BAILA世代が知っておきたいニュースキーワードをクイズ形式でご紹介。おうち時間が増えている今、知っているようで知らない時事ワードの意味をアップデートして、グローバルに視野を広げてみませんか?
第5回目の問題は「CGM」。ヒントは、誰もがきっと一度は参考にしたことがあるサイト。あなたはちゃんと説明できますか?
【答えはこちら!】
“CGM(Consumer Generated Media)とは、消費者が情報を発信・生成するメディアのこと。”
「日経キーワード2020-2021」(日経HR編集部)より引用
今はインターネットを利用して、消費者が自由に情報を発信できる時代です。世の中の消費者の声を聞く需要に加えて、TwitterやFacebookなどのSNS、ブログ、掲示板、口コミサイトなど投稿できる場所が増えたことにともない、インターネット上はただいまCGMの宝庫。クックパッド、Amazonのレビュー、Yahoo!知恵袋、食べログ、YouTube、ウィキペディア……これ、実は全部CGMなんです。消費者が参加することによって成り立つメディアであることが特徴で、役に立つ情報が多いほど消費者が集まりさらに情報量が増える好循環が生まれ、インターネットの双方向性を活かしながら発展しています。
人気のCGMにはこんな工夫が!
消費者が自発的に情報を発信したくなるような循環を生み出すために、多くの人が訪れるCGMには、使い勝手のよさやインセンティブ、公正な運営など、さまざまな工夫がされています。たとえば、2020年5月現在、約320万品のレシピが紹介され、日本で月間5800万人が利用している日本最大の料理レシピ紹介サイト「クックパッド」では、投稿されたレシピをユーザーが作ってレポートする「つくれぽ」という仕組みがありますよね。ユーザー間でコミュニケーションの生まれる仕組みを設けることで、サイトの活性化につなげているのです。
企業も注目している消費者の発信力。お互いの体験や知恵をシェアして助け合う消費者視点のメディアが今後もポジティブに広まっていくといいですね。
取材・文/佐久間知子