読めそうで読めないあの漢字、読めているはずだけど自信がないこの漢字。目についた今が、復習のチャンス!大人のための今更漢字力検定、第381回は「薺」の読み方です!
今日のお題【薺】
「薺」、正しく読めますか?
この時期によく耳にする植物の名前です。
■ヒント
「薺」の意味は
「アブラナ科の二年草。高さ10~40センチメートル。春に小さな白い花をつける。(中略)春の七草の一つ。(集英社『国語辞典』)[第3版]」
■使い方はこう!
「七草粥のために食用の薺を購入した」
「薺のことを子どもの頃はぺんぺん草と呼んでいた」
↓↓↓
正解は……
■正解は…
正解は、「なずな」でした!
■春の七草って?
春の七草とは、芹(せり)、薺(なずな)、御形(ごぎょう)、繁縷(はこべら)、仏の座(ほとけのざ)、菘(すずな)、蘿蔔(すずしろ)のことを言います。1年間の無病息災を願って、1月7日に七草粥にして食べます。
菘(すずな)はカブのこと、蘿蔔(すずしろ)はダイコンのこととされています。
薺(なずな)、御形(ごぎょう)、繁縷(はこべら)、仏の座(ほとけのざ)は春の野原でよく見る野草で、公園や道路の脇でも見かけることができます。
薺はぺんぺん草とも呼ばれます。子どもの頃これで遊んだ人も多いのでは。
取材・文/高橋夏果