読めそうで読めないあの漢字、読めているはずだけど自信がないこの漢字。目についた今が、復習のチャンス!大人のための今更漢字力検定、第292回は「蟋蟀」の読み方です!
今日のお題【蟋蟀】
「蟋蟀」、正しく読めますか?
最近、夜になると鳴き声を聞くあれです。
■ヒント
秋の風物詩、ずばり虫の名前です!
■使い方はこう!
「蟋蟀の鳴き声って、実は羽をこすり合わせて出しているんだって」
「中国を旅行したときに、蟋蟀相撲を見たことがある」
正解は……
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■正解は…
正解は、「こおろぎ」でした!
「蟋蟀」は「きりぎりす」と読ませることもあります。
むかしはコオロギのことをキリギリスと呼び、キリギリスのことをハタオリと呼んでいたのだそう。
有名な童謡『虫のこえ』では、歌詞の「きりぎりす」が途中で「こおろぎや」に変えられた経緯もあるのだとか。
ちょっと混乱してしまいそうですが、現在は文中に「蟋蟀」が出てきたら「こおろぎ」と読めば間違いなさそうです。
取材・文/星野美和