パートナーとの暮らしは楽しいけれど、お金にまつわる価値観が違うと地味にストレスがたまるもの。そこで今回は、不安・不満があるカップルのマネープランを深掘り。今回は、パートナーにお金のことを聞けない妻に、マネーライフから浮かび上がる“足りないもの”を専門家が分析&アドバイス!

ファイナンシャルプランナー
風呂内亜矢さん
身近なお金の話をわかりやすく発信。『9割が知らずに損してる! スマホ決済「超」入門』(青春出版社)など著書多数。

金融教育コンサルタント
上原千華子さん
金融教育家。心理学・脳科学を活用した独自メソッドを提供。著書に『ファイナンシャル・セラピー』(JMAM)がある。
家計の具体的な数字を聞けずに不安
夫・Dさん 36歳(公務員) 妻・Cさん 36歳(マスコミ系・営業)
結婚/4年目
預金/約400万(Cさん)、Dさん分は不明
投資/約2500万(Cさん)、Dさん分は不明

「自分の収入などを開示するのが嫌で、5年前に家のローンを組むまで相手の年収なども知りませんでした。私はお金の管理が苦手なので、ローンと貯蓄分を含めた生活費を共有口座に入れたらあとは経理経験のある彼におまかせ。口座残高や貯蓄状況は聞けば教えてくれると思うけれど、相手に丸投げしている分なんとなく聞きづらくて、私にとってはブラックボックス状態です」(Cさん)

【お悩み1】パートナーにお金のことを聞きにくい
私だったら自分が任されていることに外野からあれこれ言われたくないし、彼のほうがお金の知識もあるから嫌な気分にさせちゃう気がして、現状を聞けずにいます。
【Advice】共有口座の運営メンバーとして“一緒に守っていく”というマインドに
「共有口座は二人のお金ですから『聞くのは当然』というマインドに変えてほしいと思います。それは“干渉”ではなく、“一緒に守っていく”ということ。それに、パートナーは話したいタイプかもしれませんよね。『運営メンバーとして状況を把握したい』と宣言してみましょう。月1回、15分でもいいので口座の収支を共有する時間をつくることから始めてみては」(上原さん)
【お悩み2】お金をためることへのモチベの高め方や目標の立て方を知りたい
老後資金など夫婦としての目標の立て方がわかりません。色々シミュレーションが必要な気がしますが、お金の管理が苦手なのでモチベーションも上がりません。
【Advice】どんなライフスタイルをどこで送りたいのかイメージしてみて
「まず生活費の6カ月〜1年分を預貯金で確保した上で、老後の生活イメージや住みたいところなどの話をすると、モチベーションと目標金額が明確になってきます」(上原さん)、「今、旅行など好きなことに年間いくら支出しているかを計算して、そのライフスタイルを何歳まで続けたいかを整理してみると具体的な目標を立てやすくなります」(風呂内さん)

イラスト/コナガイ香 取材・原文/国分美由紀 ※BAILA2026年6月号掲載

BAILA編集部
30代の働く女性のためのメディア「BAILA」。ファッションを中心にメイク、ライフスタイルなど素敵な情報をWEBサイトで日々発信。プリント版は毎月28日頃発売。














































