おなじみの食パンも、何をのせ、どんなふうに食べるかで、美味しさも楽しさも倍増する。パン好きの料理家・小堀紀代美さん、ヘア&メイクアップアーティスト・中野明海さん、スタイリスト・斉藤くみさんの、とっておきの食パンアレンジ法とは?
ヘア&メイクアップアーティスト 中野明海さんの「マヨ紫蘇しらす」
「生きるために食べるものではなく、脳内に美味しい、楽しい風を吹かせたいときに食べるレシピです。食パン全体に3つ穴キャップのマヨネーズをしぼり(線の上にほどよい焦げ目がつくので、塗りのばさないこと!)、好きなだけしらすとせん切りした青じそをのせ、上からまた少しマヨネーズをかけてトースト。仕上げには、せん切りの青じそをたっぷりと」
お好みで白ごまをかけてもおいしいですよ
キユーピーのキユーピー マヨネーズ
限定品だった3つ穴キャップ。まんべんなく線描きできるところが好評を得て、2018年から定番化。350g ¥318/キユーピー お客様相談室
ヘア&メイクアップアーティスト
中野明海
AKEMI NAKANO 女優・モデルからの指名が後を絶たない人気者で、コスメや美容ツールの開発にも携わる。3月に新刊『妄想JUICYFRUITMAKE-UPSPECIAL』(宝島社)を上梓。
料理家 小堀紀代美さんの「グリークサラダ」
ギリシャの“夏のサラダ”を食パンにのせて。「私の料理教室での定番メニューです。食パンをトーストしたら、そのままさまし、無塩バターを塗って。その上に切ったパプリカやきゅうり、オリーブの実、トマトなどの生野菜とフェタチーズをのせて。黒こしょうやドライオレガノをふり、赤ワインヴィネガーとオリーブ油をたっぷりかけて召し上がれ」
毎朝食べるほどパンが好き。ときにはサラダ感覚で楽しんで
アルドイーノの赤ワインヴィネガー
イタリア・リグーリア州で1870年に創業したブランド発。「酸味がやわらかくて深みがあり、香りがふくよか」。250㎖ ¥1026/フードライナー
料理家
小堀紀代美
KIYOMI KOBORI 食材やスパイスのユニークな組み合わせで、一歩先ゆく料理を提案。大人気の料理教室「LIKE LIKE KITCHEN」も主宰する。インスタのアカウントは、@likelikekitchen
スタイリスト 斉藤くみさんの「トラヤあんスタンドのあんペースト×トラピストバター」
「食パンが大好きで、土日はそれを使ったメニューを必ず作ります。あんバターは、小豆の美味しさが際立つ濃厚さがありながら、甘すぎない『トラヤあんスタンド』のあんペーストに、コクとまろやかな塩けが魅力のトラピスト修道院のバターをのせて。ほかに大量に作ったボロネーゼにパルミジャーノをたっぷりのせたレシピもよく作ります」
ホットサンドにしても美味しい♡
トラヤあんスタンドのあんペースト[こしあん]
小豆、砂糖、寒天のみで作るシンプルなペースト。[黒砂糖とメープルシロップ]や期間限定の味も。155g ¥972/トラヤあんスタンド北青山店
スタイリスト
斉藤くみ
KUMI SAITO 「N.O.R.Cbytheline」のディレクターも務める。食材にも詳しく、業者を思わせる、ダイナミックな買いっぷりが話題。インスタのアカウントは@stylist_kumisaito_
撮影/清水奈緒 スタイリスト/曲田有子 調理/栗田茉林 取材・原文/広沢幸乃 構成/渡辺敦子〈BAILA〉 ※BAILA2021年5月号掲載
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