読めそうで読めないあの漢字、読めているはずだけど自信がないこの漢字。目についた今が、復習のチャンス!大人のための今更漢字力検定、第420回は「雪洞」の読み方です!
今日のお題【雪洞】
「雪洞」、正しく読めますか?
3月の桃の節句が大ヒントです!
■ヒント
「雪洞」の漢字の意味は
「小形のあんどん。火を覆う六角形の枠に紙を張り、それに脚と台座をつけたもの。(集英社『国語辞典』)[第3版]」
■使い方はこう!
「お雛様とお内裏様のうしろに小さな雪洞を飾った」
「雪洞を灯したときの柔らかい光が気に入っている」
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正解は……
■正解は…
正解は、「ぼんぼり」でした。
■ぼんぼりを飾る意味
雛人形はお雛様とお内裏様の結婚式を表現したもの。
いまのかたちになったのは江戸時代と言われています。
江戸時代の結婚式は夜に行われていたため、灯りとして雪洞(ぼんぼり)が必要で、それが雛人形にも反映されたのだとか。
夜の結婚式って幻想的で素敵ですね。
取材・文/高橋夏果