、人懐っこい印象を与える甘いマスク、低音ボイスを兼ね備えている彼。時代劇『シュルプ』(2022)のソンナム大君役で覚えている方もいらっしゃるはず。今回がラブコメ初挑戦だそうで、コミカルな演技からロマンス演技まで、新しい魅力を開花させています。

ジハン役のムン・サンミン。2019年に俳優デビュー。© STUDIO DRAGON CORPORATION
異父兄姉との確執など、いろいろな事情を抱える財閥家の末孫であるジハンは、ドハンを後継者にすることに人生をかけてきた“お兄ちゃん大好きっ子”。一族の中でドハンの立場を優位にするには、財閥令嬢との結婚が望ましい。無名俳優のアジョンが恋人だなんて、ましてや結婚なんてありえない! と妨害するうちに、アジョンに惹かれていき……と物語は展開していきます。
ドハンに恋人がいると知って「俺とあの人(アジョン)どっちとるの?」と拗ねてみせたり、「今度は俺がときめかせる」と宣戦布告するも、「“今度は”ってことは私にときめいたことがあったんだ」と一枚も二枚も上手なアジョンにツッコまれてしまったりと、年下感たっぷりなジハンがかわいすぎる! 特に酔っ払った演技はかわいさMAXなのでぜひ注目を(笑)。
また、ムン・サンミンの目の演技も見どころ。恋愛ドラマに欠かせない甘い眼差しもお見事ですし、それ以上に切ない目の演技がとっても魅力的でした。アジョンに惹かれてることに気づき、自分の気持ちを抑えようとするジハンのうるうるした瞳が健気で美しいこと。パク・ボゴムやキム・ソンホといった“泣き顔が胸キュンな俳優たち”を、韓国では≪泣かせたい俳優≫と表現するのですが、そこに新しくムン・サンミンが加わりそうな予感がします!
配信サイト
『ウエディング・インポッシブル』
全12話
U-NEXT独占配信中
観るだけで元気になる! 笑いも胸キュンも保証する『損するのは嫌だから』

Amazon Original『損するのは嫌だから』
全12話
出演:シン・ミナ、キム・ヨンデ、イ・サンイ、ハン・ジヒョンほか
Prime Videoで独占配信中
あらすじ
損をすることが何よりも嫌いなソン・ヘヨン(シン・ミナ)。会社の同僚である元カレの結婚式で二股をかけられていたことを知り、ご祝儀を損してしまう。さらに、ヘヨンが働く「クルビ教育」は子供がいる家庭をターゲットにしているため、スピード出世が狙える社内アイデア公募も、手厚い会社の福利厚生も、既婚者のほうが圧倒的に有利。独身という理由で損することに納得できないヘヨンは、行きつけのコンビニ店員キム・ジウク(キム・ヨンデ)に新郎のアルバイトを持ちかける。
ここが見どころ!
ラブコメクイーンと名高いシン・ミナと『ペントハウス』『流れ星』などで話題の若手俳優キム・ヨンデによるラブコメディ。実年齢12歳差の2人がカップルを演じることで放送前から話題を呼び、放送が始まると「見始めたら止まらない」「ほっこりしてキュンキュンする」「一生観ていたい」と“沼る”視聴者が続出しました。16話構成が多い韓国ドラマの中では短めの全12話なので、そのおもしろさにドハマりしつつ、寝不足にならない範囲でイッキ見が可能です!
まず、注目したいのがヒロインの名前。韓国語で「損害」は「ソンヘ」、「0(ゼロ)」は「ヨン」と発音します。つまり、ソン・ヘヨンという名前は「損害ゼロ」というダブルミーニングになっているんです。また、ヘヨンはジウクを「ピョン」と呼びますが、韓国語で「コンビニ」は「ピョンウィジョム」、「夫」は「ナムピョン」、そして「味方」は「ピョン」。すべて「ピョン」という音が共通しているんです。こうした言葉遊びも韓ドラの魅力のひとつですよね。
そして、これは私の予想ですが、ジウクはヘヨンを「ソンニム(お客様)」と呼んでいて、ヘヨンの苗字は「ソン」。韓国では相手を苗字だけで呼ぶ風習はないけれど、音だけで考えると「ソン様」にもなり、コンビニ以外の場所で呼んでも怪しまれない“愛称っぽさ”が出るような仕掛けになっているんじゃないかなと思いました。
それでは、本題へ!
「ラブコメクイーン」という修飾語が存在するように、ラブコメはヒロインをいかに魅力的に描くかが視聴者の心を掴むうえで重要なポイントだと思うのですが、打算的なヘヨンを見ていて嫌な気持ちにならないのは、相手にも損をさせたくないという優しさが根底にあるから。
偽の結婚式を挙げるというぶっ飛んだところはあるものの、誰かを蹴落として利益を得ようとするのではなく、損しないために頑張っているだけ。だから、ヘヨンが損だと不満を抱くポイントは「言われてみればたしかにな……」と共感できることなんですよね。両親が保護が必要な子どもたちを受け入れる里親をしていて、自分に注がれるはずだった愛情や関心が里子たちに向けられていると感じて育ったことがヘヨンの性格に影響しているのですが、優しい両親に似た愛情深さが滲み出ていてすんなりと感情移入することができます。

ヘヨンのオフィスルックもかわいくて終始眼福!
損が大嫌いなヘヨンに対して、ジウクは“聖人君子”と呼ばれるほど他人に被害を与えることが嫌いな男。一度は“1日新郎”のアルバイトを断るも、ヘヨンのアルバイト募集が悪用されかけていることに気づき、仕方なく新郎役を引き受けることに。結婚式だけを挙げて終わるはずが、ある事情からヘヨンの会社に入社せねばならなくなり、今度は偽装夫婦を演じるのですが……。

2017年にデビューしたキム・ヨンデは、中学生の頃からシン・ミナのファンだったそう!
ヘヨンが33歳、ジウクは26歳。7歳差の年下男子だけど、柔和で落ち着いた雰囲気をまとい、ヘヨンの隣を守り続けるジウクが頼もしい。クールとイノセントが共存するキム・ヨンデの魅力が引き立っていて、また新たなはまり役に出合ったのではないでしょうか……! ジウクの助け舟に乗りながら豊かな人生経験を武器にトラブルと向き合い、恋愛に関しても「私たちのことだけを考えられる時に交際を始めたい」とはっきり伝える大人の余裕があるヘヨンもかっこよく、心地よい安心感に癒されるラブコメに仕上がっています。
もちろん、年の差恋愛の醍醐味であるかわいい年下男子×一枚上手な年上女子の胸キュンモーメントもしっかりたっぷり登場しますのでご安心を。仏頂面だったジウクが後半に進むにつれて甘さ全開になるギャップは、沼落ち不可避どころか、助走をつけて沼に飛び込みたくなるはず。第5話からヘヨンを見つめるジウクの眼差しが優しくなったな~と変化を感じていたのですが、後にその理由が明かされるので、ぜひ注目しながら楽しんでいただきたいです。

ナム・ジャヨン。ヨン・ボラのペンネームで成人小説の作家をしている。

ポク・キュヒョン。「クルビ教育」のCEO。母がヨン・ボラの読者であることにショックを受ける。
サブカップルもこれまた魅力的。ヘヨンの両親の里子で、ヘヨンの同居人のジャヨンを演じるのは、『ペントハウス』でキム・ヨンデと双子役を演じたハン・ジヒョン。相手役のキュヒョンを『海街チャチャチャ』でシン・ミナに片思いするPD役を演じたイ・サンイが務めています。それぞれがメインカップルと共演歴がある俳優が起用されているなんて、韓ドラファンとしてアガらずにはいられないポイント!
ジャヨンとキュヒョンは作家とアンチとして出会うのですが、本作では誹謗中傷の書き込みといった現代社会のさまざまな問題も描かれます。その一方で、シリアスなシーンにも必ずコミカルな要素が盛り込まれていて、ぐっと集中した次の瞬間には爆笑させられるという緩急が絶妙。特に、イ・サンイとヘヨンの元カレ役のソン・ウォンソクの活躍が素晴らしく、あなたたちがいてくれてよかった~! と心の中で何度も感謝しました。
シン・ミナのキュートな魅力に、キム・ヨンデの年下男子のメロさに癒された『損するのは嫌だから』。コミカルなシーンは笑い声をこらえるのが不可能なレベルなので、外で観る時は周りに人がいないか確認することをおすすめします(笑)。
配信サイト
『損するのは嫌だから』
全12話
Prime Videoで独占配信中
チェ・ウシク&チョン・ソミンの可愛さ大渋滞ラブコメ『私と結婚してくれますか?』

キム・ウジュ(チェ・ウシク)とユ・メリ(チョン・ソミン)
『私と結婚してくれますか?』
全12話
出演:チェ・ウシク、チョン・ソミン、ぺ・ナラ、シン・スルギ、ソ・ボムジュンほか
ディズニープラス スターで全話独占配信中
© 2026 Disney and its related entities
あらすじ
デザイン事務所の代表ユ・メリ(チョン・ソミン)は、婚姻届を出した途端、夫の浮気と不動産詐欺が発覚して離婚を決意する。そんなとき、とんでもない幸運を引き当てるが、その受取条件は“新婚限定”だった。ピンチに追い込まれたメリは、出会ったばかりの男性、キム・ウジュ(チェ・ウシク) に夫のフリをしてくれるようお願いをするのだが……。
ここが見どころ!
今回ご紹介するのは、視聴者の戦闘能力をゼロにする、ほわわ~んとした雰囲気をまといし“癒しの愛されイケメン”チェ・ウシクと、ロマンスの女王チョン・ソミンによるザ・ラブコメ『私と結婚してくれますか?』。ウシク&ソミンの演技派コンビのケミストリーが高く評価され、2025年の『SBS演技大賞』で最優秀演技賞を受賞した話題作です。
このラブコメのベースは“偽装結婚”。はじまりはチョン・ソミン演じるヒロインのユ・メリが、入籍したキム・ウジュ(ソ・ボムジュン)にボロ雑巾のように捨てられたことが発端。挙式も上げてないのにバツイチ決定(汗)、不動産詐欺にもあって多額の借金を抱えるわ(涙)、部屋を追い出されるわ(号泣)で八方ふさがりになったところで、懸賞の高級住宅が当選したという一報を受けて一念発起したメリを奈落の底に突き落としたのが「新婚カップル限定」かつ「授賞式には夫婦で出席」という条件。なのに、元婚約者は新恋人と海外旅行中で音信不通……(震)。で、ヤケになって泥酔、千鳥足で歩くメリの目の前に飛び込んできたのがチェ・ウシク演じる、キム・ウジュ(元婚約者と同姓同名)の車だったというわけです。

メリ……カニの被り物をしてもかわいい!
タチの悪い酔っ払いとは絶対に関わりたくないとウジュと、相手の都合などお構いなしで絡みまくるメリの仁義なき戦いは、メリが路上に陳列されていた大きなサボテンにドッカと座り(ギャー!)、お尻にトゲ17本が刺さって病院行きになることで終了。後日、正気に戻ったメリは、ほぼ初対面の元婚約者と同姓同名のウジュに提案するんですね、「Would you marry me?」(韓国の原題)と。それはウジュでなくても警戒しますよね(笑)。
そんなこんなで始まる“偽装夫婦生活”。最初は価値観の違いで衝突しまくっていた2人ですが、いつしか「甘ーい!」「エモ―い!」「え……そっち?!」という流れに。偽装結婚のハラハラ&ドキドキ展開、家族や同僚にバレないよう演じる“夫婦ごっこ”は笑わせてくれるし、“同居もの”にはキュン展開ははずせないわけで。いい意味で“王道ラブコメ!”という感じが、古き良き喫茶店の定番メニュー、オムライスやクリームメロンソーダのような魅力を放ってたまりません!

「私の夫になってくれませんか?」とウジュに言うメリ……。
今作を沼化させているのは、やはりチェ・ウシク。彼が演じているのは、創業80年の伝統を誇るベーカリーの御曹司ウジュ。完璧主義で他人に関心を持たず、ナルシストな側面がありつつも、心に癒えない傷を抱えている繊細なキャラクター。
孤独に耐え、心無い言葉や感情で傷つけられた胸の痛みをグッと堪えるといった細かな感情を、眉の動きや眼差し、口角の動きで魅せるウシクの表情演技に心の音叉が共鳴しまくって、どっぷりと感情移入。ウシクを苦しめるすべてのことから守ってあげたいと、謎にハグしたくなります……。

ウシク、これで35歳(2026年1月現在)って……
本作のウジュ役は、クールで冷静がデフォルトなんですけど、ちょいちょいメリにだけ見せる照れウシク、にやけウシク、ぷんすかウシクが愛しすぎて。「後頭部が触りたくなるくらい、きれい」とメリにほめられたときのウジュの照れ加減というか、デレ加減というか、微妙に鼻につく色ボケ加減もひっくるめて国宝級だと思います♡

眼鏡ウシクもいいよね……
チェ・ウシクは、ぶつぶつ言いながらもメリを病院や自宅に連れて行くウジュの人としての優しさを、チョン・ソミンは、やけっぱちメリの物悲しさをユーモラスに表現しているのですが、その後の偽装夫婦としての嘘を隠し通すために、ああだこうだ言いあったり、抱き合ったり、なんなら「ここでカモフラージュでキスするの!?」と、息もぴったりの掛け合いを見せていきます。その様子は、熟練夫婦の餅つきを観ているかのよう。緩急つけつつ、独特のリズムで進むコンビネーショントークが小気味いい♪
中盤以降は、ウジュの態度の変化に注目を。それとともに物語が進むんですけど、同じくしてウジュ&メリのイチャラブシーンの割合も増えるので、ラブコメ好きな視聴者は後半もお楽しみに。
配信サイト
『私と結婚してくれますか?』
全12話
ディズニープラス スターで全話独占配信中
最後まで目が離せない!「契約結婚」をテーマにした韓国ドラマのポイント
契約結婚ならではのじれったくて甘い展開は、韓国ドラマだからこそ楽しめる魅力のひとつ。 偽りの関係から始まる恋の行方に、最後まで目が離せなくなります。胸キュンたっぷりのラブストーリーを楽しみたい人はもちろん、ひと味違った恋愛ドラマを探している人にもおすすめ!ぜひ気になる作品からチェックしてみてくださいね。
















































