読めそうで読めないあの漢字、読めているはずだけど自信がないこの漢字。目についた今が、復習のチャンス!大人のための今更漢字力検定、第382回は「懐炉」の読み方です!
今日のお題【懐炉】
「懐炉」、正しく読めますか?
あったか~くなる、アレのことです。
■ヒント
「懐炉」の意味は
「衣類の内側にいれて、体を温めるのに使う小型の器具。(集英社『国語辞典』)[第3版]」
かなりの大ヒント…!
■使い方はこう!
「コンビニで使い切りの懐炉を買ってポケットに忍ばせた」
「足の裏に貼るタイプの懐炉がないと、通勤の寒さに耐えられない」
↓↓↓
正解は……
■正解は…
正解は、「かいろ」でした!
■カイロは江戸時代からあった!?
「懐炉」の由来は、そのままの意味で「懐に入れる炉」。
むかしは温石(おんじゃく)と言って、温めた石を布などで包んで懐中に入れていたそう。
江戸時代には、木炭の粉末に灰を混ぜて容器の中で燃やすタイプの懐炉があったのだとか。
使い切りタイプが登場したのは40年以上前。いまや日本国内だけでなく海外でも愛用されていますね。
取材・文/高橋夏果