韓国ドラマ大好き! なライターが、ぜひおすすめしたい作品を紹介する連載コラム。
平凡な女子大生の魂が宿ったロマンス小説の端役が、小説の男性主人公と一夜を過ごして繰り広げられる、異世界トリップ・ロマンス史劇『主役の初夜、私が奪っちゃいました』を紹介します。
CONTENTS
1.『主役の初夜、私が奪っちゃいました』作品概要

一夜を共にした翌朝のイ・ボン(オク・テギョン)とチャ・ソンチェク(ソヒョン)。
『主役の初夜、私が奪っちゃいました』
全12話
出演:ソヒョン、オク・テギョン、クォン・ハンソル、ソ・ボムジュン、チ・へウォンほか
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U-NEXTにて独占配信中
【あらすじ】
大好きな恋愛小説の脇役チャ・ソンチェク(ソヒョン)に憑依してしまった、平凡な女子大生の私。目立たず華麗な生活を満喫し、原作通り、主人公イ・ボン(オク・テギョン)とヒロインであるチョ・ウネ(クォン・ハンソル)の恋を見守るはずだった。しかし、酔った勢いでボンと一夜を過ごしてしまうという大失態を犯す。「初夜を過ごした男女は当然、婚姻すべきだ」と執拗に迫るボン。ソンチェクは物語を正そうと奮闘するが、冷酷だった彼の一途な想いに心は揺れ動き始め……。運命は少しずつ原作から外れていく。
2.少女時代・ソヒョン×2PM・テギョン、“戦友”タッグに注目
今回紹介する作品は、少女時代・ソヒョン×2PM・テギョンによるロマンスファンタジーです。ヒロインのソンチェクを演じるのは少女時代のソヒョン。そして、小説の主人公イ・ボンを2PMのオク・テギョンが務めます。
ところで、主演二人を名前を聞いて、なにか思い出しませんか? そう、少女時代のユナと2PMのイ・ジュノが主演を務めたドラマ『キング・ザ・ランド』ですよね~。爆発的な人気を博した『キング~』の二人と同じグループの別メンバーが共演する本作の主演のケミストリーは格別。少女時代と2PM、K-POP第二世代をけん引した人気グループだけに、二人の掛け合いも息ぴったりなんです。実際、『2025年KBS演技大賞』では、ミニシリーズ部門 女性・男性優秀賞、ベストカップル賞の3冠を獲得するほどでした。
というわけで、本作の見どころをピックアップ!

意図せず小説の世界にトリップしつつも、状況把握に努める順応力の高いソンチェク。

韓服がお似合いなテギョン。
3.“執着系恋愛ブルドーザー”に変身したテギョン
同名人気ウェブ漫画が原作の、小説の世界という異世界に転生して繰り広げられるロマンス史劇。ドラマ版では背景や時代の設定などはかなり味付けされていますが、物語のテンポの良さ、主人公の執着ぶり、イケメン度、キュン度は増量しております♡
散らかった部屋で、愛して止まない恋愛小説を読みふけっている平凡な女子大学生(ソヒョン/一人二役)は、ある日、突然、その小説の世界に入り込んで、脇役のソンチェク(ソヒョン)に憑依。その小説では、男性主人公のボン(オク・テギョン)と不遇な生い立ちのヒロイン・ウネ(クォン・ハンソル)が、悪役にイジワルをされながらも恋に落ちるのですが、女子大生がソンチェクに憑依したことで、物語の展開が変わってしまいます。
ある晩、ソンチェクは酒宴を開いて、“爆弾酒”を披露して泥酔。挙句の果てに、ボンと一夜を共にしてしまい……。
ここまでは、よくある“韓国ドラマあるある”。ですが、本作ではボン、というか、イケメンでたくましいボディのテギョンが、上着を脱いで肉体美を見せつけながら、「あなたのほうが積極的だった」「あなたが僕の初夜を奪ったのだから、婚姻するのが道理」と言って、ガンとして譲りません(笑)。ヒロインならいざ知らず、“初恋神話”ならぬ“初体験神話”を涼しい顔して、ゴリ押ししまくる男性主人公は、ちょっと記憶にないです(笑)。

こんな爽やかな姿なのに、中身は肉食かつ初体験神話を信奉しているチェリーボーイのボン。
みなさん、想像してみてください。
「おまえに初体験を奪われた!」と半裸で主張するテギョンを。会うたびに「結婚しろ!」とヒロインにがぶり寄る猪突猛進なテギョンを。ソンチェクの興味を引いた男全員に嫉妬の炎を燃やすテギョンを。
もう、“キュン♡”しかないですよね(笑)。

良家のお嬢様然としているソンチェク。でも、これもまたボンにあきらめてもらうための布石で……。
4.一周回って、逆に新鮮に感じられるレトロな愛情表現
ソンチェクへの愛情表現を惜しまないボンの愛を伝えるセリフと仕草にも注目です。
なんてたってボンは恋愛小説の主人公。歯の浮くような甘いセリフも、何の迷いもなく実践します。
「たった今、最高の宝物を得たんだ」
「狂った。チャ・ソンチェクに」
「私に似合うような女性主人公としての能力を見せてくれ。勝つためなら、何をしても全部許そう」

この顔で甘いセリフを吐かれた日には……。
などなど、聞いているだけで恥ずかしくなるセリフがズラリ。このようと書くと、「ボンって、そもそもチャラ男なんでしょ?」と思うかもしれませんが、基本的には心に傷を抱えた言葉少ななキャラクター。ソンチェクに愛を伝えるときだけ、饒舌になるという、どこまでも主人公仕様の人物です。演じたテギョンも「普段の自分だったら、絶対しないような表現が多かった」と振り返りインタビューで語っていたぐらい、ドロ甘セリフがゴロゴロ。照れるどころか、大真面目に言い切るテギョンの男気に惚れます。
そして、甘いのはセリフだけじゃありません。キスシーンもてんこもり! しかも、テギョンがひと昔前のトレンディドラマに出てくるようなキザ男のような演出をさせられているのが、逆に新鮮!
たとえば、ソンチェクを待たせる時、「すぐ戻るから、どこにも行かずにここで待ってて」と、彼女の額にデコピンをして離れるボン(笑)。城壁で二人がいい雰囲気になった時は、グイッと腕を掴んでワイルドに壁ドン……からの~アゴクイキスの古典的コンボ(笑)。ドンからキスまでの一連の動きが流れるように上手で、キュンとさせられると同時に、なぜか爆笑してしまうという、おもしろ魔法をかけてくれます(笑)。
韓服の着こなしも、乗馬や殺陣も、なんなら初体験シーンまで手練れ感を醸し出す、万能テギョンから目が離せなくなることでしょう。

こちらはライトな壁ドン。バージョン違い、あります。
対するソヒョンも負けていませんでした!
追い回してくるボンになんとか嫌われようと色々と試みる、ソンチェクの振り切れっぷりは素晴らしかった~。酔っぱらって爆弾酒を作る手際の良さには惚れ惚れしますし、ボンに人相書きまで出されてヒゲ面の庶民に男装して逃走したり、肥料たっぷりの畑で土まみれになりながら生のサツマイモをほおばるなど、両班のお嬢様とは思えない醜態をさらす姿が印象的でした。奮闘むなしく、ボンにはまるで通じませんでしたが、汚れまくったソンチェクを全肯定で受け入れ、ほめそやすボンの恋は盲目ぶり、執着ぶりが際立っていて、K-POP人気を盤石にするために尽力した、少女時代と2PMメンバーによる、阿吽の呼吸が感じられて最高でした!

凛とした姿のソンチェク。ボンに嫌われようと肥料にまみれる姿とのギャップは最高ですよ!
なお、ストーリー的にはライトノベルやマンガのような軽い展開でとても観やすく、ロマンスと時代劇、そして笑いの部分が絶妙なバランスをとっているロマンチック・ファンタジーに仕上がっています。あれこれ考えずに、「ちょっと息抜きしよっと」という感じで、気軽に楽しめる作品です。
ソンチェクは、本来のストーリーに修正し、元の世界に戻ることができるのか?
ボンは、本懐を遂げられるのか?
みなさん、本編でチェックしてくださいね!
ボンの執着とソンチェクの奮闘は、こちらで確認できますよ~。
『主役の初夜、私が奪っちゃいました』の視聴はこちら
































































