結婚5年以内の夫婦の住まいに、お邪魔します! 今回はコロナや転職を機に、湘南で二人暮らしスタートしたカップルのお家をご訪問。そこには、都心を離れたからこそ得られたゆとりあるスペースでの心地いい日常がありました。
コロナや転職を機に、互いの働き方や将来を話し合って、湘南で二人暮らしスタート
髙橋悠里さん(34歳・VASIC PR) 髙橋 響さん(29歳・会社員)
「人気の湘南エリアですが、特に憧れていたわけではないんです」と笑う髙橋悠里さん。都心で働く彼女と、茅ヶ崎の勤務先に車で通う夫の響さん、毎日通勤の必要がある二人にとって、いちばん便利な場所がここだった。出会いから十数年、遠距離での交際も経て一緒に住むことを決めたのは、コロナ禍でそれぞれが転職を決めたタイミング。「この先、お互いがしていきたいことをかなえられる住まいを探そう、と、よく話し合ったのを覚えています」と振り返る。風も光もたっぷり取り込むマンションは、都心では味わえないゆとりが素敵。家にいる時間=オフの時間だから、趣味をちりばめた部屋で、愛猫とともに「大きなソファに跡がつくほど」のんびりと過ごすのがいつものスタイルなのだそう。
♡HISTORY
2008年頃 アルバイト先のスキー場で出会い友達に
2018年 再会して交際。群馬⇄新潟など遠距離も経験
2020年5月 転職を機に、現在の家で同居
2021年9月 結婚
和室のリビングは二人のお気に入りで、遊びに来る友人たちからも好評。畳にじゅうたんを敷き、カウチつきソファを置く。押し入れは大きな色布でカバーし、落ち着く空間に
都心を離れたゆとりのあるスペースで、愛猫とオフの時間を大切にする暮らし
愛猫の碧(メス・9歳)は、悠里さんと一緒に群馬からお引っ越し。台所には響さんの地元新潟から送られたお米!
響さんの先輩が贈ってくれた手作りのダイニングテーブル。最近、家に植物を飾るのが楽しいと悠里さん。通勤中に買ってきたお気に入りの花屋「VOICE」の花をテーブルに
ダイニングの一角に置いたIKEAのアームチェア。悠里さんが趣味の編み物をするスペースだが、碧が独り占め
ブロックと板でDIYした棚には、響さんの趣味のLPや、悠里さんの集めた猫の絵本など、好きなものを並べて
「料理にはこだわらない」という二人だけど、台所の棚には、レトロなコーヒー挽きなど愛着のある道具たちが
ソファのサイドテーブルに置いたペアのマグカップは、スタイリスト佐藤佳菜子さんからの結婚祝い
◇DATA
マンション・賃貸・2LDK
撮影/須藤敬一 取材・原文/久保田梓美 ※BAILA2022年8月号掲載