「マッチングアプリの中のひと」として、YouTubeをはじめSNSで大活躍のとーまさん。恋に悩む女性の気持ちを受け入れ、男性心理を的確に分析して大人気! そんなとーまさんの「婚活相談」第16回。今回は、つきあっている彼と関係を断ち切るべきか悩む女性の相談にお答え!
「42歳・会計事務所勤務、独身。腐れ縁を切ったら何もなくなりそうで怖いです。」
「こんにちは。有希と申します。東京の私大を卒業して、会計事務所に就職しました。私は留学経験があり英語も話せます。今の仕事は職種的にはあまり興味がなかったのですが、結婚相手を探したい気持ちもあって働きはじめて20年たちます。
事務所勤務の女性は、みんな結婚して退職していきます。私もキラキラした後輩や熟練の先輩たちと競争しながら、社会人8年目でようやく会計士の彼ができました。
でもその彼とは2年つきあって別れて、またつきあって…を繰り返しています。彼が好きなのか、将来の安泰や見栄のために結婚したいのか、よくわからなくなっています。彼は頭がよくて仕事もできるのですがゲーマーで、約束もよくやぶります。
昔から、親には『稼いでくるいい男をつかまえてこい』といわれながら育ちました。その願望はありつつ、ガツガツしきれなかったのかもしれません。
大学時代の友達と会うと、自分だけ結婚していません。腐れ縁を断ち切ったら、この年齢で何もなくなりそうで怖いというのが本音です。
婚活アプリの中には色々出会いがありそうですが、年齢的に、収入のある男性と結婚するのは難しそうだし、この中で最年長だろうなと思うと使う気が起こりません」
「彼を失ったらどう思うか」「彼と一緒にいる自分は好きか」を考えてみて。
「有希さん、相談ありがとうございます。同じ職場で20年働き続けているのは、素晴らしいことですね。
さらに彼と出会い、2年つきあって別れてを繰り返してとなると、12年近くの仲になるのでしょうか。
そんな有希さんの相談が、彼との関係性を断ち切ったら何もなくなりそうで怖いということで、一緒に考えて解決していきましょう。
まずは、彼とのことについて『彼を好きなのか、将来の安泰や見栄のために結婚したいのか、よくわからなくなっています』とありますが、それは自然なことです。
10年以上一緒にいて、純粋に好きだと思い続けることは難しいので、今の気持ちはなんら不思議ではありません。
ただ、これだけは考えてみてほしいのが、
・彼を失ったとしたらどう思うのか?(他の方とも出会えることが前提)
・彼といる自分のことは好きか?
ということです。他の方とも出会えるけれど彼といたいと思える、そして、その彼といる自分自身が好きだな、と思えるのであれば、彼との関係を進めていくことを考えてほしいです。
もし、『あれ?違うかもしれない』と感じるのであれば、彼との関係性を一旦落ち着かせて、次のことも考えていかないといけません。
もう一度、勇気を出して結婚について話し合って。
どちらになったとしても気になるのは、それだけ彼と長く一緒にいるのだから、結婚の話や同棲の話などになったことはないのかということです。
一度あったけれど、そのときはお互いが違うと思ったのか、それともはぐらかされたのか、色々あるのかもしれませんが、一度がっつりと時間を作ってもらって向き合わないといけないのではと思いました。
結婚願望がなく、彼と一緒にいられたら満足ということであれば話し合いをしなくても問題ないと思いますが、有希さんはそうではないと思うので、勇気を出して時間を作り話し合いましょう。
42歳で最年長ということはありません。出会いは確実にあります!
相談の中で『婚活アプリの中には色々出会いがありそうですが、年齢的に、収入のある男性と結婚するのは難しそうだし、この中で最年長だろうなと思うと使う気が起こりません』とありますが、これは心配ないです。
アプリや結婚相談所によってイメージや特徴などはあると思いますが、42歳で最年長ということはありません。
婚活市場では、場合によっては男性は自分よりも年下の方を、女性は同世代の方を希望するという傾向もありますが、出会いは確実にあります。
出会いがあるからこそ、そこの部分は今よりも少しだけでも安心して、彼と向き合ってみてください。
彼とは長く続いている関係だからこそ、すごく不安だと思いますが、自分で動かしていかないとこれからも同じようなことの繰り返しなのです。
今回を機にぜひ勇気を出して、自分で自分のことを幸せにしていきましょう。
また何かあればいつでも相談してくださいね」
1992年生まれ、大分県出身。国内最大級のマッチングアプリ「タップル」を運営する会社で働く会社員。1000人の男女にインタビューした経験やマッチングアプリの運営で培ったノウハウを生かし、男性心理を的確に分析したYouTubeチャンネルが大人気。登録者数は約5.4万人(2022年9月現在)。