婚活の場として主力になりつつあるマッチングアプリ。そこで重要なのがプロフィール。「いいね!」と思ってもらえなければマッチングは生まれない! 男性が見て、読んで、やりとりしたいと思う文章と写真を作るために気をつけるべきポイントを、婚活アプリの中の人とーまさん、婚活アプリで3カ月で結婚した杉村さん(仮名)、婚活アプリの赤ペン先生おとうふさんの天才3人が伝授!
読者のお悩み…
人となかなかマッチしない(37歳•エンジニア)
マッチしたのにメッセージにつながらなかった(36歳・教育)
プロフィール分を添削
よくあるプロフィール文を天才3人がチェックしていいポイント、ダメなポイントを解説。
【自己紹介】
自己紹介を御覧いただきありがとうございます。
東京の出版社で働いているアヤといいます。
3年付き合った彼氏に酷いフラレ方をしたので登録しました。少しトラウマです。笑
漫画を読むのが趣味です。『ONE PIECE』や『コジコジ』は大好きで何度も読み返しています!
休日は出かけることが多く、キャンプに行ったりジムで体を鍛えたりするのも好きです。
最近は資格取得のための勉強もしています。
将来のことを考えられる相手と素敵な出会いがあればいいなと思っています。
好みのタイプは甘えさせてくれる人、家事が得意な人、ケチじゃない人です。
しゃべっていると楽しいとよく言われます。メッセージから仲よくなれると嬉しいです!
添削1 長すぎない
「150〜300文字くらいが、最もマッチング率が高いです」(とーまさん)「男性は写真重視。プロフィールは減点がないか確認するために読む程度なので、短くまとめて、面倒くさそう感を与えないように!」(おとうふさん)
添削2 男性の愚痴や嫌な思い出は厳禁
【NG】
3年付き合った彼氏に酷いフラレ方をしたので登録しました。少しトラウマです。笑
↓
「男性不信ぎみな話を書くのはNG!これ、意外と書いちゃってる方が多いんです。“俺も言われちゃうかも?”と男性を警戒させてしまい、マッチングしづらくなる可能性があります」(おとうふさん)
添削3 趣味は少し深めに書く
【OK】
漫画を読むのが趣味です。『ONE PIECE』や『コジコジ』は大好きで何度も読み返しています!
↓
「たとえば“漫画が好き”とだけ書いていても、ジャンルがわからないと相手が話題にしにくいです。好きなタイトルやジャンルまでしっかり書き、話のとっかかりにしやすいように!」(とーまさん)
添削4 経済的、精神的自立をさりげにアピール
【OK】
休日は出かけることが多く、キャンプに行ったりジムで体を鍛えたりするのも好きです。
最近は資格取得のための勉強もしています。
↓
「“お金も心も男が支える”のが怖くて一歩踏み出せない男性は多数。仕事での頑張りや一人で完結する趣味などを書き、“男女関係なくお互い支え合うパートナー”感を出せる女子はモテます!」(おとうふさん)
添削5 「結婚できる相手を見つけたい」ことを書く
【OK】
将来のことを考えられる相手と素敵な出会いがあればいいなと思っています。
↓
「短い期間で婚活を終えるためには、結婚願望が高い相手と出会うことが重要。本気度が伝わるような文章を載せ、それで敬遠する相手は最初から来なくていいと割り切りました」(杉村さん)
添削6 好みのタイプを書きすぎない
【NG】
好みのタイプは甘えさせてくれる人、家事が得意な人、ケチじゃない人です。
↓
「自分をわかってもらいたいあまり、書きすぎに注意。この文だと、“ワガママ、家事をしたくない、金づかいが荒い”可能性が見えるので、当てはまる男性からも敬遠されるおそれが。書くならどうしても譲れないポイント1点まで!」(おとうふさん)
添削7 誘いやすくす文言を!
【OK】
しゃべっていると楽しいとよく言われます。メッセージから仲よくなれると嬉しいです!
↓
「私は写真の第一印象でとっつきにくく思われがちなんです。なので、“会ってみたいな”と思ってもらえるような文章をプロフィールに入れ、『いいね!』しやすくなるようにしました」(杉村さん)
プロフィール写真テク
男性は紹介文より写真を重視している人が多いそう。こんな写真を載せれば好印象になりやすい!
1枚目 ほほえみくらいが○
「1枚目はスワイプ中の男性の手を止めるための渾身写真を! 顔がわかりにくい100%笑顔より、写りが抜群にいいほほえみがおすすめ」(おとうふさん)
2枚目 普段の雰囲気がわかる写真を
「日常の様子を引きで撮ったものや趣味に特化している写真など、雰囲気がわかる写真も必ず入れておきましょう」(とーまさん)
3枚目 男性に選んでもらうとベスト!
「女性目線の“盛れてる”は、男性目線だとズレるケースも……。男性に一緒に選んでもらうと◎です」(とーまさん)
もっと本気な人へ! 天才のこっそりアドバイス
常に更新し続ける
「プロフィールによって出会える男性のタイプは変わります。試行錯誤してみてください!」(とーまさん)
「写真を婚活用ファッション→カジュアルに変えた途端、マッチする人のタイプがいい方向に変化しました」(おとうふさん)
「最初は何もわからなくて当然。やりながら修正することが大事」(杉村さん)
婚活アプリの中の人
とーまさん
マッチングアプリ「タップル」運営会社の社員。運営に関わって得た恋愛・婚活の知見を生かし、会社員恋愛YouTuberとしても活躍中。
婚活アプリで3カ月で結婚
杉村さん(仮名)
32歳で一念発起し「短期決戦、3カ月で60人と会う」と決めてアプリ登録。64人目に出会った年下の気が合う金融系ハイスペ男性と、見事成婚!
婚活アプリの赤ペン先生
おとうふさん
マッチングアプリプロフィール添削を仕事にする専門家。著書に『今すぐ!最高の彼に出会うためのマッチングアプリ恋愛術』(KADOKAWA)。
イラスト/描き子 取材・原文/東 美希 ※BAILA2023年2,3月合併号掲載