仕事終わりはもうヘロヘロ…。そんなときに食べたいのは、よそいきごはんじゃなくて、じんわりしみる手料理。パパッと作れるのにちゃんと洒落ていて、気分がアガる上に栄養バッチリ。そんなレシピを料理家 長谷川あかりさんに教えていただきました。今回は、だしを吸ったジューシートマトが最高な「鶏むね肉とトマトのだし煮」をご紹介します。
【鶏むね肉とトマトのだし煮】だしを吸ったジューシートマトが最高!
つるんとのどごしのいい、だし取りいらずのだし煮です
● 材料(2 人分)
鶏むね肉……小1枚(200g)
塩(下味)……小さじ1/4
片栗粉……大さじ1
トマト(ヘタを取る)……大1個
(A)
削り節……2g
みりん、塩……各小さじ1/2
水……300ml
ごま油……少々
大葉の千切り……適量
● 作り方
1.鶏肉は5㎜厚さのそぎ切りにし、下味の塩を振り、片栗粉をまぶす。
2.トマトを半分に切る。
3.フライパンに(A)を入れ、中火にかける。煮立ったらトマトを断面を下にして入れ、1を1枚ずつ入れる。再び煮立ったらふたをし、弱めの中火で5分煮る(2〜3分たったらトマトを裏返して断面を上にする)。
4.ふたを取り、再度トマトを裏返して断面を下にし、箸でつまんでトマトの皮を取り除く。トマトに煮汁をかけながら、弱火で1分煮る。
5.器に4を盛り、ごま油をたらし、大葉をのせる。
手間なし! 鍋の中で湯むき
「なんでもない日を幸せにする、シンプルで豊かなごはん」をテーマに、バイラ世代にも刺さるレシピを発信。管理栄養士の視点で栄養バランスも◎。@BAILAでの連載に加えて次号からは本誌での連載も!X(@akari_hasegawa)
撮影/須藤敬一 スタイリスト/中里真理子 調理/長谷川あかり 取材・原文/福山雅美 ※BAILA2024年11月号掲載