読めそうで読めないあの漢字、読めているはずだけど自信がないこの漢字。
目についた今が、復習のチャンス! 大人のための今更漢字力検定、第11回スタート!

今日のお題【縋る】。
「縋る」、正しく読めますか?
もちろん「せまる」ではありません。それは「迫る」です。
先に、雰囲気で読んで間違えそうなものを紹介します。
「これだ!」と思っていたそこのアナタ、間違っていますよ……!

二点しんにょうにつられて「たどる」と読みたくなるかもしれませんが、間違いです。
「たどる」は「辿る」と書くのが正しい。

そして「めぐる」も不正解。
さあ、「たどる」でも「めぐる」でもなければ「縋る」は何て読む?
ここで「縋る」の意味を確認しましょう。
■ヒント
①頼りとする人・物などにしっかりとつかまる。しがみつく。
②頼りとする。
(集英社『国語辞典』[第3版])
■使い方はこう!
「もうやることはすべってやったから、あとは神仏に縋るのみだ」
「縋るような目で助けを求めていた」
「なかなか内定が出ず、藁にも縋る思いでエントリーシートを書いた」
わかりましたか?
正解は……
↓↓↓
■正解は…

正解は、「すがる」 でした!
何気なく使う言葉ですが、漢字は知らなかった人も多いのでは?
この機会にぜひ、漢字でも読めるようにしましょう♪
取材・文/田畑紫陽子〈BAILA〉