読めそうで読めないあの漢字、読めているはずだけど自信がないこの漢字。目についた今が、復習のチャンス!大人のための今更漢字力検定、第421回は「醴」の読み方です!
今日のお題【醴】
「醴」、正しく読めますか?
お正月や桃の節句に登場する「飲み物」です。
■ヒント
「醴」の漢字の意味は
「白米やもち米のかゆにこうじを入れて発酵させた甘い飲み物。または酒糟を溶かし砂糖を入れたもの。(集英社『国語辞典』)[第3版]」
■使い方はこう!
「健康のため、毎朝温かい醴を飲んでいる」
「子どもの頃はひな祭りに醴を飲んだよ」
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正解は……
■正解は…
正解は、「あまざけ」でした。
よく目にする漢字「甘酒」と意味は全く一緒です。
ちなみにひな祭りに飲む白酒と甘酒は、似ていますが別物だって知っていましたか?
どちらも米や米こうじが使われていますが、
白酒はアルコール分を含む大人の飲み物、
甘酒はノンアルコールで子どもも飲める物になります。(甘酒の中にはアルコールを含むものもあります)
冬に飲むイメージが強いですが、実は夏の風物詩。
俳句では甘酒が夏の季語として扱われています。
取材・文/高橋夏果