読めそうで読めないあの漢字、読めているはずだけど自信がないこの漢字。目についた今が、復習のチャンス!大人のための今更漢字力検定、第438回は「畏まる」の読み方です!
今日のお題【畏まる】
接客業の方はとくに使うかも!
同じ意味でこのほかに、漢字2つあります。
■ヒント
「畏まる」の漢字の意味は
「①慎んだ態度や姿勢をとる。恐れ入る。恐縮する。また特に、正座する。②相手を敬い、謹んでその言い付けに従う。承知する。(集英社『国語辞典』)[第3版]」
■使い方はこう!
「憧れの人を目の前にして、過度に畏まった言葉づかいになってしまった」
「『畏まりました』と答える時のお辞儀の角度は45度と教わった」
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正解は……
■正解は…
正解は、「かしこまる」でした。
■語源は「賢い」
「畏まる」の「かしこ」は、古語で賢いの意味を持つ「かしこし」から派生した言葉。
ちなみに神社のご祈祷で神主さんが「かしこみかしこみもうす」と言うのは、「恐れ多くも申し上げます」という意味。「かしこし」は恐れ多くもの意味も持っています。
取材・文/高橋夏果