コロナ禍で働き方や暮らし方が変わるなか、心地のいい日常を送っている先輩夫婦のお宅をご訪問。今回は、インテリアとアートが存分に楽しめる、郊外のコートハウスで職住一体の暮らしをしているお家をルームツアー。
インテリアとアートを存分に楽しめる郊外のコートハウスで職住一体の暮らし
田中恵実さん(28歳・フリーランスPR) 田中 遥(よう)さん(30歳・フリーランスPR)
結婚後まもなく、夫婦そろって会社を独立した田中恵実さんと遥さん。家探しで重視したのは場所の利便性よりも広さだったそう。「互いの持ち物が多かったのと、通勤の必要がなく、それぞれ家で仕事をするようになったのが理由です」と恵実さん。都心から約1時間の郊外型集合住宅は、2階建ての造りに20畳のリビングも魅力。遥さんがコレクションしている名品家具も、余白を生かしてディスプレイできる。夫婦でフロアを分けてデスクワークをし、ときには二人で同じプロジェクトに関わることも。オンとオフをゆるやかにつなぐスタイリッシュな空間の中心に、最近、新しい家族、ミーアキャットのマルムが加わった。
♡HISTORY
2019年8月 交際スタート
2021年3月 恵実さんの家で同居
2021年5月 結婚
2021年8月 夫婦ともに会社を独立。ほぼ同時に現在の家に入居
1階リビング、ソファに並んでNetflixを見るのが二人一緒の楽しみな習慣。部屋のあちこちに、夫の遥さんがこだわって選んだ名作家具をディスプレイ
2階の一室はファッション好きな二人の衣装部屋。遥さんの趣味のカメラ防湿庫も
生後2カ月のミーアキャット、マルム(メス)は田中家の話題の中心!
PACIFIC FURNITURE SERVICEが設計、SOLSOが植栽を手がけた集合賃貸住宅
恵実さんの仕事場は2階寝室。遥さんが選んだデスクはドレッサーも兼ねている
寝室に新しく導入したキャビネット。恵実さんの趣味の本などを収納している
◇DATA
一戸建て・賃貸・2LDK
撮影/須藤敬一 取材・原文/久保田梓美 ※BAILA2022年8月号掲載