読めそうで読めないあの漢字、読めているはずだけど自信がないこの漢字。目についた今が、復習のチャンス!大人のための今更漢字力検定、第561回は「擬き」の読み方です!
今日のお題【擬き】
似ているけれど本物ではないものを「○○き」と言います。
■ヒント
「擬き」の意味は・・・・・・
「(名詞に付いて)そのものに似ていること。似せて作ること。また、そのもの。まがい。(集英社『国語辞典』[第3版]より)」
■使い方はこう!
「梅擬きの酸っぱい実を食べた」
「大豆ミートは肉擬きとは思えないほど美味しい」
正解は……
↓↓↓
■正解は……
正解は……「もどき」でした!
○○もどき、って使いますよね。
例文でも上げましたが、「梅擬き」や「橘擬き」など植物の名前や、虫の名前にも「○○モドキ」とつくものがたくさんあります。
■ちなみに、これは読める?
正解は…「がんもどき」でした!
おでんの人気具材である“がんもどき”。
お肉を食べられないお坊さんのための精進料理で、もとは雁の肉に味を似せて作ったという説もあります。
取材・文/高橋夏果