BAILA世代が知っておきたいニュースキーワードをクイズ形式でご紹介。おうち時間が増えている今、知っているようで知らない時事ワードの意味をアップデートして、グローバルに視野を広げてみませんか？
第6回目の問題は「ミレニアル世代」。ヒントは、BAILA読者とも深～い関係がある世代。あなたはちゃんと説明できますか？
【答えはこちら！】
“ミレニアル世代とは、米国のシンクタンク、ピュー・リサーチ・センターが定義した「1981～1996年に生まれた人々」を指す。”
「日経キーワード2020-2021」（日経HR編集部）より引用
「ミレニアル」は「千世紀の」という意味。2000年代に社会に出た、現在20代半ば～30代後半の年齢にあたる、まさにBAILA読者と重なる世代！ インターネットが普及した時代に育った最初の世代として「デジタルネイティブ」と呼ばれ、スマートフォンを使いこなし、目の前のつながりだけでなくSNSを通じたコミュニティも大切にする特徴があると言われています。また、金融危機や格差の拡大、気候変動などの厳しい社会環境の影響を受けた世代でもあるため、環境や社会問題、持続可能な開発目標（SDGs）の実現に関心が高い層としても注目されています。
「ミレニアル世代」は未来を期待される世代
2025年にはミレニアル世代が世界の労働人口の75％を占めると予想されています。自分らしさを大切にしつつ多様性を受け入れる価値観や、健康への意識の高さを持った層が労働力の中心となるのです。さらに、モノよりも旅行や何かを体験するコトを重視する消費傾向、それに伴ったSNSによる情報の共有など、新しい消費の形を持つミレニアル世代が将来の経済や消費活動を担うと期待されています。ちなみに、ミレニアル世代のさらに下の世代にあたるのが、小さな頃からインターネットやSNSが当たり前の環境で育った生粋のデジタルネイティブである「Z世代」。一緒に覚えておくといいでですね。
おしゃれ感度が高く知的好奇心いっぱいのBAILA読者世代が、今後ますます注目されて、新しい未来をつくっていくのが楽しみです。
取材・文／佐久間知子
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