読めそうで読めないあの漢字、読めているはずだけど自信がないこの漢字。目についた今が、復習のチャンス!大人のための今更漢字力検定、第293回は「過る」の読み方です!
今日のお題【過る】
「過る」、正しく読めますか?
すぎる、と読みたくなってしまいますが、
「すぎる」の送り仮名は「過ぎる」なので違うんです。
■ヒント
「過る」の意味は
「通り過ぎる。横切る。(集英社『国語辞典』)[第3版]」
■使い方はこう!
「家の鍵をかけ忘れたかもという不安が頭を過る」
「散歩していたら、野良猫が目の前を過った」
正解は……
↓↓↓
■正解は…
正解は、「よぎる」でした!
「よぎる」は「過ぎる」と書かれることもありますが、正しくは「過る」。
送り仮名をみれば、「過(す)ぎる」と区別して読むことができますね。
取材・文/星野美和